2023.09.19 鎌倉十二所(じゅうにそう)から朝夷奈切通(あさいなきりどうし)へ。

光触寺橋から滑川(なめりかわ)を見下ろすとススキの穂が光っていました。

 

滑川にかかる光触寺橋です。

 

光触寺(こうそくじ)は時宗のお寺です。本堂に向かって手を合わせる一遍上人の像がありました。まるで、そこに一遍上人がいらっしゃるかのような迫力です。

 

 

 

切通に向かって歩いていきます。ニラの花が咲いていました。

 

 

 

これはイタドリですね。

 

ゲンノショウコです。昔から胃腸によく効く薬として、これを飲むと治る「現の証拠」ということから名づけられたそうです。

 

そして、イノコヅチです。

 

いよいよ鎌倉七口のひとつ朝夷奈切通に足を踏み入れます。

 

先ほどの滑川に流れ込む太刀洗川(たちあらいがわ)の源流に向かって進みます。

 

タマアジサイが咲いていました。

 

つぼみですね。

 

ところどころでツユクサが咲いています。

 

ツリフネソウに出会いました。

 

 

 

これはアジアンタムに似たシダの仲間ですね。ハコネシダでしょうか? 暗いなか蛍光塗料で光っているような…。

 

石仏さんにも出会いましたよ。足元の悪い道を歩いてきたので、このお姿にホッとします。

 

トカゲがひょろひょろと出てきました。黄色い虫をくわえています。

 

ナミハンミョウです。近づくと少し先に動きます。その習性からミチオシエとかミチシルベと呼ばれることもあるそうです。

 

途中、こんな崖もありました。

 

エンマコオロギでしょうか。

 

クロコノマチョウのようですね。背景の岩の色にとけこんでいて一瞬見失いかけました。

 

ようやく出口に近づいてきました。近くを横浜横須賀道路が通っているので、走る車の音が聞こえてきます。ヒガンバナは人里近くで咲くのでしょうか。

 

横浜市金沢区側にある案内板です。この後、「朝比奈」バス停から鎌倉駅に戻り、駅近くの大巧寺を訪問しました。そのときの記事は昨日アップしました。こちらをご覧ください。↓