こんばんは~。 ニットスペース えむです。
週末につかの間の梅雨の晴れ間。
ラッキー☆と思ったのですが、湿度の高さに気温が上がると見事なダル重状態。
早々とエアコンに逃げて編物教室開催となりました。
本日は3名様ご参加です。
Tさん、Nさん、Sさんです。
皆様この暑さを物ともせず(?)全員秋冬物を製作中です。
Tさん、まずはご主人様のメンズベスト、早く完成させたいところです。
身頃は前後とも完成されたので、早速肩はぎ作業。
完成~!と思ったら、あれっ!?
襟ぐりのくりがやけに深い。
うっかり、右と左を逆にはいでしまったのでした…
肩はぎをほどくのは目を落とす危険性が高いのでお手伝いしようと思ったのですが、Tさんご自身の力だけでやり遂げました!
何度も失敗してはやり直し、でしたがその度に自分で修復できる力をつけられたようです。
失敗してもちゃーんとそこから得るものはあるんですね!
まもなく脇のとじ作業も終了、次回は袖ぐりの拾い目に入ります。
今日は新しい糸も届いてモチベーション上がるTさんでした~。
ご自身のカーディガンを丁寧に編まれているNさん。
後ろ身頃がそでぐりの位置まで編めましたので、寸法確認。
ピッタリですね、さすがです!
今日はカーディガンとは別にご質問をいただきました。
パイナップル編みのケープ(円形)を本とは別の糸で編もうとしたら、土台の鎖編みだけでかなり長いものになってしまい、どうすればサイズ調節できますか?とのことでしたが…
まず、円編みの場合、糸が変わるとサイズ調節はかなり難しくなります。
最初にすることは、試し編みで一模様編んでみて、
・縦横のサイズは、本のものと比べてどのくらい違うか
・模様の出方は、期待した通りの風合いに仕上がっているか
などを確認した上で、細かい調節を行います。
針の号数を変えてみても良いですが、まずは試し編みが大事になる、とアドバイスさせていただきました。
勉強熱心なNさんなので、少しずついろんな事を覚えていかれると思います。
Sさん、初めての棒針編み、ガーター編みのマフラーがいよいよ完成です!
さっそく試着。今はかなり暑そうですね…
少しずつ棒針の扱いに慣れてこられているので、途中から編み目が揃ってきれいな編地になっています。
細かなトラブルに慌てることが減ってくれば、さらにいろんな作品にチャレンジできると思います。
…ということで、次回作品はガーター編みのセーターになりました。
minao先生の著書「はじめてでもキチンと編める基本のセーター」に掲載されている作品です。
とじはぎも少なく、なるべく難しい技法は避けてデザインされているので、Sさんも抵抗なく取り組まれると思います。
6月ももう終わり、本当に早いですね。
次回の編物教室は、7月2日(日)14時からとなります。
まぶしい日差しの季節が訪れます。
- 想い出のピーコ -
タイトル: 「傍若無人」