こんにちは。
今回のブログ担当松下です!
今回は、12月22日〜24日に行われた講習会『ボバース概念で見つけ出すクリティカルキューズ、ボバース概念で考えるクリニカルリーズニング』の模様をお伝えしたいと思います!!
京都の冬は寒いですね〜
しかし!!
KNERCは冬でも寒さ知らず!!
クリスマスウィークもなんのその。
冬の寒さも吹き飛ばすくらい熱い熱い、講習会が行われました!!
この講習会の特徴は何と言っても、Task analysis 及び治療実習を通して、考えて・実践して・ディスカッションする!!
頭マックスフル回転講習会です!!
Task analysis・治療実習でのディスカッションの場面です。
効率の良いTASKとはなにか??
それを達成するにはどんな構成要素が必要??
と考えているとたくさんの意見が生まれて、ディスカッションが深まりますね。
また、リーズニングをする際には、仮説をしっかりと立てることが重要で、評価→仮説立案→仮説検証→治療→再評価が行われます。
仮説を立てないと何が問題でどんな構成要素が必要かがわからなくなり、評価や治療がうまくいかないと実感しました。
今回はチーム内でTASKを観察し分析するだけでなく、自分たちが行ったクリニカルリーズニングをチームごとに発表しました!
(インプットだけでなく、アウトプットはものすごーく大事!!)
アウトプットするには、問題点の本質を理解しておくことが必要で、アウトプットを行い他者に理解してもらったとき初めて、理解したと言えるのだと実感しました。
2日目の夜には、懇親会が行われクリスマスイブ前日とういうことでクリスマス仕様のメニューでした〜♪
(ローストチキン🍗にケーキ🍰にシャンパン🍾が振る舞われました〜!)
(乾杯はシャンパン🍾 みんなでいっしょに〜ルネッサ〜ンス♪)
(KNERCの飾り付けもクリスマス仕様になっています!)
食後は、クリスマスケーキをみんなで食べました♪
(講習会でマックスフル回転した脳に糖分が染み渡ります!)
さらに、KNERC懇親会恒例のアシスタント講師によるミニレクチャーを森之宮病院の大上先生に行っていただきました!
今回のテーマは『Kinetic chainについて』でした!
その内容は、英国でのAdvanced Bobath Courseで行われた実技を教えて頂きました!
大上先生、なんと初の上級講習会受講が英国!という猛者ぶり(驚
先日のブログでも書きましたが、KNERCアシスタントの先生方は、皆さんactiveにご活躍されている方が多いですね!
常に学び続ける姿勢!
脱帽です。
大上先生、素晴らしいレクチャーをありがとうございました!
最終日の3日目は、
午前、午後ともに治療実習でした。
それまでの2日間で徹底的に考えてきたリーズニングの手法をいよいよ患者さんで実践する時間です!
緊張もしますが、楽しみでもあります!
『傘をさしながら歩くTASK』
評価にはもちろんハンドリングも使います!
ハンドリングスキルにより、リーズニングの正確性が変わってくるんですよね〜〜
こういったことを実感できるのも、この講習会ならではですね。
『車に乗るTASK』
どうしても車に乗るときに姿勢が崩れてしまう患者さん(汗
そして麻痺側の足を乗せるには手を使わなければなりませんでした。
みんなで評価しリーズニングを行い、問題点を炙り出していき、治療に臨みます!
〜治療後〜
大きく姿勢も崩さず、足も手を使わずに乗せることが出来ました♪
(治療後は、この笑顔!!)
(この笑顔や見ることや嬉しさを共感することができ、うれしく思うのと同時に責任感を強く感じます。)
問題点の炙り出し、クリニカルリーズニングが正確にできると一回の治療でも治療成果が出せます。
治療の技術ももちろん大事ですが、
その技術が生きるか死ぬか、それはリーズニングの正確さにかかっている!
そう実感しました!
今回、朝から晩まで3日間、とにかく濃い〜〜い3日間でした!
来年もやりますので、
皆様のご参加を
お待ちしています!
長期研修生 松下 真大