築古マンションの見た目年齢を判定! vol.30 神奈川県綾瀬市編 ~毎日ブログ323日 | 0から副業 区分マンション専門投資術! 6年30戸の3S分析とは? 09年~セミナー開催 広島大家塾代表 横山顕吾の低リスク賃貸経営理論

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分譲マンション大好きでサラリーマン時代の2012年に第1号物件を取得。それから6年で分譲マンションを中心に40物件を取得した分譲マンションコレクターのブログです。

このブログでは、

 

 

築古マンションでも

「いいマンション」は

多数存在することを

お伝えしています。

 

 

 

今日は、僕が訪問したエリアで

最も古いマンションの

見た目年齢を判定する企画

 

 

「分マン遺産探訪」の

第30回目をお伝えします。

 

 

 

 

僕は、自分が良いと思えない

モノを売ることができず、

 

 

大卒から8年で

5回の転職、2回のリストラを

経験しました。

 

 

自分が「良いもの」だと

思えないものは提供できない

と分かったのです。

 

 

その経験から、僕自身が

良い家と思える

「自分が住みたい家」のみを

貸す大家になったヨコちゃんこと

 

 

分譲マンションコレクター

の横山顕吾です。

 

 

 

 

 

 

僕の賃貸経営のミッションは、

 

 

賃貸ライフを分譲ライフに!

借主に所有者同様の

マンションライフをご提供!

 

 

です。

 

 

 

 

本日は、毎日ブログ323日目です。

 

 

 

 

 

このブログは、

 

「お金持ち」になりたい人に

 

向けて、お伝えしています。

 

 

 

「お金持ち」とは・・・

 

 

 

資産収入 > 生活費

となることです。

 

「資産収入」とは、労働なく得る収入です。

 

 

 

 

 

今回の分マン遺産探訪は

綾瀬(あやせ)市です。

 

 

 

 

神奈川県綾瀬市の

最も古い分譲マンションを

訪問しました。

 

 

 

 

その分譲マンションは・・・

 

 

綾瀬分譲共同ビルです!

 

 

 

 

 

 

 

1975年11月築ですので、

築45年10カ月です。

 

 

 

 

 

 

まず、全体の外観です。

 

 

 

 

6階建て34戸です。

 

 

1Fが、もともとスーパーが

あったのでしょうか?

広くなっています。

 

 

今の1Fは、会社事務所に

なっていました。

 

 

 

 

 

 

次に、外壁の状況です。

 

1F事務所の外壁です。

 

 

 

ひび割れだらけです。

 

 

詳細については、

「建物調査ワンポイント講座」で

お伝えします。

 

 

 

 

次は、6F建ての方です。

 

玄関側の壁面は・・・

 

 

 

 

こちらはひび割れが

ほとんどありません。

 

 

バルコニー側の壁面は・・・

 

 

 

柱に大きめのひび割れが

あります。

 

 

 

側面側の壁面は・・・

 

 

 

汚れが目立ちますが、

ひび割れは補修しています。

 

 

 

 

 

 

マンションの中に入ってみます。

 

 

外ろう下です。

 

 

 

床はモルタル塗装で

壁面も汚れが目立ちます。

 

 

 

 

 

外階段です。

 

 

 

劣化が進んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

屋上防水が見れました。

シート防水で仕上げています。

 

 

 

 

 

シート防水も劣化が

進んでいます。

 

 

 

 

鉄部のいたみも目立ちました。

 

 

配管の塗装がボロボロです。

 

 

 

 

水道メーター検針版が

サビサビです。

 

 

 

 

 

 

 

ということで・・・

 

実年齢 45歳

見た目年齢 50歳

 

です!

 

 

 

 

 

ここから、新コーナー

「綾瀬分譲共同ビルの

建物点検ワンポイント講座」

です!

 

 

 

今回取り上げる点検ポイントは

ひび割れです!

 

 

 

 

たくさんのひび割れが出てますが、

6Fの建物と違いがあります。

 

 

 

それは、基礎の違いです。

 

 

 

1F建ての建物は

べた基礎です。

 

 

 

 

 

べた基礎は、木造住宅の

基礎でよく使われます。

 

 

(写真はお借りしました)

 

 

 

図であらわすと・・・

 

 

 

地面の上に置いた基礎が

べた基礎です。

 

 

 

自重の軽い木造住宅の多くは

この「べた基礎」です。

 

 

 

綾瀬分譲共同ビルの

広い1F部分の構造は

鉄筋コンクリ―ド造ですが、

 

 

自重が1F部分だけで

比較的軽いので、

べた基礎で仕上げたと

考えられます。

 

 

 

 

 

6F建ての建物の方は、

杭(くい)基礎です。

 

 

 

杭基礎とは、支持層まで

杭を打ち込んだ基礎です。

 

 

杭は、地下に埋め込みますので、

見えません。

 

 

杭基礎を図であらわすと・・・

 

 

 

支持地盤まで杭を

打ち込んでいるため

とても強い基礎です。

 

 

 

1Fの建物は、ひび割れだらけ

6Fの建物は、それほどひびはない。

 

 

この違いの理由は・・・

 

ズバリ!

「基礎の違い」です

 

 

 

 

 

これは、新築建築時の問題です。

もう、どうしようもありません。

 

 

 

マンションが建った後は

住んでいる人で

きちんとメンテナンスして

 

 

「長持ちさせよう」とする

必要があります。

 

 

 

 

基礎の違いは

新築時でもわかりますが、

 

 

劣化の違いは、築浅物件では

わかりにくいです。

 

 

 

しかし、30年以上経過した

マンションではわかります。

 

 

 

1Fの建物の方は

鉄筋コンクリート構造が上に

建つのに「べた基礎」のため、

 

 

重さと地震などの

動きに耐えられず、

多くのひび割れが出てます。

 

 

 

 

一方、6F建ての建物の方は

くい基礎で強いので

 

重さや地震の動きにも

対応しているので、

建物にひび割れが出ていない。

 

 

ということです。

 

 

 

 

 

 

以上が、

「建物点検ワンポイント講座」

でした!

 

 

 

今回もかなり専門的に

なりましたが、

 

 

基礎の違いが

劣化現象の違いとなっている

よい例だったので、取り上げました。

 

 

 

 

 

 

「建物が古い」という理由で、

「大丈夫なの」と思われる方が

多くいます。

 

 

築年数は関係なく、

「建物管理の状態が重要!」

ということをお伝えしています。

 

 

 

 

ただし、重要なのは

人間と同じで

見た目年齢より、

健康年齢です。

 

 

 

実際にマンションを買う時には

健康年齢を調査することが

重要です!

 

 

 

ちなみに、

健康年齢の調査法が

ブログタイトルの「3S分析」です。

 

 

 

 

なお、今まで訪問した

築古分譲マンションを

まとめたものはこちら・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブログの内容等についての

お問い合わせは

 

 

 

 

不労所得を目指すのではなく、

自ら学んで、自ら賃貸経営を

したい方からの

お問合せお待ちしています!

 

 

では、また明日!