・2022年の首都圏新築マンション平均価格が続伸
KNホームです。
昨今、世界的にいろいろな要因が発生し価格が上昇傾向にある不動産市場です。
ただ、つい昨日にはアメリカのほうで予定されていた金利上昇が
多少緩やかになることが発表されました。(金利上昇自体は継続)
発表されているさまざまな指標から
「問題となっている物価の高騰は思ったより早く落ち着くのではないか?」
という予想が立ったためと言われています。
早い人では「来年の5月くらいには金利は下落する」という発表を
出している人もいるそうです。
これからの先行きがまだまだ不透明な中ですが、
不動産経済研究所さんが2022年の新築分譲マンションの市場について
レポートを発表しました
株式会社不動産経済研究所
首都圏 新築分譲マンション市場動向 2022 年のまとめ
2022年度の新築分譲マンションの平均価格は前年度をさらに上回り
6,288万円と最高価格を更新しました。
資材高騰が影響しており、高騰分がマンション価格に上乗せになったことと
高くて建築するのを見合わせることで販売されるマンションの数が減った結果、
一部のマンションに需要が集中する形になり高額でも買われたことが
影響していると考えられています。
昨年度は年の後半になるにつれて、資材高騰から円安、金利上昇の憶測での動きなど不動産の需要が高くなる要素が段々と増えていきました。
都内で億を超えるマンションも続々と登場し高額になると
1部屋で11億を超える物件もあったそうです。
普通、金利が上昇すれば、毎月のローン支払価格の上昇を嫌って需要が下がります。
それを抑えるために売主も価格を下がるものなのですが
資材高騰や人件費高騰、円安の輸送費上昇や、
その他いろいろの要因でコストが増大し、
売主も価格を下げたくても下げられない状況です。
不動産平均価格が下がるのは、まだ先になるのではないかと思われます。
今年は年が明けてからいきなりの金利上昇のニュースなどで、
不動産価格が上昇する情報が多く市場に出回っています。
半面、不透明ですが世界情勢が落ち着きを取り戻したり、
アメリカの物価上昇が思ったより緩やかになったりと
価格下降のきっかけになりそうな点もいくつか見受けられます。
現段階ではどちらにでも向かう可能性があるので、
市場はまだまだ落ち着きを取り戻すには時間がかかりそうです
引き続き情報を集めていきたいと思います。