伊丹哲也(いたみ てつや)は、1958年5月25日生まれ。日本の歌手、シンガー・ソングライター。
1980年代前半に活動した「伊丹哲也 & Side By Side」のヴォーカル。
昨日、取り上げさせて頂いた世良さんに引き続き、その3年後の1980年、第19回ヤマハ・ポピュラーソング・コンテスト(ポプコン)で、グランプリを受賞し、同じく第11回世界歌謡祭に出場し、「街が泣いてた」でグランプリを受賞。同年、同曲でキャニオンからデビュー。
なお、19回ポプコンには「雅夢(がむ)」(フォーク・デュオ)も出場し、「愛はかげろう」で優秀曲賞を受賞している。また、その歌謡祭には、後に「Sailing」でグラミー賞の5部門を独占するクリストファー・クロスも出場し、「Mary Ann」で入賞している。
ヤマハのポプコンというのは、グランプリを獲得すると、世界歌謡祭に出場できるのと、レコード・デビューが約束されていたというコンテストでしたね・・・。受賞したアーティストの中には、「一発屋」も多く、悲しいかな「伊丹哲也 & Side By Side」もその部類に入ってしまうのかな?・・・。
しかし、この曲は、聴いた時、「ビビッ!と」来ました。「ウォーッ」とか言いながらレコード屋さんに行き、(何故か、私はレコードを買いに行く時、「熱血スポコン少年」みたいになってしまうんですが・・・。)買ってから、親しい友人宅を訪れ「これ、いいから聴いてみて!」と半ば、強制的にレコード・プレイヤーに乗せ、針を落とさせ聴かせたんですが、反応は、「んー・・・まぁ・・・いいね・・・。」でした・・・。
EPレコードのB面は、「WAW SAY TONIGHT」という曲ですが、これも渋くて良かった・・・。
1981年リリースのアルバム(CDは、1995年)、「TETSUYA ITAMI」に収録。
伊丹さんは、現在も活動中との事・・・。
日本の「男くさい」シンガーが続いていますが、まだ続きますので、どうぞご了承を・・・。
では、また。