・賃貸家賃相場も全国的に上昇傾向
KNホームです。
世界的に物価高で毎月なにかしらの値段が上昇しています。
食品・何かしらの素材・人件費・燃料等々挙げればきりがない状態です。
不動産業界でも
新しく建築する建物関係を中心に強い影響を受けて価格が軒並み上昇していますが、
インボイス制度の導入(に向けた動き)・固定資産税の上昇、
物価高以外の要因も新たに発生しており、影響を受けにくいと考えられていた
賃貸関係の面でもその影響は当然のように表れているようです。
26日、不動産情報サイトアットホームさんが
全国主要都市の家賃等相場についてレポートを発表しました。
アットホーム調べ
「2023年4月 全国主要都市の「賃貸マンション・アパート」募集家賃動向」
(以降今回のレポートに合わせて「家賃」=家賃・管理費・共益費とします)
首都圏(一都三県)、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡 について、
賃貸が前年の同じ月と比べて上下しているかについての調査報告ですが
ほぼ全てのエリアで上昇しています。
1Kなどの単身者向けは価格があまり変わらず1%前後の上昇、
場所によっては下落しているエリアもありますが
ファミリー向けの物件50~70㎡の物件は上下幅が大きく
5%~10%上昇しているエリアもあります。
一番上昇幅が大きかったのは
大阪府の50~70㎡のマンション家賃相場で前年同月比12.4%の上昇でした。
家賃は4か月連続で上昇しているエリアもあり、
23区外の東京エリアと埼玉エリアは
2015年1月に記録した過去最高価格を更新しています。
様々な値上げによって賃貸を借りる側も貸す側も苦しい状況が続いていますが
新しく賃貸向けに建築された物件が登場して相場上昇の一因になるなど
主に海外の投資家の方の動きが最近注目を集めています。
金利の利上げなどで行き場のない海外の余剰資金が
利上げ幅の少ない日本に入ってきて、景気が良くなってくれるのが理想ですが、
好景気が一部の投資に頼ってしまうと
状況が変化したときにサッとお金が流れて行ってしまい
物価高を終えた時に
さらなる苦境に立たされる可能性もあるので中々難しいと考えられるところです。
苦しい中ですが
継続して上昇できる強い日本経済の一助になれるよう私も頑張りたいと思います。
引き続き情報を集めていきます。
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