今回は8月26日(土)~27日(日)にKNERCにて行われましたリハビリテーション研究会主催のコラボ研修会の報告です!!

「バイオメカニクス・神経科学から見た歩行障害に対するアプローチ」というテーマで行われました(^^♪

 

8月26日(1日目)は、BMT(バイオメカセラピー)インストラクターであられる石井慎一郎先生(神奈川県立保健福祉大学・教授)を講師に「バイオメカニクスから見た歩行障害に対するアプローチ」というテーマでご講演いただきました!!

冒頭で石井先生から、「脳卒中片麻痺患者の歩行をバイオメカニクスの視点で考えていくと、不思議な現象があります。」と話され、整形疾患患者の歩行と比較しながらわかりやすく説明していただきました。改めて背景となっている姿勢コントロールの重要性を感じました。

 

また、ヒトが進化の過程で変化させてきた身体構造を紐解いてくことで、姿勢コントロールを行う上での重要な構成要素が何なのか実感できました。ボバースで考えるアプローチの裏付けにもなる貴重な内容だなと感じました。

最新の研究情報をたくさん盛り込んで、尻上がりに加速していくようなパワフルな講義はとても魅力的です!!

盛り上がりも最高潮!!受講生を飽きさせないパフォーマンスも魅力的でした(^^)

 

 

8月27日(2日目)は、当センター長の小野先生が「神経科学から見た歩行障害に対するアプローチ」というテーマで講義・治療デモ・実技練習を行いました。昨日の石井先生の最新の研究情報をさっそく講義にも盛り込んでお話していただきました!!

 

↓実際に脳卒中片麻痺者にご協力いただいた治療デモの様子です。臨床場面でどう結び付けて実践するかわかりやすく教えていただきました(^^♪

↓石井先生の講義の中であった「口笛を吹きながら片脚立ち」にもチャレンジしました♪~(´ε` )

 

↓治療デモでは受講生にもたくさん参加していただきます!!実際の治療場面の中で指導していただけることは他の講習会にはない魅力です(^^)/♬

 

↓小野先生の90分の治療デモ前後で、歩容を比べてみました!!

写真では分かり難いのですが、麻痺側立脚中期の左足関節内反が軽減しており、治療前よりもpostural orientationが改善し、伸展活動が増えています。(写真2枚目オレンジ色矢印)

その結果、麻痺側立脚後期に必要な左股関節伸展が出現してきており、右下肢が治療前よりもより遠くに接地できています。(写真3枚目、水色丸印)

また、麻痺側遊脚期に最も強く出現していた左上肢の連合反応が治療前と比較し軽減しております。そして左下肢のぶん回しが減って、だいぶきれいな歩容になりました!!(写真5枚目、黄色丸印)

ご本人様も「左腕が伸びた状態で歩けた。左足で支えやすくなった!!」と効果を実感されていました。

足関節で姿勢コントロールを行うことの重要さを改めて感じました。

 

【治療前】

【治療後】

 

石井先生、小野先生本当に楽しい講習会でした!!また是非参加したい講習会でした、ありがとうございました!!

 

 

KNERC長期研修生  中市一雄