Knホームです。
すでに各報道機関で連日報道されるようになっています。
「夏の電気使用量・料金」についてです。
使用量は発電量がぎりぎりで逼迫しており、計画停電の可能性があること
料金については資源高騰により次々と値上げがされていること
今年の夏は様々な意味で電気の需要と供給がぎりぎりであることが
伝えられています。その点について大阪の不動産会社さんがアンケートを行い
一戸建てを所有している方に対しての調査結果が21日に発表されました。
株式会社南勝「家の電気代に関する調査」youtube不動産調べ
現在一戸建てに居住中の25歳~45歳までの1,254人を対象にしたアンケートで
電気代が高くなったと思うかどうかについて
「とても思う」33.7% 「なんとなく思う」36.8%と
「増えた」と思う回答が合計70.5%
「あまり思わない」18.6% 「まったく思わない」3.7%と
「変わらない」と思う回答が22.3%
「わからない」が7.1%
と、以前よりも電気代が高くなったと思う人が7割を超えることがわかりました。
「増えた」と思う人に、電気代が高くなったと思う理由を尋ねると
「リビング階段がある」「単に無駄遣いした」
「大きな窓がある」「吹き抜けがある」
と、冷暖房の効きに影響を与えるであろう、
1部屋が広い部分を強調する意見が多くみられました。
逆に「変わらない」と回答した人に電気代が変わらなかった理由と尋ねると
「窓ガラスが2重または2重サッシ」「高断熱高気密の家に住んでいる」
「まめに節電している」
と、家の機能性が高い点を理由として挙げる意見が多くみられました。
今年の夏は注意喚起が多く、色々な意見が耳に入っているかと思います。
不動産関係で一番多く聞かれるのは「エアコンの在庫がない」ということです。
一番需要が生まれるせっかくの夏ですが、海外事情により部品の1つである
「半導体」の生産が激減しており価格を上げざるを得ないという段階を
さらにこえて、そもそも生産ができないという事態にまで陥っています。
弊社も管理物件のエアコンが不調で修理をお願いする問い合わせを
つい先日受けましたが「なんとかぎりぎり在庫がありました」という
部品メーカーからの回答をその際に受けています。
「この夏中に再度問い合わせを受けた場合、部品がない可能性のほうが高い」
とも言われました。
賃貸物件はエアコンを設備として導入する物件が増えていますが
今年新築として貸し出される賃貸物件の場合、もしかしたらエアコンについては
要相談という事態になる可能性もありそうです。
家電市場でも新品エアコンを購入する際は「在庫がないので検討はお早めに」
と販売員さんに強調されたり新品が見当たらないのでやむなく
中古のエアコンを導入したりする企業が増えていると聞いています。
各企業はあの手この手を打ち出して自分たちの市場について、
世界の情勢が影響を感じないように手を尽くしてきましたがそろそろ本当に
「物がそもそも存在しないのでどうにもならない」という状況を
目にせざるを得ない箇所が出てくるかもしれません。
自宅の家電製品の挙動にちょっと不安を覚えている人は真夏の暑い時期が来る前に、早めの買い替えなどの決断を下したほうが良いかと思われます。
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