陰と陽の相反する両方を受け入れ統合し

固有性を生かした新しいものを生み出し育んでいく

しの(Shino)です。

 

 

先週から2,3回続けてひとりの4歳児と向き合うことになった。

昨日も彼を注意深く観察しコミュニケーションを取っていました。

 

 

彼は赤ちゃんの頃から感情が強く出る子だったようです。

これは当時この子に関わったスタッフから聞いたんだけどね。

 

彼はいつも不安と怒りに縛られているのは少し関わればすぐ分かります。

 

 

先週、いつものように輪になって数人の子供たちにクリスタルをシェアしていた時、この男の子は遠くから眺めていた。すでにとてもイライラしていて物を投げたり他の子供に当たり散らしていた。怒り(見た目はエンジェルなんだけど)

 

そうしたら突然、輪の中の一人の子が握っていたクリスタルを奪って投げてしまったの。

私はそんなこと初めてされたのでびっくりしたんだけどポーン、その後なぜかどこを探してもそのクリスタルは見つからなかった。

(ちなみに私のお気に入りのレッドジャスパーという石だった。お役目お疲れさまでした。)

 

 

彼のパターンだけど、感情が爆発して行動を起こし、注意をされたことでその行動に罪悪感を持って小さな殻にこもってしまう。

 

その殻から出るのは本人の意思でないと無理で誰にも開けられない。

誰がどんなに真っ当なことを言ったり、やさしくHUGしようとしてもそれを拒否しその殻は外から簡単に破れない。

 

そんなこと通じていたらそもそもこんな行動は起こさなくなるけどね。ニヤニヤ

 

 

 

このクリスタルを投げ捨てられた時、さすがに私もショックの後に怒りが出てきた。ムキー

以前だったらそこで私の感情を正義を振りかざしてその子にぶつけて怒っていたと思う。

 

自分の罪悪感を見つめることを何年もしてきているので、さすがにそれは回避できた。

中庸に戻る訓練の効果を奏したかな。(いつも素早くできるわけじゃないけどねニヤニヤ

 

 

そしてその子の話を聞くと、どうやらクリスタルを見ている輪の中に入りたかったよう。

そして投げて無くしてしまったことに罪悪感も持っていて、石を一緒に探してくれた。

見つからなくて残念だったけど、これにも意味付けをしておこう。真顔

 

 

 

この子の両親は本当にフレンドリーだし話の分かる両親です。

これはもちろんペルソナですけど、でも外から見た環境はごく一般の、いやとても恵まれた環境の家庭です。

 

 

こんな行動を起こすのは子育てが間違っているの?

 

 

これって短絡的ですよね。

 

 

 

環境も大切だけど、その子が生まれ持った気質の現れ方は親から受け継いでいるものだけとは限らない。もちろん同じDNAを持っていたり、環境が同じだと無意識で同じことをしていることもたくさんあります。でも現れ方はそれぞれ個性がある。

 

チャイルドケアで長く働いていると、“あんなに穏やかな親からどうしてこんなアグレッシブな行動をする子が出てくるんだろう・…”とか“あんなに豊かな環境なのにね…”っていうことよくあります。

 

 

同じ親でも兄弟で性格が全く違うこと、ましてや双子ちゃんでも違うことは珍しくないですしね。

 

こことても興味深い所ですよね。

 

 

彼はまだ4歳だけど、この年齢でも周りの人の気持ちや状況を感知する能力はもちろんあります。そして、罪悪感もこの年齢でも持っちゃうんですよね。

この罪悪感が強い子がより頑なになりやすい。

 

 

彼は自分が“正しいこと”をしていないと周りの反応から自覚はしているのです。

ただ感情がコントロールできないだけ。

それは抑えようとしちゃうから。

 

そもそも“すっごく欲しい”ものを素直に欲しいと言えない。

(“子供だから何を言っても許されるのに~“ってこんな年になるとついつい思っちゃうのですけどね。ニヤニヤでも、言っても手に入らないことが我慢できないんでしょうね。)

 

 

 

私たちはたとえ我が子でも完璧なコントロールや支配は出来ない。

そもそもこれって、「恐れ」「不安」から出てくることだしね。

恐れや不安があると、どうしても原因究明したくなるんです。

理由や答えを出して安心したいんです。人間の性です。

 

 

子供の感情に向き合うことも大切だけど、

それと同じくらい自分の感情に向き合うことが大切だと

私の経験上痛感しています。

 

 

 

自分を置き去りにしていては、我が子の本質の深い所に言葉は届かない。

子供に難しい言葉が理解できなくても、いや、できないからこそエネルギーで感知する能力は大きいのだと思います。

 

 

いわゆる世間がジャッジする“問題児”はセンサーが繊細過ぎるか鈍感すぎるかのどちらかに偏っていることが多いです。スペクトラム(自閉症)と診断されている子供たちも同じです。

 

ある程度社会に適応できているから西洋医学的に“診断”されていない場合でも、誰にでもこの繊細センサーが発動して生き辛いと感じている人多いと思います。

私もそうです。ぐすん

 

 

これって子供だけじゃなくて、パートナーとかどんな人間関係にも当てはまりますよね。

 

 

どんなコミュニティーや団体にでも所属すると、どうしても枠ができますので“自由な子育て”を心がけてもこの枠からは逃れることはできません。

 

生命の木では可能性の木星の次に制限の土星がきます。

 

私たちは肉体という既に枠(制限)を持って生きています。

これは言い換えれば『固有性』

 

そして家族という枠の中にいます。

コミュニティーという枠の中にいます。

地球という枠の中にいます。

 

この制限の中で想像性と創造性を使って小さな枠をどんどん大きくして可能性を大きくしていくのですよね。

 

水たまりの水紋が広がっていくような感じでね。

 

でもこれをするには陰陽のバランスがとれていないとうまく広がらない。

ポジティブだけとかネガティブだけではいびつな形になりきれいに広がらない。

 

そしてこれを知っているだけでも広がっていかない。

 

 

 

いつも子供の話の時に言及していますが、私は子供たちをサポートする立場ではありますが、本当に彼らからたくさんのことをリマインダーをしてもらえたり気付かされたりしてもらっています。🙏

 

 

子供に対して悩みを持っている方は、子供の評価で自分の価値が評価されているという思い込みをさっさと外していけると良いですね。

 

 

この世の中は“たまたま”の偶然で成り立っていてコントロールできない場所(マルクト)だと、私が学んでいる生命の木の先生はいつも言っています。

 

でも、現象をどのように捉え意味付けをしていくかは自分次第ですね。

 

魂の学びは一生続きます。

だから面白い。

 

 

これからも自己統合目指していきます。

 

自己統合について書いたブログはこちらから

 

 

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

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