◆ 東洋人差別を感じるジェスチャー
さて、昨日紹介した、イタリア一売れてる週刊誌
FAMIGLIA CRISTIANAですが、
いろんな分野にわたっての家庭雑誌でしたが、
ファッション先進国イタリア(?)ですから、
中にはファッションや生活雑貨に関しての記事もあるのです。
昨日の記事に載せた号では、『お茶一杯の中の世界』というタイトルで、
各国のお茶にちなんだ、その国の女性のファッションを特集していました。
まぁ、コンセプトとしては面白いのですが・・・。
タイトルページは、すぐに日本風。(でも淹れてるのは日本茶じゃないと思う)
『なんやこれ、陶芸家の下で修行中の女性でしょうか。』
という感じの、ちょっと不思議な白人女性です。
頭の『お箸』も、修行の合間にいつでもすぐにご飯がかきこめる、といった風。
詳細を見ると、この「KIMONO」とテーブルは、無印から出されている
れっきとした日本製品なんですよね。(帯はちゃうで。)
↑これはインド風。
シルク100%のワンピースが、着ようによっては、素敵かも。
そして、これがモロッコ風です。
モロッコは上記の他国と比べるとイタリアに一番近く、昔からの交易も深く、
南イタリア人なんて、彼らアラブ系と混血という感じなのに
この程度の知識かいな・・・
夏服・冬服をごっちゃに、エスニックなちゃち臭いアクセサリーと一緒に
やたらめったら重ね着しただけ、みたいな・・・。
アラブ女性にターバンはないわな・・・。
まぁ、この手のお笑いは、日常茶飯事です。
お茶がベースですから、もちろん、中国もあります。
この中国風白人モデル、なんで携帯もってるんだろ・・・
(しかも日本風のと同じ『帯』の使いまわし・・・)
むむ?
ありゃ~~・・・・よく見ると、携帯ちゃうやん!
いつもの、両眼の端をつる、
あの最悪なジェスチャーやん!
仮にもこれは、たて前博愛主義クリスチャン向けの雑誌やで・・・。
そう、私も子供の頃から、通りがかるイタリアの野蛮なジャリに、
このジャスチャ―と
『チン・チュン・チェン~~』
という文句で嘲り笑われた、あのジェスチャー!!!!
あの頃は、子供だったので、てっきり
『無教育な子供のする馬鹿げた差別行為』
だと思ってガマンしていたけれど、
大人になっても、今なお、何の考えもなしに、
このジェスチャーをやる人は多いのです。
それも、悪気は無い、という本人の思い込みで。
悪気がないからいいじゃない、と思えばよいのかもしれないけれど、
う~~~ん、本当のところはどうかなぁ・・・
根っこには、やっぱり、あの頃の子供と同じ
白人独特の優越感と、白人以外は野蛮人、という気持ちがひそんでいて、
それが、イタリア人独特の馬鹿正直さによって現れる
差別ジェスチャー
じゃないか、と思うんですよね。
だって、やられるたびに、やっぱりちょっと傷つくもん・・・
私だけが持つ子供の頃のトラウマだろうか。
特にこの見開きに関しては、
隣の美しく上品な英国風モデルが、わざわざパンツスタイルになってるところが、
どう見ても植民地に赴任した夫についてきた有閑英国マダム、
という感じで、更に彼らの優越感を感じさせるのですが・・・。
(だって、どう見てもスカートの方が合ってるシチュエーションだと思いません?この場合)
日本では子供の頃から
「人の身体的違いをけなさない・ジェスチャーで真似して嘲らない」
と教育されますから、こういうのってちょっと考えられない。
でも、イタリアではそう教育されないから、
大人になっても皆平気でやってます。
友達や同僚でも、親日家と思われる人でも、私の前でやりますよ、
このジェスチャー。
そうなると、
『友よ、お前もか。』
と、もう、一緒に笑うしかないけど・・・。
っていうか、もうそろそろ、私も目尻を吊らんとあかんようになってきたので・・・
『ま、そう見てくれるなら、いっか』
っていう気持ちもちょっとだけ・・・。
さて、これらの写真をよくよく見ていたら・・・
とんでもない、お笑いオブジェクトを見つけました。
「ウソでしょ~なんとかしてよ~~」
という感じの。
皆さんはわかりましたか?
それとは・・・?
(つづく)
FAMIGLIA CRISTIANAですが、
いろんな分野にわたっての家庭雑誌でしたが、
ファッション先進国イタリア(?)ですから、
中にはファッションや生活雑貨に関しての記事もあるのです。
昨日の記事に載せた号では、『お茶一杯の中の世界』というタイトルで、
各国のお茶にちなんだ、その国の女性のファッションを特集していました。
まぁ、コンセプトとしては面白いのですが・・・。
タイトルページは、すぐに日本風。(でも淹れてるのは日本茶じゃないと思う)
『なんやこれ、陶芸家の下で修行中の女性でしょうか。』
という感じの、ちょっと不思議な白人女性です。
頭の『お箸』も、修行の合間にいつでもすぐにご飯がかきこめる、といった風。
詳細を見ると、この「KIMONO」とテーブルは、無印から出されている
れっきとした日本製品なんですよね。(帯はちゃうで。)
↑これはインド風。
シルク100%のワンピースが、着ようによっては、素敵かも。
そして、これがモロッコ風です。
モロッコは上記の他国と比べるとイタリアに一番近く、昔からの交易も深く、
南イタリア人なんて、彼らアラブ系と混血という感じなのに
この程度の知識かいな・・・
夏服・冬服をごっちゃに、エスニックなちゃち臭いアクセサリーと一緒に
やたらめったら重ね着しただけ、みたいな・・・。
アラブ女性にターバンはないわな・・・。
まぁ、この手のお笑いは、日常茶飯事です。
お茶がベースですから、もちろん、中国もあります。
この中国風白人モデル、なんで携帯もってるんだろ・・・
(しかも日本風のと同じ『帯』の使いまわし・・・)
むむ?
ありゃ~~・・・・よく見ると、携帯ちゃうやん!
いつもの、両眼の端をつる、
あの最悪なジェスチャーやん!
仮にもこれは、たて前博愛主義クリスチャン向けの雑誌やで・・・。
そう、私も子供の頃から、通りがかるイタリアの野蛮なジャリに、
このジャスチャ―と
『チン・チュン・チェン~~』
という文句で嘲り笑われた、あのジェスチャー!!!!
あの頃は、子供だったので、てっきり
『無教育な子供のする馬鹿げた差別行為』
だと思ってガマンしていたけれど、
大人になっても、今なお、何の考えもなしに、
このジェスチャーをやる人は多いのです。
それも、悪気は無い、という本人の思い込みで。
悪気がないからいいじゃない、と思えばよいのかもしれないけれど、
う~~~ん、本当のところはどうかなぁ・・・
根っこには、やっぱり、あの頃の子供と同じ
白人独特の優越感と、白人以外は野蛮人、という気持ちがひそんでいて、
それが、イタリア人独特の馬鹿正直さによって現れる
差別ジェスチャー
じゃないか、と思うんですよね。
だって、やられるたびに、やっぱりちょっと傷つくもん・・・
私だけが持つ子供の頃のトラウマだろうか。
特にこの見開きに関しては、
隣の美しく上品な英国風モデルが、わざわざパンツスタイルになってるところが、
どう見ても植民地に赴任した夫についてきた有閑英国マダム、
という感じで、更に彼らの優越感を感じさせるのですが・・・。
(だって、どう見てもスカートの方が合ってるシチュエーションだと思いません?この場合)
日本では子供の頃から
「人の身体的違いをけなさない・ジェスチャーで真似して嘲らない」
と教育されますから、こういうのってちょっと考えられない。
でも、イタリアではそう教育されないから、
大人になっても皆平気でやってます。
友達や同僚でも、親日家と思われる人でも、私の前でやりますよ、
このジェスチャー。
そうなると、
『友よ、お前もか。』
と、もう、一緒に笑うしかないけど・・・。
っていうか、もうそろそろ、私も目尻を吊らんとあかんようになってきたので・・・
『ま、そう見てくれるなら、いっか』
っていう気持ちもちょっとだけ・・・。
さて、これらの写真をよくよく見ていたら・・・
とんでもない、お笑いオブジェクトを見つけました。
「ウソでしょ~なんとかしてよ~~」
という感じの。
皆さんはわかりましたか?
それとは・・・?
(つづく)