図形問題を出題するよ。

 

 

 

 

三角形ABCがあり、

AB=15、AC=9、∠ABC=θ、∠ACB=2θのとき、

三角形ABCの面積を求めよ。

 

 

シンキングタ~イム

 

 

中学生以下には解けそうもない問題ですね。

さて、どうしましょうかね。

 

 

AからBCへ垂線の足をH、長さhとしてみる。

 

hを三角関数を使って表す方法が左右2通り出来る。

sin(θ)=h/15 ⇒ h=15sin(θ) … (1)

sin(2θ)=h/9 ⇒ h=9sin(2θ)

より、

15sin(θ)=9sin(2θ)

5sin(θ)=3sin(2θ)

加法定理

sin(2θ)=2sin(θ)cos(θ)より、

5sin(θ)=6sin(θ)cos(θ)

θ≠0より、sin(θ)≠0なので、両辺をsin(θ)で割れ、

5=6cos(θ)

cos(θ)=5/6 … (2)

cos2(θ)=25/36

sin2(θ)+cos2(θ)=1より、

sin2(θ)=1-cos2(θ)となるので、

sin2(θ)=1-25/36=(36-25)/36=11/36

sin(θ)=√11/6 … (3)

(3)を(1)に代入すると、

h=5√11/2 … (4)

と高さhが求まりましたので、底辺BCを求めてみます。

cos(θ)=BH/15 ⇒ BH=15cos(θ)

cos(2θ)=HC/9 ⇒ HC=9cos(2θ)

より、

BC=15cos(θ)+9cos(2θ)

倍角の公式

cos(2θ)=2cos2(θ)-1

より、

BC=15cos(θ)+9×(2cos2(θ)-1)

(2)を代入すると、

=15×5/6+9×(2×25/36-1)

=75/6+9×(50/36-1)
=75/6+9×(25/18-1)
=75/6+9×(25-18)/18

=75/6+7/2

=(75+3×7)/6

=96/6

=16

よって、三角形ABCの面積Sは、

S=16×5√11/2÷2=20√11

 

答え 20√11

 

細く式変形しながら解いてみたが、なんか余計なことをしているような気がしなくもないので、別の解法を考えてみる。

 

正弦定理より、

16/sin(2θ)=9/sin(θ)=2R

16sin(θ)=9sin(2θ)

と同じ式にたどり着くので、2RのRは外接円の半径となることを考えてみると、

4S=abc/R

なので、三角形の3辺全ての長さが必要になるので、先の解法と同じことをすることになるので、正弦定理ではなさそうである。

 

解っているのは2辺の長さなので、

∠BAC=π-3θを利用して、二辺夾角で面積を求めることも出来る。

∠BAC=π-3θ

sin(π-3θ)=sin(3θ)

三倍角の公式

sin(3θ)=3sin(θ)-4sin3(θ)

より、

S=15×9×sin(3θ)/2=15×9×(3sin(θ)-4sin3(θ))/2

=135×(3sin(θ)-4sin3(θ))/2

=135sin(θ)(3-4sin2(θ))/2

(3)より、

=135×√11/6×(3-4×11/36)/2

=45√11/2×(3-44/36)/2

=45√11/2×((108-44)/36)/2

=45√11/2×(64/36)/2

=45√11/2×(16/9)/2

=20√11

 

まぁ、どれでもいいが、解けることが重要なんだろう。

 

 

ではでは