ドン・ヘンリー ( Donald Hugh Henry ) は、1947年7月22日生まれ、アメリカ、テキサス州出身。 ドラマー、歌手。

 

 イーグルス解散後の、1982年からは、ソロ活動を開始している。

 

 1984年のシングル、「 The Boys of Summer 」 は、全米5位を記録し、グラミー賞のベスト・ロック・ヴォーカル ( 男性 ) 部門を受賞。

 

 1989年のアルバム、「 エンド・オブ・ジ・イノセンス ( The End of The Innocence ) 」 でも、同賞を受賞。

 

 今日は、このアルバムの中の曲、タイトル・ソングでもある、「 エンド・オブ・ジ・イノセンス 」 を。

 

 ピアノの気持ち良い音色で始まる、落ち着いた、いい曲です。

 

 作詞は、ドン・ヘンリー。 作曲、ブルース・ホーンスビーですね。

 

 「 Innocence 」 の意味は、「 純真・無邪気・無罪・潔白 」 などの意味があり、曲のタイトル 「The End of The Innocence」 を訳すと、「 無邪気 ( 潔白 ) でいる事の終わり 」 となる。

 

 何で終わるのか?・・・何で、終わらなければならないのか?・・・

 

 「 純真、無邪気 」 でいられる事は素晴らしいじゃないか?って、思うのに・・・

 

 歌詞の内容が、気になる所だと思いますので、和訳を少しだけ。

 

 戦争に行く前の若者の、大切な人 ( 彼女あるいは、奥さん ) に向けた、気持ちを詞にしている。

 

 

 「 だから、ベイビィ、一度だけキスをしてくれ

 

  そして、最後にじっくりと、顔を見せてくれ

 

  僕らがさよならを言う前に、

 

  君ができる最高のお守りを、捧げてくれ。

 

  でも、これで終わり。

 

  無邪気でいられるのも、これで終わりなんだ・・・。」

 

 おおざっぱに、抜粋してますが、こんな感じです。

 

 「 戦争に行く事 = 正義  では、無い。 」 という、メッセージが込められている歌だと思われます。

 

 ドン・ヘンリーは、最近は、ヴォーカリストとしての面の比重が、多くなっていて、ドラムを演奏するシーンは、ほとんど無いとの事。

 

 このアルバムの最後の曲 ( 10曲目 )、「 The Heart of The Matter 」 もいい曲だなー。

 

 

 

          では、また。

 

 追伸。 これを書いている今は、2020年6月29日。 実に11年前のブログ記事に書き足しています。

 

 この頃は、ブログを始めて間もない頃で、映像や動画を記事の中に織り込んでいませんでした。 だけど、この記事にアクセス頂いた方がいらっしゃるようなので、自分の記事を確認したところ、「あれ? 曲の映像が無いじゃん?」 ってなって。 で、「あ、そうだった・・・」 ってね。

 

 なので、アクセス頂いた方に感謝の気持ち、という事で、映像を取り込ませて頂きます。 削除されてしまうかもしれませんが。

 

 あ、あと、「ドン・ヘンリー」 の英語の綴りが間違っていました ・・・ 正しくは、「Don Henley」 ですね。 失礼しました。

 

 では、2曲ともにライヴ音源で。