仮想世界の不動産売買が勢いを増しているという記事を書きましたが
日本でも年内にも大きい動きがあるかもしれません。
注目は航空大手の全日本空輸(ANA)です。
ANAホールディングスの22年3月期の売り上げは
1,000億円の最終赤字との見通しがたっています。
それを受けて、事態を打開するためにANAは2月10日に
現専務の芝田浩二氏が新社長に昇格すると発表しました。
芝田氏は取材の中で今後の収益の柱としていくつかの事業を挙げています。
その1つに「仮想旅行サービス」が入っています。
仮想世界の中に、実在する有名観光地を作り出し、
現実と同じように観光・ショッピングを楽しんでもらい
EC事業の売り上げの拡大を目指すとのこと。
今年中にサービスを開始するとのことですが、
第1弾として観光地として有名な「京都」を再現した
仮想世界の構築に取り掛かるそうです。
どのように世界がつくられるのか。
どのようにサービスを利用するのか。
中の不動産の扱いはどうなるのか。
そういったことはまったくわかっていない段階ですが、
ANAのように巨大な資本を持つ日本の会社が
サービス提供に乗り出すことは
日本でも仮想世界の動きが活発になり、
仮想世界の不動産の動きも大きく刺激されるでしょう。
今後も動きが注目されます。
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