ザ・ラーズ(The La's)は、イギリスのバンド。1986年、リヴァプールにて結成。
これまでにリリースされたアルバムは、たった1枚だが、イギリスにおけるギター・ポップに多大な影響を与えているバンド。
メンバーは、リー・メイヴァ-ス(G、Vo)とジョン・パワー(B、Vo)が中心で、他のメンバーは頻繁に交代した。
本格的に活動を開始したのが、1986年。スタジオでデモ音源を何曲か録音し、レコード・レーベルに売り込み、その中の 「Go!Discs」から1987年、シングル「ウェイ・アウト」をリリース。地元リヴァプールを基盤とし、地道なライヴ活動を行う。
今日の曲「ゼア・シー・ゴーズ(There She Goes)」は、1988年のセカンド・シングル。
評論家達からの賞賛とは裏腹に、セールス面では伸び悩んだ。
この曲を初めて聴いた時、まずイントロで、「おっ!いいね!」「1960年代の「The Byrds(ザ・バーズ)」とかの曲なのかな?」と思ったんですが(バーズは、アメリカのバンド)、なんと80年代のバンドだったとは、びっくりしました・・・。昨日のストレイ・キャッツが、ネオ・ロカビリーなら、このラーズの曲は、「ネオ・リヴァプール・サウンド」とでも言うんでしょうか?・・・。
映像は、PVのようですが、画質がちょっと悪い・・・。あえて、「古い映像のような作り」にしているという事もあるんでしょうが・・・。音は OK です。
ゼア・シー・ゴーズ~シングル・コレクション/ラーズ

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この曲をカヴァーしているアーティストは、シックスペンス・ノン・ザ・リッチャ-、ロビー・ウィリアムズ、ブー・ラドリーズ、ザ・ウォンバッツなど・・・。
では、また。