日ハムの北広島に建設中の新球場、ホームベースからバックネットまでの距離が公認野球規則の18.288mに満たないとのこと。
 


なんかいろいろとアホなのだけれども、以下、あくまでも私個人の意見です。

ファウルゾーンの広さって、キャッチャーフライになったときとか、後逸したときとか、ある程度は大事かとは思うのだが、そもそも球場のサイズってバラバラですよね。

例えば、ホームベースから両翼外野席までの距離も違えば、フェンスの高さも、球場ごとにまちまちである。

つまり、狭い球場もあれば広い球場もあるわけで、各チーム一番試合をする球場はホームグラウンドなわけで、仮に狭い球場ならばホームランが多く出るとも考えられるので、そのチームの選手のホームラン数では有利になるだろう。
しかし、ピッチャー目線で言えば、ホームランを打たれる確率が上がるので、ピッチャーにとっては不利ともなるわけです。

試合毎で見れば、その球場で試合をするということは、条件は両チームにとってみれば同じであるから、そこまで気にする必要があるのだろうか?

バックネットまでの距離が15mしかなかったら野球が出来なくなるわけでもないし、MLBの野球規則を参考にしてNPBの野球規則が作られたらしいけど、必ずしも60フィート(18.288m)必要ってわけではなくて、実際には望ましいくらいの規則にすぎない。

あと、設計する前に気が付かなかったのか?
などなど、いろいろと問題はあるんだろうけど、ファウルゾーンが狭いということは、観客からしてみると選手を間近に感じられるという点も大きいから、そういう意見が多かったのかもしれない。


95%完成しているならば、そのまま100%まで完成させても良いと思う。

規則通りにして、すべての球場の差異をなくすなんてのは馬鹿げている。

例えば、横浜スタジアムは、両翼94m、中堅118mと、野球規則の99.06m以上を満たしていない。
楽天生命パーク宮城は、両翼100.1m、中堅122mなので、横浜スタジアムとの両翼の差は、6mもある。

MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島は、左翼101m、右翼100m、中堅122mと非対称である。

MLBにしたって、両翼が同じではない球場はたくさんあるし、歪な形の球場もある。

ホームからバックネットまでの距離が15mしかなかったとしても、そこまで大きな問題なのでしょうかね。

もし、絶対に18mが必要だというのであれば、全体的に3メートルずらして、マウンド、各ベースの位置がずれ、外野が狭くなり、ファウルポールの位置が内側にずれることになるのだろう。

両翼は、1.5mくらい短くなり、野球規則は満たしていないことになるが、横浜スタジアムよりは広いのである。



ではでは