Ns.Saさんガンバル(Day10) | 昔、卵巣がんだったことがあったような~(^^ゞ

昔、卵巣がんだったことがあったような~(^^ゞ

旧ブログ名は「卵巣がんでした~(T^T)→勝手に治った宣言v(^O^)/」
大学病院で卵巣腫瘍を切除
 →卵巣癌Ⅱc期ですと~ぉ(T^T)
 →もう一回手術~(T^T)
 →抗がん剤も~(T^T)
 →勝手に治った宣言v(^O^)/
 →めでたく終診\(^O^)/

6:00 点灯 術後7日目。やっと1週間が経った。
着替え、リンパマッサージの後、洗面。

7:30 NDr.&SbDr.回診
キズの痛み、お腹の張り、むくみが心配~、と伝える。

7:50 朝食

8:50 朝回診
久しぶりに5人全員での回診。
なんだ、今日は入院中っぽい服になって・・・とザンネンそうなYoDr.。
今日抜鉤、と言われる。

9:00 Ns.Saさんやってくる。
後で呼ばれると思うから、と言われる。

10:00 処置室へ
中に入ると、Saさんが待っていてくれた。
あれ?処置室担当の看護師さんじゃないんだ、と言うと、
なんか忙しそうだから、私がやるね、とSaさん。

SgDr.がホチキスを外してくれる。
キズを見て「縫い目、キレイ!」とまた笑顔になる。
下のほうはそうでもないのだけれど、おへその上は鉤を抜くときかなり痛い。

先生、ホチトルっていうホチキスはずしの文房具知ってます?
ペンチみたいな形していて、針のセンターを挟むとM字に開いて抜けるの、
と言うと、今使ってるのと、ほぼ同じ構造ですね、とニコニコ。

例の絶対はがしてはいけないテープを貼りながら、
上のほう平らじゃないのは、そういう縫い方だから心配しないでね、と言う。
「コレ、きれいに1本線になるよ~」と満足気。

続いて、内診台へ。
台を上げたSaさんが、やっぱ、むくんでるね、と言う。
「内診しますよ~」というカーテンの向こうからの声が誰のものかわからなくて、
誰先生ですか~、とカーテンを上げてみる。声の主はODr.。
手術後しばらく姿を見なかったので、おひさしぶりです、と言うと、出張に行っていたのだそう。
お腹をぐいぐいと押す手が痛くて、いたたた・・・と声を出してしまう。
超音波の画像を見ているODr.に、全部取っちゃった後でも、何か見えるんですか、と訊くと、
「リンパ液がたまっているのが見えます」と教えてくれる。
どのくらい?と訊くと、左右それぞれ直径10cmくらい溜まってます、とのこと。
続けて、膣の奥のキズをチェックして、終了。

身支度して、北側の面談室へ移動。
ODr.より、手術の説明。

最初に、手術前にお願いしておいた採った子宮と卵巣の写真の複写をもらう。
癒着のため、手術時間が予定より長くなったこと。
出血は600mlほどあったが、自己血輸血で十分足りる量だったこと。
リンパ節が数個腫れていたこと。
炎症性のものか転移によるものかは病理の結果待ちになるとのこと。
どこのリンパ節が腫れていたのか、質問すると、
左側の骨盤内が1つ、あと傍大動脈リンパ節が数個、とのこと。
リンパ節転移があれば、ステージングがⅢ期になる、と言われたので、
「Ⅱ期でもⅢ期でも、今後の治療は変わらないんですよね」と確認する。
そうですね、やることは同じですね、とODr.。

初回の抗がん剤投与を受けてから退院するかどうか、と訊かれる。
先生からみて、私の体力が大丈夫そうなら、お願いします、と即答する。
早く始めれば、早く終わるし。

十分大丈夫だと思いますよ、とODr.。
ならば、週明け月曜日か火曜日にやりましょう、と言われる。
ただ、TC療法の場合は、病棟ではなく4階の外来化学療法センターで投与になる、とのことで、
ベッドの空きを確認しなければならない、と一旦部屋へ戻って待つ。

11:30 再度面談室へ
火曜日になりました、とODr.。続けて化学療法の説明を受ける。

タキソールとパラプラチンを21日毎に投与するタキソール・カルボプラチン療法を6クールとのこと。
事前にきいていたのと変更なし。
副作用としては
・食欲低下
・吐き気、嘔吐
・骨髄抑制
・手足のしびれ
・便秘
・脱毛
・肝機能障害
・アレルギー反応
・心筋梗塞
・筋肉痛
・アルコール不耐性
などがある、と言われる。

手足のしびれや痛みが長く続く、と聞いたんですけど、と言うと、
治療終了後も年単位で残る人が多い、とODr.。
細かい仕事ができなくなるの、イヤだなぁ。。。と言うと、
「ならば、タキソールをタキソテールに換えることもできます」と言われた。

タキソールとタキソテールの癌に対する効果はほぼ同等で、
副作用の種類が少し違っているとのこと。
タキソテールは手足のしびれや筋肉痛が出にくい代わりに、
骨髄抑制がタキソールより強く出る可能性があるのと、
むくみ、不整脈のリスクが少し高いらしい。

副作用で選んでもらって構わない、というODr.の言葉に、うーん、と悩んでしまう。
どっちかが髪の毛抜けない、とかだったら簡単だけど、どっちの副作用もイヤだもんー。

6クールの途中で変更してもいいので~、と言うODr.の顔を見ながら、
今は脚のむくみがひどいしなぁ、とくるくる考えて、
初回はタキソールで!と決める。

12:00 昼食
いろいろ考えてしまって、食べ物の味がよくわからない。

お腹が痛くて、トイレとベッドをいったりきたりしながら過ごす。
様子を見に来たNs.Saさんに座薬をお願いしてみる。
火曜日に栄養指導の予約入っていると聞いているんだけど、
その日は抗がん剤やることになったから、と、別の日に変更できるか確認してもらう。

14:00 シャワー
部屋に戻ったら、Ns.Saさんからメモが置いてあった。
「栄養指導は月曜日の9時か10時になります」とのこと。

15:00 座薬スタート
Saさんが勢いよくやってきて、じゃーっとカーテンを閉めてくれる。
「あ。自分で入れられるよ」と言う間もなく、キシロカインを準備するSaさん。
・・・そこまで準備してくれたならお願いします、と言わざるを得ない状況になる。。。

1時間ほど待ってみるが・・・16時ごろ不発に終わる...orz

16:00 夕回診
ODr.&SbDr.。
手術後にO先生に会った家族が、
「憔悴しきってたよ~、医者って大変だね~」、と言っていた、と伝えると、
いや、仕事ですから、とODr.。

手術直後に家族が撮っておいてくれた検体の写真の正体を教えてもらう。
デジカメのディスプレイを見ながら、
・・・これは、リンパ節、こっちは・・・大網、これが、子宮・・・
大網ってどのくらいの大きさなんですか、と訊いたら、
「広げるとこのくらい。あんまり見て気持ちのいいものじゃないから、
写真くらいがちょうどいいですよ」と笑われる。

16:30 Ns.Saさんやってくる
座薬不発を報告、ごめんね~、と謝る。

化学療法センターのオリエンテーション、月曜日の9時ね・・・と言った瞬間、
一人で勝手にがっくりするSaさん。
「栄養指導とダブルブッキングじゃん・・・」と落ち込む。

大丈夫?怒られたりする?と言うと、
・・・イヤ・・・でも・・・ガンバル・・・、と前向き。ガンバレ。

・・・と言いながら、
ジツは手術の後からリストバンドないんだけど、さ、と追い打ちをかける。
「え~、ずっとなかったの?切られた?」と言うので、
わかんないけど、手術終わった時、両方の手首にライン入ってたから、と言う。
うーん、うーん、とうなりはじめたSaさんに、
「わかった、今の聞かなかったことにして、明日の看護師さんにやってもらおう!」
と提案?すると、いや、聞いちゃったし・・・仕事残すと怒られるし。。。
とブツブツ言いながらナースステーションのほうへ行ってしまう。

17:00 リンパ浮腫外来のNs.Skさんやってくる
指示書と弾性着衣の発注書を持ってきてくれる。
外陰部のむくみが来たことを伝えると、その部分のマッサージ方法を教えてくれる。
ほとんど「コマネチ!」ポーズ。。。

17:10 1階の売店へ行く。
野菜ジュースといちごミルクを買ってみる。
病棟へ戻る途中、SbDr.とすれ違う。
手を振ったら、「おつかれさまです」と変なあいさつをされた。

部屋へ戻ると、ベッドテープルにリストバンドが貼りつけてある。その横に、メモ。
「栄養指導は月曜日の14時に変更になりました」とのこと。
Saさん、仕事やりきって帰ったのね、立派。
しかし・・・今日はSaさん何回私のベッドへ来てくれたんだろう。。。

18:00 夕食
下腹と外陰部のむくみが強くなってくる。夕方だからか?

19:00 卵巣癌治療ガイドラインを開く。
化学療法の項をもう一度読み直す。

20:00 カーテンを閉めて、コマネチマッサージをやってみる。

21:00 消灯