本日のブログは、
僕が訪問した市区町村で
一番古い分譲マンションの
見た目年齢を判定する
「分マン遺産探訪」です。
このブログでは、
築古マンションでも
「いいマンション」は
多数存在することを
お伝えしています。
今日は、僕が訪問したエリアで
最も古いマンションの
見た目年齢を判定する企画
「分マン遺産探訪」の
第161回目をお伝えします。
「分マン遺産探訪」の目的は、
マンションを買いたい人が
自分で調査できるようになり、
買った後で後悔しないように
なることです。
今回の分マン遺産探訪は
鹿児島県鹿児島市です。
鹿児島市の全貌と桜島です。
鹿児島市の
最も古い分譲マンションを
訪問しました。
その分譲マンションは・・・
東カングランドマンション
紫原台(むらさきばるだい)
パークハイツ
です。
マンション名が長いので
以下は、東カンM紫原台と略します。
東カンM紫原台は
1974年2月築ですので、
築51年2カ月です。
東カンM紫原台の全体像です。
9階建て73戸の
マンションです。
マンションの構造体を
見てみましょう。
まず、外壁の状況です。
表側の外壁です。
タイル仕上げです。
汚れています。
最上階のひさしは
コンクリートが
はがれています。
裏側の外壁です。
タイル仕上げです。
バルコニーの塗装部分の
カビがすごいです。
側面の外壁です。
階段部分の表面は
ヤバい部分を
削り落としています。
また、階段の天井部分は
鉄筋が露出しています。
タイルが落下したのか
コンクリートで埋めた
箇所が4カ所あります。
窓からひび割れも
出ています。
マンション内に入ってみます。
廊下です。
Pタイル仕上げです。
はげている箇所が
いくつもあります。
階段です。
Pタイルで
仕上げています。
はがれた箇所を
都度補修しています。
廊下の壁面ですが、
多くのひび割れがありました。
最上階の天井です。
ひび割れや
湿気ている状態が
見受けられます。
外階段です。
爆裂という
鉄筋が露出した状況を
修理した跡です。
各種設備を見てみましょう。
まずエレベーター設備です。
サビが出ています。
エレベーターの中に
入ってみましょう。
交換されてます。
法定検査です。
問題ありません。
消防設備を見てみましょう
まず消火栓です。
扉を開けてみましょう。
消防ホースは交換されてます。
消化器です。
問題ありません。
電気室の扉です。
サビがすごいです。
駐車場が地下にありました。
下から入口を見ると
こうなります。
なかなか急な通路です。
駐車場入口の柱です。
鉄筋が露出しています。
これを爆裂といいます。
ということで・・・
実年齢 51歳
見た目年齢 62歳
です!
「建物が古い」という理由で、
「大丈夫なの」と思われる方が
多くいます。
築年数は関係なく、
「建物管理の状態が重要!」
ということをお伝えしています。
ただし、重要なのは
人間と同じで
見た目年齢より、
健康年齢です。
実際にマンションを買う時には
健康年齢を調査することが
重要です!
不労所得を目指すのではなく、
自ら学んで、自ら賃貸経営を
したい方からの
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