今日は思うところがあって、集合論について書いてみようかと思う。
高校ではやらないであろう集合論。
まずは、群・環・体ってなんだ?って話しから書こうかな。
例えば、有理数の四則演算を考える。
有理数には正も負も含んでいるので、加算だけで減算は考えなくて良い。
有理数+有理数=有理数
有理数×有理数=有理数
有理数÷有理数=有理数 ※但し割る数は0ではないとする
この状況になっているものを、体(たい)と呼ぶ。
なので、有理数は体なので、有理数体と呼ぶ。
例えば、整数も正も負も含んでいて、
整数+整数=整数
整数×整数=整数
整数÷整数=有理数 ※但し割る数は0ではないとする
となって、除法だけが整数にならないので、
こういう状況のものを、環(かん)と呼ぶ。
なので、整数は環なので、整数環と呼ぶ。
他にも、
加法が成り立つものを加法群、
乗法が成り立つものを乗法群、
群(ぐん)と呼ぶんだ。
さて、自然数、整数、有理数、無理数、複素数、
なんて小中高までで習っていくことになるのだが、
他にも、代数的数ってのがある。
代数的数ってのは、簡単に書くと
係数が有理数の有限個の項の1変数多項式の解になり得るもの。
となる。
逆にならないものを超越数と呼ぶんだけれども、
超越数で有名なものとして、円周率πやネイピア数eといったものがある。
さてさて、こんな数についていろいろと分類が進んでいくなか、
超越数かどうか解らない数ってのがある。
超越数のπやeが使われてはいるが、超越数かのどうか未解決の式をいくつかあげてみる。
e+π、e-π、eπ、e/π、π/e、πe、ee、ππ
面白いことに、πeの超越性は証明されていないのに、
eπの超越性は示されていたりする。
eπ=(-1)-i
とオイラーの等式から導けるので、
ゲルフォント=シュナイダーの定理で証明が出来るんだ。
例えば、e+πとeπの2つに着目すると、面白いことが起こる。
(x-e)(x-π)=0
という式を展開すると、
x2-(e+π)x+eπ=0
となって、当然解はeとπである。
eもπも超越数であるから、
e+πかeπのどちらか一方は超越数である。または、
e+πもeπもどちらも超越数である。となる。
これは、e+πかeπのどちらか一方が代数的数であれば、もう一方は超越数であることが確定するということなんだ。
まぁ、超越性の証明ってのは難しいし、自分も専門外、門外漢なんで、
なんとも言えないんだけれどもね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/超越数
ではでは