金田一が鰐部 鋭介の殺害を推理しましたね。

トリガーは風力発電の風車の低周波音による共鳴振動によるフラスコの落下、これによって元々やましいことがあった鰐部がパニックをおこし、渡り廊下側へ逃げて、3Fから1Fへ転落し、首の骨を折り死亡。

鰐部に割り振る部屋のフラスコの水を微調整し、
3F渡り廊下ドアの南京錠を切り、
鰐部に割り当てられた最初の部屋のお湯を出なくし、
3Fの部屋を割り振った人物。

これだけで殺人罪として立件するのは難しいんではないでしょうか。

もし鰐部が部屋にいなかったら、
もし鰐部がパニックを起こさなかったら、
もし鰐部が渡り廊下側へ逃げなかったら、
・・・

これでは確実に鰐部を転落死させることは難しいですよね。

金田一の言うとおり、全員にアリバイがありません。

動機に関しては、前回の記事で書いたことと特に変更はありません。




中神 深志を気絶させ、第二研究室の鍵を盗み、第二研究室を荒らした(緑川因子の手がかりを探した)のは、十中八九、財前 乙彦でしょう。



今回の、描写で気になった点を上げると、

金田一の推理の想像上なのだが、鰐部が廊下へ逃げるシーンのドアが、廊下側へ開いています。

これは、先週指摘した間取り図通りですが、実際に金田一と美雪が各部屋をまわるシーンでは、いずれの部屋においても、部屋側へ開く様に描いています。


谷瀬 あやねの服装が、最初の方と、最後の方で、コーディネートは同じなのですが、色柄が変化しています。

インナー:柄ものから黒無地
アウター:ストライプから白無地

この描写が正しいとするならば、着替えたということになるのですが、着替えなければいけない理由として、麻木根 司の殺害場所が水場なので、殺害に関与しているということにしたいのだろうか?

単に描写ミスだと考えたほうが無難かな。


鍵がぶら下がってる描写について、2カットありますが、最初の第二研究室の左の名札と、次の同じ場所の名札。

後の方でボイラー室と書いてあるが、どう見ても最初のカットではボイラー室には見えません。

更に、第一研究室がない。

もしかしたら、第一研究室が緑川元所長の使用していた研究室で、火災が起きてるから開かずの間にしたのか。

それと、繭が「あたしの第2研究所のカギがない!」と、第二研究室を第二研究所と言ってたりします。

まぁ、これは編集ミスなのかな。

それにしても、無尽藻という莫大な富を生む可能性のある研究にしては、セキュリティが甘すぎですね。

第三研究室の鍵を第三研究室で管理しているというのもおかしな話ですよね。




坂本龍馬の写真とメールについて、

差出人: midorikawa-lab@kodansha.co.jp
日付: 20XX 年 XX 月 XX 日
宛先: 緑川 繭
件名: 繭へ

なんでもわかっていると思う君に、お父さんからプレゼント

毎日四六時中、勉強机の上において見ていれば、

きっとわかるときが来るよ。


おそらくこれも、洞察問題なのでしょうね。

緑川父が自殺(殺害)される前日、つまり2年前の中学三年生である娘宛てに送ったメール。


まず私が気になったところは、毎日四六時中という表現と、坂本龍馬である。

四六時中という表現は、もともと二六時中だったものを、明治6年以降の24時法の普及によるものによる変化である。

グレゴリオ暦の導入時期も明治6年であるから、時期が被りますね。

毎日=365日
四六時中=4×6=24=1日
二六時中=2×6=12=1日


また、勉強机という表現も気になる。

学習机のほうが一般的な気もしないでもない。

電子メールという時代背景から、これをパソコンのデスクトップという意味で読み取れということなのかな?

だとすると、添付ファイルの坂本龍馬の画像ファイルを壁紙に設定することで、何かが起きる仕掛けでもあるのでしょうか。


上記メールを三行詩だとすると、一行目では「何でも知っている」としているのに、三行目では「わかるときがくる」と、今現在はわかっていないことを意味している。

なんでもわかっていると思う君とは、繭のことなのだろうか、それともそのままの言葉で全知全能の神でも指しているのだろうか。

勉強机の上というと、机上の空論ということばが思い浮かぶ。


まだ、ピースが足りていないのかな。