Knホームです。
21日、株式会社東京カンテイさんが
中古マンションの価格について発表を出しました。
毎月のマンションの価格を70㎡換算価格で調査して
レポートにしてくださっている会社さんのデータです。
株式会社東京カンテイ 中古マンションレポート
いろいろな意見が飛び交いながらも上昇を続けるマンション価格、
都内の新宿付近などの一部エリアは1年前と比べると
16%近く上昇した場所もあるようです。
東京・神奈川・埼玉・千葉などの首都圏のマンション価格は
前月比0.1%上昇し、これで14か月連続で上昇を記録しているとのこと。
ただ、上昇率自体は小さくなっているそうです。
===============================
資材価格の高騰により新築の価格が上昇することに釣られて、
中古の物件も価格が上昇を続けてきました。しかし、そろそろ木材については
状況が変わるのではないかという意見も見られるようになってきています。
例えば東京湾の6月末の輸入木製品の在庫が19万㎡と今年の最高数を超える数が
輸入されたそうです。木材以外にも高騰している品物が多数あるので、
すぐに価格に変化がみられるというわけではありませんが、そろそろ価格上昇に
落ち着きが見られる時期に差し掛かろうとしているように思えます。
これからは世の中のお金の流れが変わる節目の時期と捉えられています。
コロナの影響を強く受けていた今までのいわゆる「巣ごもり需要」から、
旅行や外食などの外向きの分野へと需要が変化する予想が多く聞かれます。
特に旅行・外食需要は今まで我慢が続いた分、
お金が流れだしたら反動がついて一気に上昇することになるでしょう。
コロナが落ち着くのは歓迎すべきことですが、
需要の増減がジェットコースターのように激しく変化し、
予定を立てている人たちは市場の変化に振り回される危険性もありそうです。
すべてが落ち着くまではまだ時間がかかるでしょうから、
予想が外れてもいったん落ち着いて、我慢が必要な期間が来る可能性があることも
考えておきましょう。
マンション購入・売却の相談はKnホームにお任せください!