遭遇 | サロマ・アゲイン  そしてロングトライアスロンへの挑戦

遭遇

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ちょっとありました。

翌日です。
昨日は、いつものように街に向かって走りました。走り始め好調感を感じたので、いつもの10キロ走以上走ろうと走っていました。いつものように駅の地下道を走っていると、膝を抱えて座っている男性がいます。酔っ払いかなあと思いながら通り過ぎるつもりでしたが、気になって声をかけてみました。

すると顔を上げた男性は男の子でした。

カナダ「どしたの?」
男の子「家出してきました。」
よくみると男の子は靴をはいていません。
カナダ「靴はいてないじゃないか。」
男の子「はい。家を出て走ったときに脱げちゃいました。」
カナダ「理由はともかく、こんなところにいたら風邪をひくぞ。帰ろう。」
男の子「お母さんとケンカして出てきたし・・・。」
カナダ「どうして、お母さんとケンカした?」
男の子「一生懸命勉強しても成績が上がらず、お母さんに言い訳を言っているようで。自分がいやになっちゃって・・・。もう死んでもいい・・・。」
カナダ「バカなことをいうな!! さあ、帰ろう。家はどこだ。」
その間も涙を流し続ける男の子。私も涙を拭いていやり、抱きしめてやりました。
カナダ「さあ帰ろう」
男の子「はい。帰ります。おじさん、ありがとうございます。おじさんが声をかけてくれなかったら帰る気持ちにはならなかったと思います。」
カナダ「もう遅いし寒くなってきたから早く行こう。」

そうして駅から男の子の家までの1.5キロの道のりを話をしながら、一緒にてくてく帰りました。

おかあさんとおとうさんに成績が芳しくなく、色々と言われたことが溜まって我慢できなくなったようでした。

それでもお母さんは心配しているはずだから、家出したことをまず謝って、これからまた頑張るといいなさいよと言って彼の家で別れました。

悩みながらも頑張っている少年の姿を見て。心の中で「ガンバレ」と呟きながら、帰途につきました。当然帰りは快走できましたよ~

夜中11時のできごとでした。