自作の図形変形パズルのネタバレを含みます。
初期値の図形は、3:4:5のピタゴラスの三角形からスタートです。
背景に大きく赤文字で書かれた数値は、図形の面積です。
つまり、黒丸から隣の黒丸までの距離は10に設定されているということです。
条件を満たす3点を正しい順番で選択すると、図形が変形されていく。
面積が丁度1000になりました。
このパズル、特に目的は明示されているわけでもなく、
操作方法すら明かしていない。
正しい選択、正しい条件を満たすと、図形が変形出来る。
ただそれだけである。
例えば、クエストとして、
面積900の正方形を作れ。
というものがあったとしたら、
1手で作れていることがわかるだろう。
例えば、クエストとして、
面積1000の凸多角形を作れ。
というものがあったとしたら、
上記のもので9手ということになる。
9手が最小手数かと言われると、まだわからない。
今回の画像では得点制になる前のツールで描いているが、
高得点になる条件もあったりする。
手数が少ないってことは最重要であり、
角数が少ないこと、
直角が多いこと、
対称性があること、
などなど、様々な条件がポイントとなっていく。
例えば、3×3の面積900となる正方形以外にも正方形を作ることが出来る。
ある条件を満たす操作をすると、外周が12だった長さを減らすことが出来たりもする。
正方形はこの3種類でコンプリートしていることもわかるだろう。
例えば、正方形を除く長方形を考えると、
のように、6種類でコンプリートである。
さて、ここまで載せてみたが、ある数の面積が出来ていないことがわかるだろうか。
面積700だ。
凹多角形であれば、作れることはわかるだろう。
作りたいのは面積700の凸多角形なのだ。
それが出来たら、新たなクエストのコンプリートとも言える。
今のところ700に近いのは、
716じゃ駄目なんだよなぁ。
そう言えば、正方形や長方形や菱形や平行四辺形を除いた台形ってのも出来ていない。
ああ、そう言えば台形が作れないことは証明済みだった。
パズルとしての構想や構造はほぼ完成している。
面積700の凸多角形が出来ていない状況で、
100の倍数の凸多角形をすべて作れ。
というクエストを打ち立てることが出来ないのだ。
私の性格上、作れるかわからないクエストを設定することは出来ないのだ。
なんとももどかしい。
とりあえず、テスト用にとJavascript版はネットにあげてある。
https://knife1968.hateblo.jp/entry/2021/01/28/173758
もし、面積700の凸多角形が出来たならば、画像を右クリックして保存して、
どこかのSNSにアップロードして、コメント頂けると幸いである。
出来ることならば、スマホゲームにしたい。
そうなると、すれ違い通信みたいなことや、
Xやインスタへのハッシュタグでの公開などなど、
誰かが作った図形の存在が顕になっていく。
例えば、先に示した面積1000の凸多角形なんてものは、
9手も掛かるので、ここにたどり着けるかってのは、
パズル発案者の私ですら、数年を費やしてしまったとも言える。
更に言えば、9手が最小手数なのかもなんとも言えない。
いっそのこと、解を探索するプログラムを書くことも出来なくはないのだが、
プログラミングで解を求めるのは、今回に限っては違うように思う。
このパズルが日の目をみることが出来るのだろうか。
そのためには何をすればいいのだろうか。
まずは、Unityで開発出来るようにすることだろうか。
この歳で新たなプログラミング言語に手を付けることになるのか。
ではでは