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最近世間では旅行業界への支援に注目が集まっています。
2年ほど前に「gotoトラベル」で一度実施されたことがありましたが
全国を対象とした観光需要喚起策として「全国旅行支援」という名前で
再度旅行者の方に補助金を出すことで、観光業への需要増加を促したいようです。
移動の足となる部分が盛況でも、
受け入れる先の箱が無ければ意味がないということで、
不動産業界でも全国旅行支援の開始に合うように、
各地で新しい宿泊施設の開業を発表・宣伝する動きが目立っています。
6日、住友不動産は羽田空港直結のホテル「住友不動産ホテルヴィラフォンテーヌ」
を22年12月21日に開業することを発表しました。
羽田エアポートガーデン 公式サイト
ホテルは第3ターミナル入口から歩いて3分ほどの位置に、
1500室ほどの規模を持つ大型ホテルです。
ターミナルからホテルまでは商業エリアも整備、
ホテル以外にも羽田空港の魅力を上げることに貢献する
大規模な複合商業エリアが新設されることになります。
空港を頻繁に利用する方には至近にホテルが建築されることで
飛行機の利用時間の選択肢も増えることが期待されるでしょう。
羽田空港という大きな商業区に大型ホテルが建つという大きなニュース以外でも
昨今は全国でホテルの開業が相次ぎ、
ホテルの新規オープンラッシュの様相を見せています。
高級リゾートホテルからビジネスホテルまで、
東京都だけでも昨年度は40・今年も40ほどのホテルが開業・開業予定です。
弊社の地元である春日部市も駅近くに今年２つのビジネスホテルが開業しています。
コロナからの観光業の需要の冷え込みにより、閉店が相次いでいたホテル事業も
既存店の閉店や資金作りのために手放される好立地の土地が売りに出される機会が
増えたことで国内企業・外資企業問わず多くの事業者が
土地の確保に乗り出しています。
最近の日本の地価は一部エリアを除いて下がり気味なので
全体的に見れば元気がないと言えます。
そういった中でもホテルなどの大規模な開発事業が成功例となることで
土地活用に好意的な視線が集まれば、店舗の閉店や事業撤退が各地で増えたとしても
そこに新しい建物が建ち、ビジネスが生まれるきっかけとなってくれるでしょう。
最近は株式相場は下落しており、
株以外の投資先として不動産に注目が集まっているという噂もあります。
これからの動きの話なので事実かは定かではありませんが、
今まで放置されていた建物や土地に再開発が促され
そこを中心として経済が活性化されることに期待しましょう。
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