今回の一時帰国の目的の一つである
『両親へ感謝の気持ちを行動にする旅』
の第1弾無事に行ってまいりました。
10月16日から二泊三日諏訪湖周辺の旅。
メインは17日の諏訪大社四社巡り。
去年の京都二泊三日の旅(その時のブログはこちらです)もとても意味深い両親との関係のステージが変わった旅でしたが、今回の旅も私の人生の想い出「殿堂入り」間違いない深い恩恵を受けた旅でした。
出発前から両親が遠足前の園児のようにワクワクしているのが言葉はなくてもビンビン伝わり、やはり親と言うのは何歳になってもどんな状況でも子供と何か楽しいことができることにワクワクするのだなぁ、って感じました。
妹が5年前に亡くなってからの母の変容は何度かブログにも記録しました。
地球上に存在する人は誰でも生まれた時からその環境で刷り込まれて、そのうち無意識にそれがその人の反応パターンになっていった『枠=制限』や『コントロール』などをいかに外していくというのは共通する課題だと思いますが、小さい頃からがっちがちの制限を虐げられてきた人生を送ってきた母にとっては、いくつ外しても何層にもなっているしつこい制限がまだまだあります。
今回の旅で少しでもその『制限』を解放しようと意図している母をこの旅行中に見ることができました。
誰でもそうだと思いますが、やはり日常生活の中よりも、リトリートのような特殊な環境に身を置いてリラックスした状態の時の方が解放しやすいですよね。
私の影響なのか、家を出てからもすぐ数字のメッセージが分かりやすく来ているのを母自身も気づくことができて、それを楽しんでいるのもよく分かりました。
諏訪に向かう時はとにかく8のメッセージがゾロ目や8を強化する形でのコンビネーションでどんなに鈍感な人でも気づくしかないくらいの重ね重ね頻繁に出てきたのには笑えてきました。
今回の旅全体を通しての体験の感想でもありますが、決してスムーズに何事も問題なく進行したのではなく、いつもなんだかポンコツな感じなのですが、見事に全員がそれを笑いに変えていたのがすっごい成長なんです。
去年の京都の旅もそうだったのですが、それがさらに強度を増しているのを実感しました。
高速に入るのに手間取ったり、ランチを食べる場所に辿り着くまでに右往左往したり。
でも、結果的に大爆笑が起り、最幸の状態になっていました。
ランチは、おいしいおそばをいただき、そのあと車を停めたところに足湯があったので足湯に浸かりながらおいしいソフトクリームを嬉しそうに頬張る老人二人が可愛すぎて萌えました。
宿につく前に、私がどうしても行ってみたかった元御射山神社にも行ってきました。
ここに辿り着くにもストレートについたわけではないのですが、結果的に色んな人と会話をするきっかけになりそれがこの旅の醍醐味の一つにもなっています。
元御射山神社は駐車したところから歩いて30分かかるので、両親には八島が原湿原でブラブラしてもらいました。
神社に行く道のりでは感じることがたくさんありました。
この日は意図したわけではないのですが、生前妹が愛用していたヨガパンツと何十年も前に妹がハワイのお土産で買ってきてくれた上着を着用していったんです。
ひとりで歩いているうちに、妹を強く感じ物質的には私一人なのですが、妹と一緒に歩いている感覚があり涙が流れてきました。
目の前には蜻蛉が道案内をしてくれるかのように飛んでいて、しばらくすると反対側から年配の(顔と雰囲気がそっくりだったので)姉妹が歩いてきてすれ違いました。
この絶妙なタイミングにまた涙が溢れてきました。
自然の中にひっそりとある神社なのですが、言葉にできないのですがとにかく呼ばれてきたんだなぁ、と感じました。
こちらは裏側
帰り道、一本道なのに違う道に出てしまったようでそれが分かっていたのに突き進んで行ったら頭に虫が止まりチクチクして(言葉ではないのですが)戻るように促されました。
これもなんだか不思議なんですけどね。
そしてお宿は上諏訪温泉『しんゆ』。
オーナーさんがジャズや西洋文化も好きなようで、とても和洋折衷な感じで落ち着く宿でした。ただ大浴場に露天風呂はなくて、露天風呂に入りたい場合はそれ専用のお部屋を予約しないと入れません。でもサウナと水風呂があったので大満足です。
ちょっと一回のブログでは長くなりますが、なかなかブログを書く時間が取れないので一気に書きます。
二日目17日はこの旅メインの諏訪大社四社巡りです。
宿が無料でバスツアーをしてくれるサービスがあるのでそれを利用しました。
朝9時20分に宿を出て12時40分戻りというコンパクトなツアー。
運転手さんがとても詳しくガイドもしてくれて、短い時間でポイントを押さえて情報をくれるし、移動中も歴史などの情報を音声で流してくれてとても良かったです。
上社から下社に移動する時に、諏訪湖から富士山が見えるポイントでも止まってくれました。天気が良くてはっきり富士山が見れて感動しました。
一社ずつの滞在時間が短くてあわただしさはありましたが、両親にはちょうどいい時間だったし、私も午後から学びを共にした仲間とキャッチアップしたかったので完璧なスケジュールでした。
下社の秋宮が最終地たったので、私は宿に戻らずここで仲間と待ち合わせにしました。
長野に住んでいるゆか里さん、白さんと、滋賀からわざわざ駆けつけてくれたあゆこちゃん。
もうあっという間の数時間でした。
ゆか里さんとは去年の一時帰国の時に3回も会う機会があったのですが、白さんとあゆこちゃんは初対面。
オンラインも良いけど、やっぱり直接会えるって本当に素敵。
みんな女神のような素敵な女性
ここで新しいニックネームをいただきました。
『歩く充電器』
なんか知らんけど、しっくり来て嬉しい。
これからもそれを心がけて、質のいい充電器を目指します。
あー、本当に楽しい時間ってなんでこんなに早く過ぎると感じるのだろう。
そして翌朝、朝食前に温泉に入る時に気づいたのが・・・・
両脇近くに左右二つずつ、まるで4つの御柱かのように丸いアザができていたんです。
かばんはキャリーバックと斜めがけができるタイプのハンドバックのみ。
リュックなどのように、脇に負担がかかるものはありませんでした。
それも丸いアザが二つずつで左右とも同じような間隔のアザだったんです。
そして痛くもかゆくもない。
摩訶不思議。
もうここまでですごく長いけど、一気に三日目行きます。
この日がもう超お試しの日だった。
天鷹神社の月次祭のボランティアに行った時に教えてもらった『万治の石仏』に行ってから黒曜石ミュージアムに行く予定でした。
まずは『万治の石仏』へ。
ここはある人によると宇宙のポータルと繋がるようなエネルギーがあるそうです。
本当に素晴らしいエネルギーを感じ頂いてきました。
そしてこの後、まさかの事態が起きました。
具体的な内容は書けないのですが、とにかく呆然とすることが起きました。
フリーズしました。
呆然としている間に被害が広がっていきました。
しばらくどうしたらこの状況をうまく片付けることができるか頭がフル回転していました。
そして覚悟を持って対処したこと、それを笑いに変えたことで物事は最悪の事態から、私の人生体験の「殿堂入り」になる体験となりました。
いかに自分がその状況をどう捉えてそれを生かしていくのかの超お試しを受けました。
一皮むけました。
『万治の石仏』は下社春宮の裏手側にあるのですが、なにかこの場所にご縁を感じざるを得ない感じでした。
そのあと無事、予定していた黒曜石ミュージアムへ。
子供の頃から、家族全員揃って何かの体験学習みたいなことをした記憶はないので(家族全員で出かけることはありましたけどね)、何か一緒にやりたいと思っていました。
そこで、『勾玉づくり』をしてみました。
既に勾玉の形の下絵が書いてある石をひたすら削ってつるつるにしていく体験です。
みんなそれぞれ性格が出て面白いなぁ、って感じました。
担当してくれたおばさんとちょっと雑談した流れから、歩いて30分くらいのところに『星くそ館』というところがあるらしく、平地だけど最後にちょっとした階段があるとのこと。
“階段”というキーワードに異常に反応する母親。
『歩いて30分で階段がある』ということは母にとっては行く場所ではないということ。
時間的にもちょっと難しいかなぁ…と諦めていたら、おばさんが何やら受付に走っていきました。
そしたらなんと特別に、車でそこまで連れて行ってくれるとのこと。
勾玉づくりの途中でしたが、おじさんの自家用車で関係者しか入れない林道を通ってサクッと車で連れて行ってくれました。
それも詳しいガイド付き。
星くそ館では、たぶん団体さんが来た時にしか見せないようなプロジェクター付きの説明も見せてくれました。(わざわざ関係者以外立ち入り禁止の扉の向こうのスイッチを押していましたから)
縄文時代にも強い興味と色んな繋がりを感じるので、面白い話がたくさん聞けました。
ちょっとした雑談から次に繋がることが多い今回の一時帰国。
人とお話をすることは好きだけど、井戸端会議みたいな社交が面倒くさいのと、群れない質が強い私だったので、超最低限の社交しかしてこなかった。
だから、今この雑談力を鍛えているような気がします。
自分で磨いて作った勾玉。
父は特に気に入ったようですぐにネックレスとして身につけていました。
これがまた意外だったので萌え萌えポイントでした。
今もお守りのように身につけています。
なによりも、子供のように楽しそうにしている両親の顔を見ることができた事が私の一番のご褒美でした。
来月の九州から北海度の旅の前に今月末に両親との旅第2弾をします。
両親が揃って一緒に動けるうちにできることをしたいと強く感じることができて実現している今回の旅。
これも辛いことや何層にもなっているブロックがあってもそれを学びと捉えて意識的に自主性を持って進んで行く意志を鍛えているご褒美として受け取れていると感じています。
他の人と比べる必要はなく、自分の人生を自分が納得できるように責任を持って動いていく。そして時には大いなるものに委ねる。
この絶妙なバランス力を鍛えながら、残りの日本滞在を楽しんでいきます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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