Knホームです。
ウイルスの影響を嫌い、自宅で過ごす人が多くいます。
自宅にいる時間が増えたことで、長く過ごす空間を快適にしたり、
時間がなくて放っていた箇所の修理に目を向けるなどの動きを追い風に
リフォーム市場は需要が増加、規模が大きくなってきました。
しかしそろそろ、流れが変わる時期が来たのかもしれません。
株式会社 矢野経済研究所さんは13日、2022年度の住宅リフォーム市場が
前年比マイナスになる予想を発表しました。
株式会社 矢野経済研究所 2022年住宅リフォーム市場の展望と戦略
去年までは在宅時間が長引くことで自宅でより良い時間を過ごしたいという
需要が増えリフォーム(市場)には高い関心が寄せられていました。
しかし今年は観光支援策の「全国旅行支援」等
観光業の需要増加を目指した政策が再始動するなど
観光・外食などの復活を目指した動きが増えています。
需要が変化することで、いままで自宅の中で循環していたお金が
元気がなかった旅行や外食など外側の業界に向かうようになるだろうという
予想です。
市場が正常な流れに戻るにはまだいくつもクリアしないといけない課題があります。
去年まではコロナという特例によって需要が増える業界もあれば
減る業界もありました。リフォーム市場は増加自体は喜ぶべきことではありますが、それがあくまで「特例」だということを考えれば長く仕事を続けていく上で、
世の中の流れが正常に戻った上で、
成長していけるような仕組みを作らないといけません。
そろそろ企業にせよ個人にせよ目標を組み立てるうえで、
そういう視点をするべき時期になり始めているということでしょう。
引き続き各市場の将来予想・結果の公表する数字に注目が集まります。