Knホームです。
お家を買う時に一番目が行くのはまず「金額」になります。
そして現地を見に行ってお家の「外壁」や中の「設備」などを見学して、
「よし気に入った!」となれば購入、そこに住み始めることになります。
これが物件を購入する際に皆さんが通常沿う形になる流れとなります。
しかし、しばらく経つと
「あれ…思っていたのと違う…。」
と思い始める悪い箇所が出てき始めるものです。
それが耐えられないくらいに大きくなってしまうと、
最悪、不動産を売却・引っ越しという形になってしまいます。
その「悪い箇所」になる部分で、一番大きく、
そして住み始めるまでにまったくわからないモノの中で
最も上位となる理由に挙げられるものが
「周辺住民の方とのトラブル」です。
※イメージ画像
「家の前の道が細いのに、
隣の家の人が自宅の前にいつも車をはみ出して止めていて交通の邪魔」
「家が問題ないと思って入居したら夜に騒音を出す家がすぐ目の前に」
など、思わぬトラブルを恐れて
多くの方が物件の購入前には周辺に問題が起こらないかどうかを知りたがります。
しかし、残念ながらこれらの確認というのは不可能に近いものです。
問題のある部分の確認とは言っても
人は誰かの目があるうちはそういった行動を普通は取りません。
近所の人がにこやかに挨拶をしてくれる人ばかりだから大丈夫だと思っても
人目がつきにくい箇所では実は…という場合もありますし、
トラブルを起こす可能性があっても、
単純に自分の行動が問題になると思っていない(知らない)場合
というのもあります。
そういったわけで
皆さんが高い関心を寄せながらも実態を前もって確認しにくい
「周辺住民の方とのトラブルの可能性」ですが
問題を起こしそうな人がいるかどうかの確認の指標として
一つ、意外と確認しておくと良いものがあります。
それは「最寄りのゴミ置き場」です。
現在のゴミ置き場は、アパートやマンションなどの集合住宅以外、
地域にもよるようですが、だいたいの場合は近隣の人が加入する
「自治会」が管理するものになります。
写真は春日部市の物ですが
現在のゴミ捨て場は色付きのネットでわかりやすくなっており
自分が見学する物件の近くの道路を見れば、すぐに見つけることが可能です。
このゴミ捨て場の状態を見ることによって、近隣の人の常識の度合いや
周辺の環境の配慮に関心があるかどうかの具合を感じることができます。
ほとんどの場合は網のネットも清潔に保たれていて、
関心するものだとキレイに畳まれて保管されていたりします。
通行の人の妨げにならないようにしている場合もあれば
囲いをわざわざ作っているものまで、多様な様子を見ることができます。
ネットは申請すれば役場からもらうことができますが、
それ以外のヒモや金具・囲いといったものは
すべてそこを利用している住民の方が自分達で作ったものになります。
そこのゴミ捨て場を利用する近隣の方は周辺への配慮ができる人です。
問題が起こる可能性は少ないと考えることができるでしょう。
逆に経年劣化以外にネットがボロボロになっていたり、
ゴミが散乱していたり、
回収してもらえずに、何か月も置きっぱなしになって
汚れが目立つ粗大ごみが放置されているゴミ置き場などは要注意です。
ゴミ置き場の周辺に注意文などが多く設置してある場合などは
ゴミを捨てる時に何かしらのトラブルが過去に起こったであろうことを
窺い(うかがい)知ることもできます。
そういったものを見つけてしまった場合は少し注意したほうが良いでしょう。
近隣の方とのトラブルというのは
「ルールをどれだけ守る意思があるのか」という問題です。
「ゴミを捨てる」という基本的なルールがどの程度守られているかを確認することで
参考程度ですが近隣の人達がルールを守る人かどうかを知ることができます。
物件見学の際は簡単にチェックできますので
近隣トラブルに関心がある方はぜひ一度確認してることをお勧めします。
不動産の購入・売却はKnホームにご相談ください!