カムイの杜トレイルランは14キロでリタイヤしました。
旭川の最高気温32度の予想。ホテルで朝風呂に入り、一番気になっているぎっくり腰を保全するためにキネシオテープを腰の縦に2本、横に3本貼ってがっちり固定した。腰はこれで大丈夫だと思う。
朝から暑かったが、森の中を走るので序盤はそれほどジリジリ感はなし。受付のところでイナッチさんにあったが、足をひねったようで、この日は10キロのスイーパーとのこと。レースには出ないとのこと。くじけない女性である。
今回私が参加する23キロのコースは、イナッチさんがいうには一部走れないところがあるが、ほぼ走れるとのこと。
受付後、車に戻るところでゴロウさんとサットちゃんに会った。初トレランがんばってと言われた。
9時スタート、ゆっくり走り始めた。熊鈴がなっている。10キロの折り返しを超えて1本目のゴムのところまで走る(23キロでは途中で3本のゴムをとっていかないと失格になる。)。途中、アップダウンで何とか走り続ける。この時は周りが歩いても走り続ければ前の選手を抜けると思い、地道に走り続けた。1か所目のエイドで水をもらって、山へ。いきなりのぼりで歩き続ける。前の選手も同様。そのうち、鉄塔のある人一人歩ける程度の幅の急坂を上り続ける。はじめて参加した札幌と北広のペアが後ろから声を掛け合いながら登る。完全に山登りである。かつて上った西別岳の急坂の3倍くらいの長さだった。登っても登っても頂上につかない。途中大きな木が倒れているところで一休みした。そこでペアは先に。先に休んでいた地元旭川の方と一緒に上り始めた。もう少しで頂上というところで左ふくらはぎを攣る。激痛が走り、動けなくなった。同行していた旭川の方が足を引っ張ってくれて10分ほどでようやく回復した。
その間、道をふさいでいた私の足を何人もの選手がすみませんと言いながらまたいでいった。なんとか回復し、頂上で休んでいるとスタッフの方が冷やすものを持ってきてくれてふくらはぎを冷やして、ゼリーをくれて落ち着いた。
レースを続けますか?どうしますと言われ、行きますと答えて10メートルくらい走ったところで、今度は両足の膝の内側に痛みが走り、走るどころか歩くこともできなくなった。ここでうずくまっていると何人もの選手に大丈夫ですかと声を掛けられたが、動くことができず、何とか立ち上がっても一歩も歩けない状態。周りを見るとスタッフが来たので、手を挙げてリタイヤしますと伝えた。14キロだった。あと9キロ。帰宅後に水を見たらカラだった。あそこからエイドの水のみを頼りに走ったら、きっと、また、攣ってしまうだろうとリタイヤの決断はよかったと思った。回収してくれたスタッフもあそこでなかったら奥の回収は大変だったので、いい地点で判断したと思いますよと言ってくれた。
日向で立ち往生してたら、その時に周りにいた選手が日陰に行った方がいいと言って、動けないんですと言ったら、両方の腕を肩にかけてくれて2人で抱えて日陰に移してくれた。ここで回収の車を待って、車に回収され、ゴール地点に送ってくれた。既にゴールしている方もいて、その横でとことこと歩いて受付テントに向かうときはなんか情けなく感じた。リタイヤしないで、少し休めば復活できたかもしれない、遅くても完走できたかもしれないと感じながら受付でチップをとってもらって、私の初トレランレースは終わった。
そのときは足もだいぶん回復していたので、まだ、頑張れたかもしれないとも思ったが。既にごろうさんもゴールしており、2時間38分だったと思う。しばらくしてサットちゃんもゴールしてきた。すばらしい。
私は敗残兵のようにさびしく遠い駐車場へとぼとぼと歩いて行った。風呂に入り5時間かけて釧路に帰った。行きは三国峠経由、帰りは富良野経由トマムインターから高速に乗って、途中の駐車場で、ちょっと寝ては走るという感じだった。帰ったら、女房とカラス亭で夕食をとり、私の誕生日のケーキを買ってきてくれていてそれを食べて、娘から送ってきた父の日のプレゼントをもらって、レースではだめだったが、思い出に残る59歳の誕生日だった。
その後、なぜ、足がああなったのか自分なりに考えた。ふくらはぎの攣ったのは、おそらく登りはゆっくり走るか歩くかになり、下りでは否応がなく走らされて、ペースが一定にならないトレランの走り方により、足に負担がかかったことによるものと思う。暑かったので水はちゃんと飲んでいたと思う。帰ったら水袋が空っぽだったのがその証拠。1リットルを飲んだということになる。ふくらはぎの攣るのは水を飲むことの他にゼリーを持っている人がいた。やはりそういうものが必要と感じた。研究が必要。それと頂上で走り始めて両足の膝の内側の痛みで動けなくなったのは、昨年の暑かった鰺ヶ沢トライアスロンのレースでバイクで足を使い切り、ランに入ってすぐになった時の症状とまったく同じだった。これはバイクの練習をすることにより、ここを訓練すれば、痛まないようになるのか研究が必要である。ぎっくり腰はキネシオテープのおかげで何ともなかった。
今回、最終的にリタイヤを決めたのが鰺ヶ沢でも経験した膝の内側の筋肉の痛みによる徒歩もできない状況です。ネットで調べてみたら、なんと鵞足炎(がそくえん)でした。鵞足炎は膝の内側を押すと痛みます。または、膝の内側から腰までつながっている縫工筋(ほうこうきん)も痛みます。今も押せば痛いです。治すには安静だそうです。今は押せば痛みを感じますが、日常生活では不便や痛みを感じないので、とりあえずアクアは休みます。今後レースのときにまた起こらないようにするためには、今回はワコールのCX-Wを履いたので大丈夫と思いましたが、以前鵞足炎になったときにキネシオテープを細く縦に切って、縫工筋やその下の薄筋に貼っていたことがありました。次のサロマの時にはキネシオを貼って走ろうと思います。そのうえにタイツを履くかどうかはもう少し方法を考えます。