小6になり、「中学受験をしたい」と言い出した、小6Aさん。
「いやいや、無理でしょう！」
普通の大人の考えだと思います。
でも、それが自分の子で、本気でそう思っているとしたら・・・
何とかしてあげたいと思うのが、親ですよね。
指導者としては、結構きついですよ。
限られた時間、子供の能力、子供の精神面、家庭の持っている受験生としての常識感覚・・・
色々考えることがあります。
たとえば
「子供が昨日は24時まで学習した」
としましょう。
取り方は様々です。
うちの子もそうでしたが、小6のときは21時くらいには寝ていましたから。(うちの子は公立中です)
でも、↓の様な状況では、そうはいくはずもありません。
Aさん、うちに来る前に、某大手塾に数ヶ月通いました。
得られたものは・・・
残念ながら、ゼロに限りなく近いです。
計算一つとってみても、きつい・・・。
でも、やる気は感じました。
そんな状況でも、向かってきます。
聞いたわけではありませんが、Aさん夏休み中、受験勉強以外のことは全くしていません。
でも、それくらい出来なければ、小6の中盤から「中学入試をする」なんてことを、親として許すべきではないのかもしれません。中学入試はそんなに甘いものではありませんからね。
で、夏休みの30日を終えて
ここまで上達しました。(1箇所間違いがありますが・・・)
念のためお断りしておくと、小6になってから受験勉強はじめれば大丈夫ですよ！
なんてことを言いたいわけではありません。
普通の街塾、普通の小学生、もっと言えば普通の親御さんには無理です。
でも、歯を食いしばってきちんとついてくれば、ここまで伸びる可能性を子供は持っているということです。
Aさん、この夏で、受験勉強進め方、授業の受け方の基礎、受験生としての生活は完成しました。以前よりはるかに大人に近づきました。
でも、理科社会の知識の無さ、家庭学習の不正確さ、ひらがなの多さはこれからの課題です。
みて下さい↓
単子葉類、子葉は4枚・・・(涙)
この状態から、何とか間に合わせることが、私の仕事ですね。
くどいですが・・・
普通は無理ですよ。
受験勉強のスタート、後送りにすればするほど、子供の負担は増えますからね。
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