びっくり ドラゴン おおそうどう! | みたまま記録

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-Cogito ergo sum-

【タイトル】びっくり ドラゴン おおそうどう!
・ぶん・え:ジャック ケント ※アメリカ在住
・やく:なかがわ けんぞう
・出版社:好学社
・金額(本体):980円
・発行年:1984年
・読み聞かせにかかる時間(目安):5分10秒くらい
・文章量:
 5.2.3.10.4.6.2-3.4.4.6.2.3.5.10.5.6.6.3.6.7.2.6行くらい。
・漢字の有無:本文に漢字なし
・あらすじ・内容:
 朝、ビリィが目を覚ましたら、なんと部屋の中にドラゴンがいた。こねこくらいの大きさで、可愛いドラゴンだった。大急ぎでおかあさんに知らせると、「ドラゴンなんか いるはずありません!」とあきれたように言われた。

 でも、それからドラゴンはどんどん大きくなり……。
・感想:
 いるはずのないものがいて、おかあさんは幻覚かなんかだと思ったのかな。でも、認めざるを得ないくらいドラゴンが大きくなって……! 認めざるを得ないくらいすくすく育ったドラゴン、やるな。

 ドラゴンのほうは、いるのにいないことにされるのはとても悲しいから、そりゃ認めて欲しくもなりますよね。読んでいる子どもも、「ちゃんといるのに、どうしていないことにするの?」って疑問に思うでしょうし、一緒に悲しい気持ちになるかも。ドラゴンが認識されることで、子どももホッとしてくれるんじゃないかなあと思います。

 

 全然関係ないけど、裏表紙のビリィはヨシタケシンスケさんの絵に似ているなと感じました。いや似てるなって思っただけなんですけど。


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