ぜったい あけちゃダメッ! | みたまま記録

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-Cogito ergo sum-

【タイトル】ぜったい あけちゃダメッ!
・作:アンディ・リー ※オーストラリア
・絵:ヒース・マッケンジー ※オーストラリア
・訳:林 木林(はやし きりん)
・出版社:永岡書店
・金額(本体):1,200円
・発行年:2018年
・読み聞かせにかかる時間(目安):4分40秒くらい
・文章量:
 1.4.3.2-2-3.3.1-4.3.1-2.6-3.1-3.3-1-2.1.1.1.1.1.1.1-6-2.4.1-1-1-1-1-3.4-2-7.5-2.2-2-2-2.2.1-5.7-3.1.1行。
・漢字の有無:本文に漢字なし
・あらすじ・内容:
 このえほんのページをめくらないでください。…めくっちゃダメ!

・感想:
 めくっちゃダメだと言われればめくりたくなる心理をくすぐられる楽しい絵本でした。心理的リアクタンスを利用しているというか。

 読者に呼びかけてくる内容なので、大人に読み聞かせてもらうのはもちろん、ひとりよみで、何かの事情でひとりでいて寂しい思いをしている子が読んでも、自分に話しかけてくれるようで嬉しくなるかもしれないと思いました(自分が会話しているようで楽しかったからそう思うのかも)。相手してくれるひとがいるってのは、想像の世界でも大事ですよね。まあ、これ任せになってしまうのは違うんですけど。

 あけちゃダメと言われたらあけないという行動をとれる理性的な子には向かない絵本でもあります。その辺、好みとか考え方とか色々ありますからねー。

 

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