だいぶ間が空いてしまいました。
その間に、卒業制作を撮り終わりました。
と言っても、友達の監督作はまだ終わってないので
撮影は10月半ばまで続きます。

今回初めて使った、HDカム。
HD=ハイ・デフィニション。
地上波デジタルにも使われているフォーマットです。
これは画質がとてもクリアですが、
恐ろしいことに、鼻の頭の毛穴までくっきりという
非常に役者さん泣かせの代物。
特に、私たちスーパー低予算作品では、
メークは役者さんにおまかせしているので

怖いです((´д`))


しかし、HDは、フィルムでは不可能だった
「超高速をハッキリと撮る」ということを可能にしました。
よって、ダンスやスポーツの映像はより迫力あるものに
映画にも、新しい可能性を与えてくれてます。
最近の作品では、マイアミ・バイスがそうだと思うのですが
(というのは、ハッキリ確認したわけではないので、私の独断になります)
あれの戦闘シーンは、HDと思われます。
特に、クルマの中で射殺されるシーンは、異様にリアルです。

もう一つ、HDというか、デジタル全般のことになるのですが、
「制作費が安くあげられる」という嬉しい特典つきです。
フィルム代、現像代などの諸費用が削減できるので、
その分他のものにお金を回せます。

フィルムにこだわる人もいます。
もちろん、フィルムのあの味のある質感は
どれだけデジタルが進化しようが
完コピは不可能だと思います。
でも、かなり近いところまで来ています。
だって、よく見ないとわかりませんから。

フィルムでなければ映画でない、とは思いません。
結局、映画はストーリーと演技ありきだと思うのです。
だって、どんなすばらしい映像だろうが
中身が空っぽの映画には、心を揺さぶられませんから。
私は、誰かがワンシーンでも覚えててくれるような
心に残る作品がつくれたら、本望です。
簡単なことでないのはわかってます。
アイデアも、まだうまくまとめられません。
でも、とりあえず、書き留めて忘れないように。

話変わって、今日は、9/11です。
ワールド・トレード・センター、ユナイテッド93と、
この事件を題材にした映画が現れましたね。
描き方は違うけど、どちらもいい作品だと思います。
特に、WTCは、ただのお涙ちょうだい映画かと思いきや
けっこう意外な描き方をしているので、
友達は、「ハリウッド的だ」と酷評してましたが
私には面白い映画でした。
(実際かなり笑える場面もあった)
リトル・ミス・サンシャインって映画を観てきました。

面白かった。
クライマックスあたりで、すごぉぉぉぉぉく
尿意を催してしまったにも関わらず
席を立てませんでした。

おまけに、面白いから笑っちゃうでしょ。

う、腹圧でおしっこが・・・漏れる!!

失禁しなくてよかったです、本当。

あ、私のおしっこの話はどうでもいいですね、失礼。
これは、女の子のためのミスコン、「リトル・ミス・サンシャイン」へ出場資格を得た7歳のオリーブちゃんと、その家族が、大会が開かれるカリフォルニアへと一路目指す、ロードムービー。
道中はハプニングの連続。珍道中です、珍道中。

面白いです。
ベストムービー オブ ザ イヤーです今のとこ。
日本上陸したらぜひ観てみてください。

次に心待ちにしているのはこれっす!!

BORAT。<うわ~R指定されとる。(_≧Д≦)ノ彡☆
何でも、カザフスタン出身の男性が、アメリカ進出してくる話らしい。
11月全米公開らしいけど、予告を見るだけでも待ちきれません。
首を長~~~~くして待ってます。
いや~映画って、ほんっとにいいものですね。
プレ・プロダクション(撮影の準備段階、脚本、予算編成やロケハンなど)の中でいちばん苦手なのが、キャスティング。
キャスティングって、要するにオーディション。

超低予算の学生映画なので、すべて自分たちでやらなきゃいけないのです。
今まで何回かオーディションをして、それはすべて、こっちで役者さんに目星をつけて、来てくださいと連絡を取るというスタイルのものだったのです。
でも、もう選ぶのにも疲れてしまったし、良さそうな人もあまりいなかったので、今回は、誰でもいいからきてくださいという、オープンスタイルに初めてしてみました。
いちおう、不特定多数の人に、オーディションやるから来てくださいよっていうメールだけは送ったんです。

したら、めっちゃ来たYO。

え、必死で電話かけまくって、オーディションの翌日には、ぜったい来いよ的なメールを入れ、それでも確率4割程度だった今までのは、何だったんだ?!
まあ、イチローの打率も3割台ですから、4割っていうのは満足しなきゃいけない数字なのかもしれませんが・・・。
オープンがこんなに打率高いとは・・・首位打者になれるかも。

今日は人生で初めてのオーディションなんです、という子もいて、すごいびっくり!!
すごい演技ヘタクソで、いったいどうしたらいいのかとこっちが迷ってしまいましたが、それでも彼女の歴史に残れたことは光栄です。
とでも述べるべきなのか・・・演技の勉強したことあるんだろうか・・・。

そして、ものすごい濃いキャラもきてくれました。
とっても魅力的です。
その場では言わなかったけども、心の中では彼は即決でした。
やはり、何事も強烈さは必要ですね。

さて。
まだまだプレプロは残ってるけども、とりあえずメインキャストが決定したので一安心。
予定あわないとかで断られたらどうしよう・・・というのがいちばん心配。

あ、編集やアフレコなど、撮影後にする作業は、ポスト・プロダクションといいます。
撮影が終わったら、次の悩みの種は編集。
イマイチなショットばかりでも、編集マジックでかなり化けることがあります。
逆に、ビューティフルなショット、パーフェクトな演技でも、編集マジックで駄作にされてしまうこともあります。
編集マジックは、ドラゴンボールみたいなもんですね、使い方次第。