こんにちは!
今回は3月2日〜3日にかけて行われた『姿勢コントロールの観点からADL動作を分析・治療する研修会in東京』の模様をお伝えしたいと思います。
(ご報告が遅くなり申し訳ありません)
なんと今回の講習会応募開始から2週間程度で定員の2/3が埋まってしまった大人気講習会です!
姿勢ADL研修会とは、、、
姿勢コントロールの観点からADLを分析し、治療を考える研修会です。
ADL動作に必要な姿勢コントロールの要素をきめ細かく分析し、片麻痺者が抱える個別の問題点を深く理解するための研修会です。
さらに、個別性に合わせ実生活のTASKレベルでの改善のために、ボバース概念はどう役立つのか?ということに焦点をあてた内容になっています!!
まさにBobath conceptの醍醐味が詰まった研修会ですね!!
この研修会ではアシスタント講師がボバースインストラクターの小野先生の監督・指導の下、具体的なADLへの介入のアイディアを提示しながら進めていきます。
関東のスペシャルな講師陣は〜
○助川 雄紀アシスタント講師!!
(甲府城南病院 )
テーマ;立位にて片手でズボンを膝まで下ろす
講義場面;この課題に必要な能力は、運動方向と筋活動が逆になるといった従重力コントロールが必要です。
片麻痺患者の場合、上部体幹や股関節が屈曲固定してしまうことで四肢・体幹の選択運動が困難になってしまうため、この能力はとても重要です!
また、対側への下方リーチに必要な胸椎の回旋も重要!!
評価場面;評価をする際はできるだけ目的となる動作場面から逸脱しないように注意!!
目標を達成する上での問題点を炙り出しやすくなります。
治療場面;姿勢の従重力コントロールに必要な足関節機能に対し丁寧かつ迅速に介入していきました。
臨床場面でも問題となりやすい立位でズボンを下ろす動作
片麻痺患者が起こしやすい問題点や動作に必要な構成要素を細かくご教授頂きました!
助川先生ありがとうございました!!
○小俣 彩アシスタント講師!!
(訪問看護ステーションリカバリー)
テーマ:座位で対側の床の物も拾う
講義場面:床の物を動作に必要な構成要素を様々な研究などを交えわかりやすくご教授頂きました!
さらに、自身の経験やエビデンスに基づいた片麻痺患者の特徴(動作時に重心が移動しづらいことなど)や問題点をご教授頂きました!
治療場面:座位での下方リーチに必要な、臀部から足底への重心移動を獲得するために必要な骨盤の選択運動に対し介入していきます。
モデルの問題点として下肢の弱化により股関節の可動性低下が生じ結果骨盤の前傾運動が起こりにくくなったため円滑な重心移動が行いにくくなっていました。
(健常者でも股関節固い人多すぎます💦)
今回、唯一の女性アシスタント講師ということで、評価・治療場面での身体の使い方など女性セラピストがぶつかる問題点も参考になる場面も多くあったのではないでしょうか。
小俣先生ありがとうございました!
○加藤 恒平アシスタント講師
(在宅リハビリテーションセンター草加)
テーマ:立位からの車への乗り込み動作
講義場面:車に乗る際の手順として、跨ぐようにシートに座る方が、座ってから足を入れる方法よりも効率的です。
最近多いSUV車などの座面が高い車種でも、この方法ならずり落ちるリスクを低くできるのでこの動作パターンを獲得することはとても重要です!
評価場面:車に乗り込む動作を再現し、実際の課題の中で分析します。
(小野先生も興味津々!!)
治療場面:跨ぐために必要な遊脚側の選択性改善を図っていきます!!
やはりここでもできる限り、課題に合わせた環境のなかで治療していきます。
課題に合わせた場面で治療していくと、評価・治療に繋がりが持ちやすくより焦点を絞った中で治療していけますね!
(あれ、、また、、股・関・節..... 硬い.....)
車の運転は比較的話題に上がりやすいですが、車に乗ることに特化した文献はなかなか見かけませんよね。
また、この動作、診るべき視点が多くなかなか簡単には理解できませんでしたが
Bobath conceptに基づき評価していくと、引き起こされやすい現象や問題点、さらに個別性などが見られるようになっていきました。
まさにBobath conceptの良さが引き出される課題ではないでしょうか!!
また、加藤先生も穏やかさの中にユーモアが溢れた講義・治療場面で、見る者を引きつけていました!!
なので難しい課題ではありましたが楽しく勉強できました!
(伝え方って大事ですね!!)
加藤先生ありがとうございました!!
もちろん、我らが小野先生も大活躍ですよ!!
3セッションの基盤、総論講義 !
アシスタント講師によるセッションの理解に必要なことを復習でき、その後のセッションの理解が深めやすかったです!!
そして、今回姿勢ADL研修会では初となる『ロジックフレーム』が導入にされました!!
今回、使ってみて感じたのはまだ現象や問題点が整理できていない状態ではなかなか使うのにはコツがいりますが問題点をディスカッションする時にはとても使いやすいです!!
あと今回1番感じたのは復習がしやすい!!
どうしてもデモで行われた内容などその時は理解したつもりでも家に帰って復習してみると
なんでこの問題点にしたんだっけ?とか
なんでこの治療したの?とか
忘れてしまうことがあると思います。
ロジックフレームは思考過程を整理しまとめているものなので思い出しやすく復習しやすいと感じました!!
『ロジックフレーム』の詳細については、別のブログに載せていますので見てみてください!!
KNERC主催の講習会では、懇親会でも楽しく勉強できます!!
今回もアシスタントの先生方によるミニレクチャーが行われました!
改めて今回、KNERCアシスタントは日々勉強し常にアップデートしていくからレベルが高いのだと感じました!!
今回、全国・各地域研修会通じて最多の20回打ち合わせ・予演会を行ったそうです。
このことからもKNERCアシスタントの受講生に対しての思いや意識の高さを感じれるのではないでしょうか。
今回、3セッションとも、それぞれのADL動作を細かく分析し、個別性に合わせて治療を展開する考え方を学ぶことが出来たため、臨床に繋がる貴重な内容でした。
自分で考えたことってなかなか忘れませんよね!
Bobath concepyの醍醐味が溢れる姿勢ADL研修会は、
関東の他に、関西、東海、中四国、九州の各地で開催しています!
ぜひKNERC主催の姿勢ADL研修会へいらしてください!!
KNERC長期研修生
松下 真大













