◆ 日本からの手土産
日本はまだまだ蒸し暑かったけれど、こちらに着くと、随分と涼しくなっていて
朝夕は肌寒く、毛布をかぶって寝るほどです。
日本では考えられへん!!
8月中旬なので、イタリアとしてもちょっと異常ですけれど。
でもね、何が違うって、やっぱり湿度ですね。
さて、毎回帰国するたびに悩むのが、日本からの手土産・・・
イタリアからの手土産は、日本には何でもあるので非常に悩みますが、
日本からの場合は何にしようか、ではなくて何を切ろうかで悶々とします。
ほとんどが自分用の食べ物だからということもあります。
前夜は夜中まで、あれこれ考えては、スーツケースを詰め直し、
それを持って体重計にのっては、また開けて詰め直し、ということの繰り返しです。
今回はJALでしたが、JALの制限は20キロです。
21~22キロくらいまでは見逃してくれるのですが、それを超えると超過料金がつく。
スーツケースに22キロ、持ちこみの手荷物に11キロくらいを詰めるつもりで荷作りし始めましたが、
欲しいものが多々あり、ついつい買いすぎてしまって、悶々としているところへ、
父が
『いかに欲を断ち切るかやな・・・』
と言いにくるので、泣く泣く断ち切る品を選んでいると、
母が
『あんた、こんなん欲しくない?これも持って帰りー』
と色々持ってきてくれるから、ますますややこしくなる私の欲。
そこまでしなくても、別便で送れば、と思う方多いでしょう。
こんなに悩むのは、
それもこれも、イタリアへの小包は問題なしには届かない、
という問題が根底にあるからなんです。
さて、涙をのみながら、いろいろ切って荷物をまとめました。
今回はしんどいことに、成田での乗り換え便でした。
すでに機内持ち込み手荷物も11キロだったのですが、
出国審査を通れば、こっちのもの。
普通空港などでは、イタリア人向けのお土産を買ったりします。
今回、ギャグに買ったのがこれ。
KitKatはイタリアにもあるので、これはちょっと衝撃かな、と。
私でもちょっと勇気要るわ、わさびチョコってのは・・・。
最近ブログやサイトなんかでよく見て気になっていたこちらも買いました。
バラ売りがあったらよかったのに、8個入りの箱でした。
正直、これはいらん買い物やった・・・。
見た目が可愛くて、フンワリしているというだけで、
やっぱり洋菓子の生菓子風となると、
保存のきく箱入りのみやげ菓子にするには、
味に無理がかかるのですね。
あ~こんなん買うくらいやったら、おかきか辛子めんたいこでも買うんやった。
◆ 修理より買い替え?~リコー・カプリオR6の不具合~
2~3年前に買ったデジカメが、もう壊れました。
リコーのカプリオR6。
マクロも1cmまで、ズーム倍率も光学7.1倍、デジタル 4.8倍、とその当時ではずばぬけていて、
しかもタイムリーに安売りしてたので買ってしまったのですが、
電源を入れると、レンズが出るのですが、
買ってちょっとしてから、それが出にくかったり、ひっかかったりすることが多くあり、
とうとう先月、出たまま戻らなくなってしまったのです。
しかもレンズ出てても写せない。
ちなみに、落としたことも、打ったこともありません。
それでも手で廻しながら戻したりしていましたが、それも出来る場合と出来ない場合があり、
写したい!思う時に、写せない!というカメラになってしまったのです。
サイトで調べると、カプリオの同じトラブルはかなり多く発生しています。
にも関わらず、保障期間外だと、修理に1万5千円以上かかるとか。
しかも、もっと調べると、修理しても同じ症状がまた出る場合が多そう。
やっかいやなぁ。
なら丁度日本へ帰るし、
まぁ、ごく一般的な考えですが、この際新しいの買いなおすか、となる訳です。
サイトなどでいろんな意見をみていると、
『たったの2~3万でコンパクトデジカメなんて買っておいて、
2年で故障となっても当たり前。』
などといった感想も。
う~ん、たったの2~3万ですか・・・。
私にとっては、『やっぱり2~3万』であって、それなりの買い物です。
でなかったら最安値なんて探さないです。
全く世の中、使い捨ての時代なんですね。
カメラ・キチの父は、何でも大事に使う方なのですが、
その父ですらも、
『なんぼしたんや・・・なんや、2~3万か。ほなしゃあないで。
だいたい、コンパクトデジカメなんていうのは、カメラちゃうんや・・・』
などと戦前生まれらしからぬ口調。
世の中不景気だと、こういった『消耗品』の性能は、あまりよくしないのでしょう。
でないと、経済が回らない。
今回の帰国中、どこかで
『買うことが、世の中を幸せにします。』
なんていうキャッチフレーズの広告を見ました。
ちょっと考えてしもたな・・・。
資本主義の穴ですね。
その穴にしっかりはまり込んでる私です。
◆ 実は・・・
書きっぱなしのほったらかしにしておいて、
『あぁ、またkndchkの気まぐれヴァカンスが始まったか・・・』
と思ってる方も多いと思います。
実は7月中旬から、様々な事情でブログ更新が出来ないくらい
忙しくなってしまっていました。
で、そのせわしなさのまま日本帰省に突入。
イタリアは結構朝晩涼しい気候になっていたので、
日本で一番うっとぉしい季節にわざわざ帰るのは馬鹿らしいのですが、
仕方がありませんでした。
もちろん飛行機は満席でしたが、
一人旅の特権で、エコノミーからビジネスクラスに廻されました。
押し出しラッキー!!!
以前にルフトハンザの大陸線でビジネスに廻された際は、
ラッキーと思ったのもつかの間、
不運なことに機内食従業員関係のストライキの日で、
2食ともビニール袋に詰められたスナック食だったのです。
(小袋に入ったクラッカーとか一口チョコとかクッキーとかで、
飲み物もストローの付いたパックのジュース・・・悲しすぎる)
今回は正式なものでした。
やっぱりビジネスは全然ちゃいまんな、待遇が。
旅客機の世界はシビアです。
払える者が優待され、払えない者は押し寿司ブロイラー状態。
私のお隣に、どう見ても彼女も押し出しラッキーの一人旅という、
旅慣れた日本人女性が座りに来ましたが、
座席につくやいなや、もってきた大きな鞄の中から実にいろんな物を取り出して、
エコノミー席でなら意味のある『機内での身支度』をせっせと始めたので
外国人スチュアートが、圧倒された感じでジッと見つめていました。
う~ん、これもちょっと悲しいかな。
空港に着いて、ハッチが開いて、チューブ型の渡り廊下に一歩出たとたん、
アジア独特の湿気がモワァーッ!と身体を包み込み、
『あぁ、夏の日本に帰ってきた・・・』
と実感しました。
それにしても、後ろが行列になってるのに知らないふりして
空港内のムービングウォークで立ち止まって2~3人で喋ってる人達って
(おばさんとは限らないんだ、これが!)
どういったものでしょう。
梅田では、考えられへんわ・・・。
乗り換えに急ぐ人もいるだろうし、エスカレーターと同じで
せめてどっちかを開けておくもんやけど、
海外ではいろいろ気を遣って遠慮する日本人も、自国に帰るとそういう気遣いがなくなるんですねぇ。
◆ 今夜はサウンド・オブ・レデントーレ祭
ヴェネツィアは、今夜、レデントーレ祭です。
ヴェネツィアでの最大のお祭りです。
毎年書いてるつもりになっていましたが、
なんとそれほど書いていない・・・
最期に書いたのは、なんと5年前のようです。
そう、若い頃はそれなりに楽しめたけど、今はもうダメ。
ちょっと、あの人出はしんどいです。
イラチの私には、夜中の花火大会の後、押しつ押されつ細いヴェネツィアの路を
汗臭い観光客に混ざってゾロゾロと家路に向かうのは、たまらない拷問です。
舟で繰り出しても、所詮は同じ。
しかも、この一週間アフリカからの暖気に包まれた
熱帯夜が続いているので、それどこチャイます。
昨夜も、外にて22時で30度という気温でした。
昼間に暖まった石の逆放射もあります・・・しかも湿度がすごい・・・。
家でも蒸し暑い、外でも蒸し暑い、
なら、人ごみのない家の方がマシ。
という訳ですので、参加意欲ゼロ。
今夜は、反響する花火の音を家の中で聴いて過ごし、
夜中か、明日のお昼のローカルニュースで、見ることにしますので、
皆さまは↓過去記事で、画像とともにお楽しみください。
◆お祭りに備えて・・・
◆レデントーレ祭~ヴェネツィア の祇園さん~
◆ 緑茶の流行~なんでも緑茶でチャチャチャ!~
日本でも、かなり前に緑茶の成分が見直されて流行ったように、
近年、日本食の流行も加担して、世界中で緑茶が流行しています。
ここイタリアでも、かなり緑茶情報が氾濫しております。
抹茶のティラミスや
抹茶のクッキー(松の実入り!)
抹茶のニョッキ
などは、緑茶と抹茶の区別がついている良識のあるレシピ。
でも、ほとんどのイタリア人は抹茶なんて知らないし、
緑茶といっても、お砂糖とかレモンとか入れて飲んでます。
市販の緑茶も、必ずお砂糖と何か他の物が入っているのが普通。
そして最近は緑茶といえば、健康、ということなのか
コスメやクリーム・シャンプー類にも緑茶シリーズがあるんです。
シャワーに・・・
ボディークリームに・・・
デオドラントに・・・
アロマテラピーに・・・
そして、眉つばシリーズとしては
緑茶のダイエット錠剤も・・・
緑茶飲んで一ヶ月で4キロやせれる 、なんてサイトがあれます。
でも、よく読んでみると、
食事自体がかなりのダイエット食で、そこに毎日緑茶を何杯か飲む、という・・・
で、眉つばの中でもよくわからないのが
爪を強く、早く成長させる?というシロモノ。
皆さん、いろいろ考えはります。
◆ ズバリ、洒落にならんミスとは!
呆れたミスとは・・・
この右のページにあります。
もうわかった方もいらっしゃるでしょうね。
↑コレ!
なんとカップにバーコードのついた値段シールを貼ったまま!!
赤札じゃないのがせめてもの救い。
有閑マダムよ、暇があるんだから値札はとってくれ・・・。
何気なく「間違い探しゲーム」まで提供してくれるなんて、
ニクいFAMIGLIA CRISTIANA です。
一号で4日分ものブログネタを与えてくれるなんて、さらにニクい!
(同じ号くまなく調べたら、もっとありそう・・・)
このミスは、さすがの私も目を疑ったので
こうと断定する前に思わず検索した私。
(世の中ほんま、わからなんしなぁ・・・)
つるっとしたもんやで・・・。
◆ 東洋人差別を感じるジェスチャー
FAMIGLIA CRISTIANAですが、
いろんな分野にわたっての家庭雑誌でしたが、
ファッション先進国イタリア(?)ですから、
中にはファッションや生活雑貨に関しての記事もあるのです。
昨日の記事に載せた号では、『お茶一杯の中の世界』というタイトルで、
各国のお茶にちなんだ、その国の女性のファッションを特集していました。
まぁ、コンセプトとしては面白いのですが・・・。
タイトルページは、すぐに日本風。(でも淹れてるのは日本茶じゃないと思う)
『なんやこれ、陶芸家の下で修行中の女性でしょうか。』
という感じの、ちょっと不思議な白人女性です。
頭の『お箸』も、修行の合間にいつでもすぐにご飯がかきこめる、といった風。
詳細を見ると、この「KIMONO」とテーブルは、無印から出されている
れっきとした日本製品なんですよね。(帯はちゃうで。)
↑これはインド風。
シルク100%のワンピースが、着ようによっては、素敵かも。
そして、これがモロッコ風です。
モロッコは上記の他国と比べるとイタリアに一番近く、昔からの交易も深く、
南イタリア人なんて、彼らアラブ系と混血という感じなのに
この程度の知識かいな・・・
夏服・冬服をごっちゃに、エスニックなちゃち臭いアクセサリーと一緒に
やたらめったら重ね着しただけ、みたいな・・・。
アラブ女性にターバンはないわな・・・。
まぁ、この手のお笑いは、日常茶飯事です。
お茶がベースですから、もちろん、中国もあります。
この中国風白人モデル、なんで携帯もってるんだろ・・・
(しかも日本風のと同じ『帯』の使いまわし・・・)
むむ?
ありゃ~~・・・・よく見ると、携帯ちゃうやん!
いつもの、両眼の端をつる、
あの最悪なジェスチャーやん!
仮にもこれは、たて前博愛主義クリスチャン向けの雑誌やで・・・。
そう、私も子供の頃から、通りがかるイタリアの野蛮なジャリに、
このジャスチャ―と
『チン・チュン・チェン~~』
という文句で嘲り笑われた、あのジェスチャー!!!!
あの頃は、子供だったので、てっきり
『無教育な子供のする馬鹿げた差別行為』
だと思ってガマンしていたけれど、
大人になっても、今なお、何の考えもなしに、
このジェスチャーをやる人は多いのです。
それも、悪気は無い、という本人の思い込みで。
悪気がないからいいじゃない、と思えばよいのかもしれないけれど、
う~~~ん、本当のところはどうかなぁ・・・
根っこには、やっぱり、あの頃の子供と同じ
白人独特の優越感と、白人以外は野蛮人、という気持ちがひそんでいて、
それが、イタリア人独特の馬鹿正直さによって現れる
差別ジェスチャー
じゃないか、と思うんですよね。
だって、やられるたびに、やっぱりちょっと傷つくもん・・・
私だけが持つ子供の頃のトラウマだろうか。
特にこの見開きに関しては、
隣の美しく上品な英国風モデルが、わざわざパンツスタイルになってるところが、
どう見ても植民地に赴任した夫についてきた有閑英国マダム、
という感じで、更に彼らの優越感を感じさせるのですが・・・。
(だって、どう見てもスカートの方が合ってるシチュエーションだと思いません?この場合)
日本では子供の頃から
「人の身体的違いをけなさない・ジェスチャーで真似して嘲らない」
と教育されますから、こういうのってちょっと考えられない。
でも、イタリアではそう教育されないから、
大人になっても皆平気でやってます。
友達や同僚でも、親日家と思われる人でも、私の前でやりますよ、
このジェスチャー。
そうなると、
『友よ、お前もか。』
と、もう、一緒に笑うしかないけど・・・。
っていうか、もうそろそろ、私も目尻を吊らんとあかんようになってきたので・・・
『ま、そう見てくれるなら、いっか』
っていう気持ちもちょっとだけ・・・。
さて、これらの写真をよくよく見ていたら・・・
とんでもない、お笑いオブジェクトを見つけました。
「ウソでしょ~なんとかしてよ~~」
という感じの。
皆さんはわかりましたか?
それとは・・・?
(つづく)
◆ ズバリ、イタリアで一番売れてる週刊誌!
これは、当たりそうで当たらない、
特に日本の方には当たらなくても無理ないことだと思います。
私だって『へぇ~』と思いましたから。
(でも、部分的には皆さん正解者でした・・・。)
正解は、コレ↓
FAMIGLIA CRISTIANA ( ファミリア・クリスティアーナ)
英語にして、CHRISTIAN FAMILY
日本語にしても、クリスチャンの家庭。(ジャンル、とは言えませんね・・・。)
なんともまぁ・・・さすがカトリック大国。
1930年代の初刊以来イタリアでの定期刊行誌の王道を突っ走ってきたらしいのです。
じゃ、いまだにイタリア人って、皆敬虔なクリスチャンなの?
という疑問が出ますよね。
ではちょっとページを開いてみましょう・・・
ローマ法王のキプロス訪問に関しての記事。そのタイトルも『忍耐と愛』。
このような、期待通りの記事は最初の方に出てきますが、
他を見てみると・・・
↑子供へのお小遣いに関する記事
『家庭』の問題としては、大切ですよね。クリスチャンじゃなくても。
↑国内旅行へのいざない・・・
北のトレンティーノ・アルト・アディジェ州(アルプス)が特集されていました。
家族円満という写真は忘れません。
↑あるワインの産地の紹介。
赤ワインはキリストの聖なる血に例えられますからね。
↑新婚カップルに、ダブルベッドいろいろ。(6月だったから?)
敬虔なクリスチャンの家庭にはクリスチャンをが育つ、
産めよ増やせよ、というのが今も昔もモットーです。
毎回欠かせないのが、お菓子や料理のレシピ。(ほり子さんちょっとだけ正解~)
今回は、お茶を使ってのレシピでした。
一度だけの読みっきりじゃなくて、
一週間見える場所に置いておかせるのに欠かせないのが
週刊テレビガイド。(どくとるくまさん、ちょっとだけ正解~)
よい家庭には、いつもテレビがついているのです。ははは。
その他、スポーツの記事(まだ勝つ気満々だったころのワールドカップについて)
(旺角さん・この指さん、ちょっとだけ正解~)
数独やクロスワード、間違い探しのページもあります。
(hashimotoさん、ちょっとだけ正解~)
などと、ページをめくってみると、
内容は、いわゆるご~く一般的な家庭生活雑誌で、
どちらかというと、女性(主婦)向きかなという感はありますが、
まぁ、どの年齢層の人もまぁまぁの暇つぶしができる「良好」な内容。
よく考えると、クリスチャンの家庭、という基本は押えているみたいですが、
軽く読む分には決して押し付けがましくないのが、
現代のFAMIGLIA CRISTIANA。
でないと、売れませんよ、いくらなんでも。
きっと昔のものはもっと宗教じみてお固かったんだと想像します。
そして、この週刊誌の強みは、定期購読がほとんどなんですね。
つまり、毎週おうちに届くので、買い忘れが無い。
なんだかダラダラ買い続けちゃうっていう・・・。
私は、昔から購読している夫の実家で読みます。
30分くらいは暇つぶしできます。
FAMIGLIA CRISTIANA様様です。
と、最期までページをめくりましたが、
皆さん、
何か大切なジャンルが足りないと思いませんでしたか?
イタリアでっせ。
そう、実はね・・・・。
(つづく)
◆ サッカー口論で殺人事件
先日、ドイツのハノーヴァーのある小さなBARでたまたま居合わせた
ドイツ在住のイタリア人男性2人(40代・サルデ-ニア島とカンパーニア州出身のピッツァ職人)と
ドイツ人男性1人が、お互いの国のチームは歴代のワールドカップの試合に何回勝ったか、
などという論争を始め、激しい口論になりましたくt。
ドイツ人男性は、その場をいったん去りましたが、
ちょっとたってから戻ってきて
『さっきの話の続きを外でしようじゃないか。』
と言い、立ち上がったイタリア人男性の頭を突然ピストルで撃ち即死させ、
隣にいたもう一人のイタリア人男性に向かっても発射、
この人も、後に病院で亡くなりました。
犯人(42歳)は手配中、まだつかまっていません。
サッカーの試合に関しての論争が過激になるのはよくあることだけれど、
殺したいと思うまでの憎しみを抱くというのは、
やはり尋常じゃないですよね。
ことワールドカップに関しては、2006年にドイツにて行われた際、
ベスト4に入ったイタリアと地元ドイツが対戦して、ドイツを負かしている実績があります。
その後イタリアが優勝したのですが、
その辺りから、ドイツ・サッカーファンのイタリアへの憎しみは強くなったみたいで、
今年のワールドカップでも、あるドイツ人歌手が
イタリアのことをボロクソにけなしながら
『とにかく、イタリアさえいなくなれば、それでいい~♪』
とシツコク言う内容の歌を出しているのがニュースでも出ていました。
それにしても、その二人のイタリア人も、
今回のワールドカップでイタリアは、すっかり負け逃げしてるんだから、
おとなしくしていればいいのに、
ドイツがここまで勝ち進んでいる時に、
一体なんでまた相手の領土内において、激怒させるようなことを言ったのか・・・
2人だったからついつい強気に出たのかもしれないけれど、
こんな死に方って・・・。
新聞には、
『事件の裏にはマフィアの抗争が絡んでいる場合もある』
と書かれていましたが、
この手の殺人事件って、
一見普通に見えるようで実は精神異常な人の怖さについて考えさせられます。