1975年、当時少年少女だった人たちは、
この腸捻転や腸捻転解消という言葉を記憶しているかもしれない。
腸捻転は医学用語ではあるが、今回はこの医学用語を比喩表現として使われた、
一大事件というか、当時の子どもたちにどんな影響を与えたのか、
1975年4月1日はまだ6歳だった私が記憶していることや、
新たに調べて解ったことを書いていくよ。
まず、腸捻転という医学用語がどんな比喩に使われたかというと、
本来あるべき姿とはボタンの掛け違いみたいな状況になっていたということで、
これを解消したのが1975年4月1日の出来事であり、
その日の前後、いった何が起こっていたのか、
当時の子どもたち目線で語っていく。
さて、何が腸捻転していたかというと、
大手新聞社とテレビ局の持つ放送ネットワークとの関係が腸捻転していたってことなんだ。
それは、現在のテレビ局の名称でいうと、TBSテレビとテレビ朝日の2つだ。
これらのテレビ局と新聞社の組み合わせを考えると、
TBSテレビは毎日放送であるから、毎日新聞社
テレビ朝日は朝日放送であるから、朝日新聞社
現代では腸捻転が解消されている状態だから、社名の通り問題はないだろう。
しかし、1975年4月1日以前は、ここがねじれていたんだ。
関東のテレビ局、
日本テレビ
ラジオ東京テレビ(現TBSテレビ)
フジテレビ
NETテレビ(日本教育テレビ・現テレビ朝日)
これが主要4局である。
しかし、関西では準キー局では、
毎日放送(MBS)
朝日放送(ABC)
関西テレビ放送(KTV)
読売テレビ放送(ytv)
という4局があって、東京で作られた番組を流すだけではなくて、大阪で作られた番組を流すということで、準キー局ということなんだ。
ここで、テレビのネットワークとして、それぞれを取り合う形だったのが、腸捻転解消前なんだ。
で、関西圏では、
MBSは、NET系ネットワークに、
ABCは、TBS系ネットワークに、
それぞれ属していたということなんだ。
なんでこんなややこしいことになっていたかというと、
昔のチャンネル番号を思い出して欲しい。
4CHが日本テレビ、6CHがTBSテレビ、8CHがフジテレビ、10CHがNETテレビ、
この順番は、1950年代に電波を取得した順番を意味している。
後発だったNETテレビは、高視聴率の番組を流して視聴者を獲得したいわけで、関西で強かったMBSをネットワークに入れることが出来たってこと。
また、ラジオ東京テレビはNETに付いていたってのもある。
つまり、今ではガチガチに結びついているものが、当時は取り合いというか、なんというか、番組単位、スポンサー単位、新聞資本、人脈などが結びついていたってことなんだろう。
これらを理解するキーワードとして、11PMという帯番組があった。
この番組は、日本テレビが月水金と大阪よみうりテレビが火木土、途中名古屋テレビが土曜日を担当していた時期もあったらしい。
「明日は東京日本テレビから、おやすみなさい。」
「明日は大阪よみうりテレビから、おやすみなさい。」
と番組終了時の挨拶がこんな感じで、大橋巨泉さん、愛川欽也さん、藤本義一さん、らが締めるんだよね。
これは、番組が制作局を跨いでいる例であり、腸捻転ではそもそもないんだが、当時のカオスな状態の一つであることも解る。
都道府県や更に細かな地域によっては、テレビのチャンネル数は異なっているから、何チャンネルでやっていたかってのは、その地域の人間にしか解らないことでもあるんだ。
ということで、関東と関西と二分して説明することにするが、これらはかなり曖昧な分類なので、正確かは怪しいと思って欲しい。
子どもたちは、特撮ヒーローに夢中だった時期、
ウルトラマンシリーズは、
レオが1994年4月~1995年3月、
80が1980年4月~1981年3月
仮面ライダーシリーズは、
Xが1974年2月~1974年10月、
アマゾンが1974年10月~1975年3月、
ストロンガーが1975年4月~1975年12月、
スカイライダーが1979年10月~1980年10月
腸捻転前(~1975年3月)
関東では、
ウルトラマンは円谷プロ制作・TBSテレビ、つまりTBS系列で放映
仮面ライダーは東映制作・NETテレビ、つまりテレビ朝日系列で放映
関西では、
ウルトラマンは円谷プロ制作・ABC(朝日放送)なのに、TBS系列で放映
仮面ライダーは東映制作・MBS(毎日放送)なのに、テレビ朝日系列で放映
腸捻転解消後(1975年4月~)
関東では、
ウルトラマンは80まで間を置くが、円谷プロ制作・TBSテレビ
仮面ライダーは東映制作・テレビ朝日系列
関西では、
ウルトラマンは円谷プロ制作・MBS(毎日放送)でTBS系列で放映
仮面ライダーは東映制作・ABC(朝日放送)でテレビ朝日系列で放映
と、書き出してみたが、どうにもこうにも混乱が収まった書き方にはなっていない。
腸捻転の解消後にウルトラシリーズは一旦空白期間があるので、そこはおいておくと、
関東の子どもたちは、テレビ朝日の10chで放送されていた仮面ライダーはアマゾンの後に、仮面ライダーライダーストロンガーが放送された。
しかし関西圏では、そうではなかったってことになる。
MBS(毎日放送)は4chで仮面ライダーアマゾンまで放送されていたが、ABC(朝日放送)は6chで仮面ライダーストロンガーが放送されたわけです。
これをAIのGeminiとChatGPTでそれぞれ同じ相談をしながら内容を詰めたんだが、本当にこれであってるのだろうか?
私は生まれも育ちも東京なので、関西のことは良く解らない。
しかし、ウルトラマンシリーズも仮面ライダーシリーズも、この腸捻転解消によってか、単に人気低迷だったのかまでは解らないが、特撮二大ヒーローの空白期間が出来てしまう。
そこを支えたのが戦隊ヒーローというジャンルであり、秘密戦隊ゴレンジャー、ジャッカー電撃隊と続くも、一旦空白が出来て、東映スパイダーマンを挟んで、バトルフィーバーJという流れでもあり、放送局は違うが忍者キャプターという東映制作の戦隊ヒーローも存在しているのである。
そのスーパー戦隊シリーズが、バトルフィーバーJ以降、空白期間を作らずに今まで続いていたが、終わってしまったという話しなんだよね。
ではでは