離陸準備完了〜 | 昔、卵巣がんだったことがあったような~(^^ゞ

昔、卵巣がんだったことがあったような~(^^ゞ

旧ブログ名は「卵巣がんでした~(T^T)→勝手に治った宣言v(^O^)/」
大学病院で卵巣腫瘍を切除
 →卵巣癌Ⅱc期ですと~ぉ(T^T)
 →もう一回手術~(T^T)
 →抗がん剤も~(T^T)
 →勝手に治った宣言v(^O^)/
 →めでたく終診\(^O^)/

先日、人生初のぎっくり腰に見舞われました。
やっちゃった瞬間、これが世にいうアレか、とまず思った自分に苦笑しましたが、
翌日には動けるようになって、1週間後にはほぼもとどおり。
人間の回復力ってすごいな、と思います。もう若くないね、とも思うけど^^

来年3月の大学病院婦人科卒業に向け、やっと転院先を決めてきました。
市民検診の機会などを利用していくつかのクリニックを訪ねており、
お願いするなら、ここか、あそこか、くらいには絞り込んであったのですが、
改めて具体的な転院相談に伺うと困り顔になる医師もいらして、結局何軒かはしごすることに。
婦人科を標榜しているクリニックならどこでも大丈夫かと簡単に考えていたのですが、
その過程でいろいろ医師側の事情も垣間見えたので、
そういうことならばこの先生か、と却ってよい選択をすることができたと思いました。
あとは、その先生宛に診療情報提供書を書いてもらうだけ~


今回お会いした医師の中に、臆病すぎるのかもしれないけれど、
ここまでの治療をした人を自分は引き受けることはできない、とおっしゃった先生がいました。
大学病院では、今後のフォローは1年毎のCA125測定だけでよいとのことですが、と返すと、
血液検査はできるけど、まだ5年だし再発の心配だってあるし、と。
そこまでお聞きして、ああ誠実な先生だなあ、と私は思いました。
マニュアルどおりのことだけやって、あとは知りません、というよりずっといい。

別の医師は、今年3月でCTでのフォローは終了で次の受診は1年後、と伝えると、
悪性腫瘍の症例は大学に集める方針になったから忙しいんだよね、と顔を曇らせ、
よければ今日エコーとマーカー採血していったら?、と提案してくださいました。
内心1年間隔は不安だったので、ぜひぜひとお願いしました。
しかも結果は電話で教えてもらえるとのこと。助かる~。

同じ「産科・婦人科」の看板を掲げていて、同じ医師免許を持っていて、
同じ内容の診療ならどこでも同じ料金で受けられることになっているのだけれど、
それぞれの医師がそれぞれの考え方で提供する診療サービスやその結果は、
実際にはかなり違ったものになる、というのが現実なのでしょうね。

県内で一番大きく、卵巣がんの症例数ランキングで上位の大学病院に通っていても、
がんを見逃されることがある、ということは身をもって経験済みです。
経過観察の間隔が2ヶ月でも、見つけてもらえたときにはⅡc期でした。
この先の受診先や間隔、検査内容をどんなふうにするのがよいのか、
という問いには明確な正解がありません。
こうしておけば大丈夫、と誰も言えないからこそ、自分で選んでいきたいと思っていました。
結果が思わしくないものになったとしても、
「医師のいうとおりにしていたのに!」と責任転嫁することのないように。