おとなしい めんどり | みたまま記録

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-Cogito ergo sum-

【タイトル】おとなしい めんどり
・作:ポール・ガルドン ※ハンガリー生まれ、1928年アメリカ移住
・訳:谷川 俊太郎(たにかわ しゅんたろう)
・出版社:瑞木書房
・金額(本体):980円
・発行年(第1刷):1980年
・読み聞かせにかかる時間(目安):4分20秒くらい

・文章量:
 4.2.2.2.1-4.3-2.4.2-1.2.4.3-1-1-1.2.4-1-1-1.1.4.1-1-1.1-3-3.2.2.2.2.4.2-1-1-1.1-6-6.1.2-1.2行くらい。
・漢字の有無:本文に漢字なし

・備考:3歳から小学校初級向き
・あらすじ・内容:
 むかしむかし、ねこといぬとねずみとおとなしいあかいめんどりが小さな家にすんでいた。

 ねこといぬとねずみがくつろいでいる間、うちの中の仕事をするのはおとなしいあかいめんどり。手伝いを呼びかけても、ねこといぬとねずみはただ嫌がるだけ。それでもおとなしいあかいめんどりは仕事をし続ける。そして……。
・感想:
 「働かざるもの食うべからず」という言葉が思い浮かびました。そりゃ誰かに任せっぱなしで感謝もしなければそうなるよ。

 現代のご家庭では家族と一緒に家事を行うことが増えたかもしれないですけど、家仕事をお母さんだけがやるご家庭では、おとなしいめんどりさんと同じ状態になっていることもあると思います。自分も呼びかけられたら(呼びかけられる前に自主的にでもいいけど)、家事を一緒にするという意識づけをするために、子どもの頃にこれを読んでおくのもいいかもしれませんね。そうでないと……くいっぱぐれるぞ!


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絵本ナビ おとなしい めんどり

 ※私が読んだのは瑞木書房から出版されたものなのですが、童話館出版から出版されたものしかリンクが見つからなかったのでそちらを貼りました