このブログでは、
築古マンションでも
「いいマンション」は
多数存在することを
お伝えしています。
今日は、僕が訪問したエリアで
最も古いマンションの
見た目年齢を判定する企画
「分マン遺産探訪」の
第39回目をお伝えします。
僕は、自分が良いと思えない
モノを売ることができず、
大卒から8年で
5回の転職、2回のリストラを
経験しました。
自分が「良いもの」だと
思えないものは提供できない
と分かったのです。
その経験から、僕自身が
良い家と思える
「自分が住みたい家」のみを
貸す大家になったヨコちゃんこと
分譲マンションコレクター
の横山顕吾です。
僕の賃貸経営のミッションは、
賃貸ライフを分譲ライフに！
借主に所有者同様の
マンションライフをご提供！
です。
本日は、毎日ブログ342日目です。
「分マン遺産探訪」の目的は、
マンションを買いたい人が
自分で調査できるようになり、
買った後で後悔しないように
なることです。
今回の分マン遺産探訪は
東京都江戸川区です。
東京都江戸川区の
最も古い分譲マンションを
訪問しました。
その分譲マンションは・・・
コンドミニアム小松川
五番館です！
1970年1月築ですので、
築51年9カ月です。
コンドミニアム小松川五番館は
６つの棟があります。
２～６号棟は、戸建風の３階建て
になっています。
今回は、一番大きい1号棟を
見てきました。
５階建て５９戸のマンションです。
まず、外壁の状況です。
玄関・廊下側の外壁です。
塗装されており
きれいです。
ひび割れもなさそうです。
バルコニー側の外壁です。
漏水跡もなく、問題ありません。
次に、側面の外壁です。
ひび割れ等なく
問題ありません。
屋根が三角で
雨水排水もスムーズです。
地下が駐車場でした。
地下駐車場の出入口です。
地下駐車場の中です。
機械式駐車場が
設置されています。
とてもきれいですが・・・
地下に大空間があるのは
耐震上はマイナスです。
マンション内に入ります。
エントランスアプローチも
おしゃれです。
廊下は、塩ビシート仕上げで
とてもきれいです。
屋外階段も、塩ビシートで
仕上げられています。
最上階の天井にも
漏水跡はありません。
各種設備を見てみましょう。
エレベーター設備です。
古そうな雰囲気を感じます。
中に入ってみます。
古いままと思われます。
動画でなければ伝わりませんが
動きがとてもゆっくりです。
このエレベーターは油圧式です。
地下に行くと・・・
エレベーター機械室がありました。
今回は、
エレベーターの種類
について
「建物点検ワンポイント講座」で
最後にお伝えします。
次に、消防設備です。
自動火災報知器も新しいです。
緊急時のAEDも設置してあります。
次に消火栓です。
ホースも交換されています。
消火器もOKです。
ということで・・・
実年齢 ５１歳
見た目年齢 ４２歳
です！
ここからは、
「コンドミニアム小松川五番館の
建物点検ワンポイント講座」
です！
今回取り上げる点検ポイントは
エレベーターの種類です！
一般的によく設置されている
エレベーターは「ロープ式」です。
エレベーターのカゴを
ロープで上下させるからです。
ロープ式の概念図です。
エレベーター機械室が
屋上にあり、ロープで上下します。
（ただし、最近は機械室がなく、
制御盤を地下に設置しています。）
コンドミニアム小松川五番館で
設置されていたエレベーターは
「油圧式」です。
油圧式エレベーターの概念図です。
機械室が下に設置されます。
わかりやすくお伝えすると
ロープ式は、上から引っ張る
油圧式は、下から持ち上げる
という違いです。
大きな違いは
スピードです。
「ロープ式」は、
低速から超高速までさまざまで
油圧式より明らかに速いです。
一方「油圧式」は遅いです。
したがって、新築マンションで
油圧式エレベーターを
設置することは
ほとんどありません。
以上が、
「建物点検ワンポイント講座」
でした！
「建物が古い」という理由で、
「大丈夫なの」と思われる方が
多くいます。
築年数は関係なく、
「建物管理の状態が重要！」
ということをお伝えしています。
ただし、重要なのは
人間と同じで
見た目年齢より、
健康年齢です。
実際にマンションを買う時には
健康年齢を調査することが
重要です！
ちなみに、
健康年齢の調査法が
ブログタイトルの「３S分析」です。
なお、今まで訪問した
築古分譲マンションを
まとめたものはこちら・・・
ブログの内容等についての
お問い合わせは
不労所得を目指すのではなく、
自ら学んで、自ら賃貸経営を
したい方からの
お問合せお待ちしています！
では、また明日！