4iiii(フォーアイ)導入とケイデンスの不思議
表題を見て、ランナーの皆さんは皆目見当つかないと思います。
興味のない方はジャンプしてください。
これですが、箱だけではわかりませんね。
中身はこれです。
自転車乗りの中で最近はやっているというかかなり普及しているパワーメーターです。
これを自転車につけると下の写真のように自転車とペダルをつなげることになります。
こんな感じです。
で、何をするかというと、ペダルを回すチカラを計測する機械です。
自分の非力を数値で実証してくれます。
これで自分の実力を認識し、ロングライドするときに実力以上のチカラを出さないようにして、継続して効率よく漕ぎ続けるようにするものです。特に実力が伴わない私のような貧脚の持ち主にも必須というネット情報がありますので、今回導入しました。
さて、購入したところなんですが、このPROBIKEKIT(プロバイクキット PBK)というイギリスの通販サイトなんです。
外国通販サイトで最も有名なのがWiggle(ウイグル)というイギリスのサイトなんですが、ウイグルは国内通販サイトのAmazonのように簡単に発注できますし、普通に何週間もかからないで送られてきます。
しかし、PBKは以前バイクシューズを買ったときには2か月くらいかかって別のシューズを待ちくれず買ってしまって、その後にPBKからも送られてきて、一時期2足のバイクシューズがあるという状態になったことがあり、イマイチ信用できませんでしたが、
今回、このサイトをチラチラ見ていたら、どこよりも安く売っています。しかも私の短い脚用の長さの165ミリというサイズもありまして、ポチッちゃいました。
そういう感じで、この棒を発注したところ、2月末に発注し3月初旬に来たので、2週間程度だったと思います。早いし、輸送状況を確認できて、「あ~今イギリスを出たんだね」とか「日本の通関まで来たんだね」とかがわかり、安心して待つことができます。以前上記のシューズを購入したときはまったくわかりませんでしたから、とても改善したなあと感じました。ちなみに、国内に入った段階で消費税がかかります。今回は千円ちょっと配送の日本郵便の方に自宅に配送されたときにお支払いをして領収書をもらいました。
早速、これをスポーツデポのナミヒラさんにお願いし、つけてもらいました。
この棒には横にANT+と書いています(通常、この手のものは無線でつながりまして、方式にANT+とブルートゥースの2方式が一般的)。現在私はiPhoneでZWIFTをやっていまして、iPhoneはANT+に対応してないので、一瞬、iPhoneにつなげれないのであれば、ZWIFTをどうやってやろうか困りました。
そこで、ナミヒラさんがちょっとググってくれて、4iiiiのアプリをスマホにアップしてこれとパワーメーターを同期させればiPhoneとブルートゥースでつながりました。本当に機械に疎いと、今の自転車のりは前に進めません。でも、悩むところはみんな同じのようで、そういう悩み事をちゃんとサイトにアップしてくれるようで、本当に助かります。
今回、導入の目的はもちろん実走のときにも使いますが、現在、自宅の中でやっているZWIFTという自転車を固定して画面を見ながらあたかもいろいろなコースを走っているかのようにできるアプリなんですが、これでちゃんとしたパワー値を計測してもらいたいということで導入しました。ちなみに以前はスピード・ケイデンスセンンサーを自転車につけて、これでZWIFT内でスピードとケイデンス(1分間にペダルを回す回数)からZWIFT上でパワー値を出してくれましたので、それでも対応は可能だったんですが。
まずは、パワー値を計測するための儀式であるFTPにチャレンジします。これまたわからない単語ですね。FTPとは「Functional Threshold Power」の略です。日本語でいえば「実効出力閾値」となるようで、日本語にしてもわかりません。意味としてはその人が1時間維持できる限界の平均出力(W)となります。つまり、1時間継続して漕ぎ切れるチカラなんです。
これを計測できる機械がこの棒(パワーメーター)なんです。
実は昔から国内外でこのパワーメーターはいろいろな会社で売ってるんですが、10万円程度、いやそれ以上の物もある、それはそれは高価な代物です。なんぼ何でも買う気になりません。というか買えません。
それで海外通販を見てみると半額以下になります。ようやく買えそうかもしれない程度の気持ちになりますが、それでも4万円くらい。高い買い物ですが、買っちゃいました。
(このZWIFTの画面はFTPではありません。)
それで早速昨日ZWIFTでFTPを計測するライドを選択してやってみました。ウォーミングアップのあとに20分間、一生懸命に自転車をこぎます。汗だくで床にポタポタ落ちて、ようやく20分の計測時間が終了し、息切れがなかなか収まらない状況で吐きそうになりながら終了。
パワーはそれなりに出てよかったなあ(まあ、140W程度ですが)と思ってましたが、ケイデンス(1分間にペダルを回す回数)がどうも以前よりも全然上がりません。
上のZWIFTの画面の赤く109と書いているのがパワーで、その右に小さく81と書いているのがケイデンスです。このパワーメーターを付ける前はスピード・ケイデンスセンサーという別の機械でやっていたんですが、それほど回さなくても80は簡単に出てたのに、今回のパワーメーターではなんぼ踏ん張っても80に行くかどうかです。
以前のケイデンスが間違ってたのか、今回の棒の方がおかしいのか不明です。
今晩、別に導入したサイクルコンピューターであるガーミン530にもこの棒を接続してみてケイデンスを計ってみようと思います。僕の貧脚のパワーが赤裸々に暴かれます。どうなうことやら・・・。
これがガーミン530(スピード、ケイデンス、パワー、ナビと色々なことを表示してくれる優れもの)
機械の進歩になかなかついていけないカナダでした。
<追記(令和3(2021)年3月10日>
昨日のケイデンスが正常値ではないのではないかという疑惑について。
無事解決しました。
まず、ガーミンと4iiiiをつなげて自転車をこいでみたら、ZWIFTが50台なのに、ガーミンは70台でした。やはり、ZWIFTのケイデンスの常時はおかしいことが証明できました。
じゃ、何がおかしいんだろうと4iiiiのアプリについてみたり、ネットでググったりしてましたが、パワー値が出なくて不具合になっているネットはあったんんですが、ケイデンスがでないというのはまったく1つもありません。
ここで、困った時のナミヒラさんにメールをして一休み。
そうだと、ZWIFTの方はどうだろうとZWIFTの設定をみましたが、特に変なところはなく、今度はZWIFTを始めるときに、これにスピードやケイデンスは、これとつながってるよと表示される画面があることに気づきました。
それを見てみると、、、
実は以前からつけていたスピード・ケイデンスセンサーの信号をZWIFTがキャッチしていてたようで、スピードの信号は4iiiiからキャッチしているような数字がならんでいるんですが、ケイデンスの方は自転車に今となっては不要の長物のスピード・ケイデンスセンサーからキャッチしているよと書いています。
そこで、別にZWIFTの画面に掲載されていた4iiiiの数字が書いているケイデンスの絵の方をクリックすると、まあ不思議。
実際に自転車で改めてZWIFTでライドをしてみると、ZWIFTのケイデンスとガーミンのケイデンスが一緒になりました。
ふ~よかった。よかった。
ナミヒラさん、ご迷惑をおかけしました。
今日からまた6週間ビギナー練習を始めます。楽しみ~
まだ4週間目ですが、何か?