昨晩は、皆既月食でしたね。



一眼に210mmレンズを付けて手持ちで撮影しました。

トリミングはしましたが、色などの加工は一切していません。


さて、皆既月食でありながら、天王星食も同時に起きており、皆既月食中の惑星食としては442年ぶりだそうです。

日食、月食という言葉は聞いたことがあるかもしれないが、惑星食とはなんだろうか。

まず、日食も月食も同じだと思っている人がいるが、ちょっと違う。

日食は、太陽と地球の間に月があって、月によって太陽が隠される現象です。

月食は、太陽から射す光が地球に遮られて、月に光が当たらない現象です。

名前は似ていますが、天体が一直線に並ぶという意味では同じですが、位置関係が違います。

さて、これを踏まえて惑星食とはなんだろうか。

惑星が、地球から見て、太陽や月などの他の天体の裏側に位置する現象なのですが、惑星が見える時間帯というと、ほぼ夜に限られてしまうだろうから、何に隠されるかと言えば月に隠される訳です。

天王星は六等星とのことで、日常的に見つけることは難しいかと思われ、特に月に近い位置にあると、月の明かりで見えにくくなってしまう。

しかし、昨晩は皆既月食であったこともあって、天王星を見つけやすかったのと、月の真裏に天王星が位置し、地球から月が見えなくなるのと、地球の陰に入り太陽の光が届かず、天王星食ということです。

簡単にいうと、太陽、地球、月、天王星が一直線に並んだということです。

442年前というと、西暦1580年、皇紀2240年、天正8年6月15日で土星食だったそうです。

時代的には、織田信長が活躍していたころです。

当時の日本の暦は、陰暦で、月の満ち欠けがそのまま暦の月とリンクしていましたので、毎月15日が満月ということになります。

毎月1日を朔(ついたち)、月末を晦(つごもり)と表現することは、陰暦の名残りということですね。

また、天正8年は、閏月3月があった年で、1年が13ヶ月あったことになります。

因みに、ユリウス暦ならば1580年7月26日、グレゴリオ暦の改暦が1582年なので、グレゴリオ暦ならば1580年8月5日という逆算になる。
月がバラバラですねw。

次回、皆既月食と惑星食が同時に起こるのは、322年後とのことで、西暦2344年です。

暦はグレゴリオ暦のままなのか、新暦となっているのだろうか、そもそも人類は生存しているのだろうか。


こんな日に、日本が全国的に天候が良く、皆が月を見上げたということも、ある意味奇跡なのだろうか。

織田信長も、皆既月食を見たのだろうかなどと過去を妄想し、
更には未来を妄想したのであった。


昨晩はスマホで月を撮影している人が多かったかと思う。

月食は、結構な頻度ど起こる天体ショーですので、次回のためにちょっとしたカメラの知識を書いておく。

一眼とかを使って、マニュアルで撮影している人であれば、周知の事実なのですが、スマホでお手軽に月や月食を撮影したいと思っている人は多いだろう。

昨今のスマホのカメラアプリであれば、夜景モードとかが備わっていたりするので、夜景を綺麗に撮影出来たりしますが、天体を撮影しようというと、これは実は難しいのです。

出来るだけ大きく撮りたいからと、ピンチアウトして拡大したことでしょう。

そうなると、月の明かりは明るすぎて、光でぼやけた写真となってしまったことでしょう。

月食モードとか、日食モードなんてモードがあれば別ですが、おそらくはそんなニッチなモードは無いかなとは思う。

そういうときに使うのが、マニュアルモードです。



自動露出をオン/オフにしたり、月を長押ししてピントをロックしたり(オートフォーカス)、シャッタースピード(露出時間)、絞り、ISO、といった様々なパラメータを微調整していくことで、ちゃんと月食を捉えることは出来ます。

ピンチアウトして拡大しているので、手ブレがひどくなるので、手ブレ防止がついていればよいが、ついていないならばしっかりと脇をしめて撮影する必要が出てくるのと、タップで撮影になるので、音声入力などで撮影出来るのであれば、タップしない分、手ブレを抑えられるのではなかろうか。

そういうニッチなカメラアプリがあれば、もっと簡単に月食などを撮影出来るのだが、誰か作らないかなぁ。


ではでは