読書が趣味の北 南です。

 読書に本格ハマりしたのは高校生の頃でした。

 現在は育児と家事に在宅ワークに忙しく読める本の量が減ったのが悩みです。

 

 

ライトノベルの金字塔! スレイヤーズシリーズ

 

 

 私が本格的に本……ライトノベルにハマったのはこの作品がきっかけです。

 アニメ化、映画化、コミカライズ化している作品です。

 ゲーム化もしていますが、私がしたのはちょっと特殊なタイプのゲーム(多重作品のクロスオーバー)でした。

 完結したと思っていましたが、最近になってまた続きが書かれています。

 

 

スレイヤーズとは

富士見ファンタジア文庫で販売中のライトノベルシリーズです。

古典的なファンタジー世界でありながら、癖のある登場人物達。

主人公である女魔道士と剣士の冒険の本編。

番外編として女魔道士と自称ライバルとの珍道中の短編集もあります。

個人的には短編集のほうが好きです。

読むと笑って元気になれます。

あらすじ

  • 本編

盗賊虐めが趣味の自称、美少女天才魔道士のリナ。お宝を奪った盗賊に襲われているところを助けた美形の剣士ガウリイと出会い共に旅することになる。

盗賊虐めが趣味で悪人に人権はない! を、豪語する魔道士のリナ。

凄腕で伝説の剣を持つしそれを使いこなせる美形剣士だが記憶力ゼロのガウリイ。

ちょっとずれた魔道士と剣士コンビの二人に関わるのも個性豊かな面々。

キメラにされてしまった真面目と思いきやややお茶目な面もある魔法剣士。

大国の姫君で巫女でもあるが、正義かぶれで肉弾戦も得意な巫女姫。

相棒に所構わず愛をささやく男と素っ気なく受け流す女というトレジャーハンターコンビ。

謎が多く敵か味方か怪しいが主人公にたまに利用され揶揄われる謎の神官。

彼らの旅は世界の命運を大きく揺るがす大騒動となっていく。

 

  • 番外編

悪人に人権はない! 気分が赴くまま旅を続けるリナの周囲はトラブルだらけ。自称、リナの最大にして最後のライバルを名乗るトラブルメーカーの女魔道士。

二人が関わる相手はこれまたくせ者。

史上最強の平和主義者に村人よりも弱い剣士。騎士を目指すが超がつく貧弱坊やと過保護なバケモノな自称、良家の奥様。千の偽名を名乗る本名不明の魔道士。ドラゴンをペットにしている魔族。身体を無くした首なし騎士。個性豊かというよりも奇人変人との珍道中。

 

 

概要

世界観は世界を滅ぼそうとする魔王とそれに従う魔族。魔王と敵対する神。エルフやドラゴンと言った古典的なファンタジーな世界観。

出てくるキャラクターもファンタジーらしいキャラクター。

けれども、登場するキャラクターが一癖も二癖もあるのが特徴。

美少女だけれど盗賊虐めが好きで口よりも手や足や魔法が出る魔道士。

美形で凄腕の剣士だけど、記憶力ゼロで常識知らずのお人好し。

知的美人の見た目をしているが、服のセンスは悪の女幹部の奇人女魔道士。

王道の設定でありながら、珍奇な現象が起きて楽しめる作品です。

登場キャラクター

  • リナ・インバース

本作の主人公で基本として彼女の一人称で書かれています。美少女を自称している魔道士で、天才美少女魔道士を名乗っています。作中で、美少女は疑問視されますが天才というのは疑問視されていません。背が低く胸がないことがコンプレックスでそれを指摘されると物理的な反撃に転じます。

魔道士ですが、剣士としてもそれなりの実力の持ち主です。

  • ガウリイ・ガブリエル

本編でのリナの相棒である剣士です。剣士としては超がつく一流で伝説の勇者が使っていた剣を持っている一族の末裔です。これだけ言うと、完璧なように思えますが記憶力が悪く世界への常識もあまりなかったりします(作中でリナが解説をする必要をもつ疑問を抱くキャラクターという立場でもあるのが理由でしょうが)リナの自称、保護者としてリナと共に旅をしています。

  • 白蛇のナーガ

番外編でのリナの相方的なキャラです。ただし、毎回として必ず登場するわけではないです。リナへ勝負をふっかけてきてそれから腐れ縁となった女魔道士。リナと違い長身でスタイル抜群ですが、服装は悪の女幹部のような露出過剰と言う奇抜なファッションの持ち主です。本編には出ていませんが、本編登場キャラと接点があります。生粋のトラブルメーカーキャラです。

アニメ展開

アニメ化が五回ほどされています。

原作を途中まで再現している無印。

無印で記されなかった第一部での話を描いたNEXT。

アニメオリジナルストーリーのTRY。

かなり年月がたって描かれた一部と二部を少し混合させたREVOLUTIONとEVOLUTION―R。

無印以外では一行の同行者としてアニメオリジナルキャラクターが登場します。

また映画もありますが、映画は基本として番外編の時間軸でガウリイは最後の作品以外に登場しないのが特徴です。

 

 

 

アニメと原作の違い

アニメなので残虐な表現や残酷な描写がかなり減ってマイルドな表現になっています。

ただし、第4期と第5期は深夜放送だったからかその残酷な描写が描かれています。

またTRYなどはちょっとあくどい表現があったりします。

また原作ではさほど旅に同行しなかった魔法剣士のゼルガディス。巫女姫であるアメリアがしっかりと登場して旅を面白おかしくしてくれます。

殿はなしからでも楽しめますが、やはり最初の無印から見るのがおすすめです。

個人的なおすすめ巻

おすすめの話をおすすめします。

原作

スレイヤーズ一巻

記念すべき第一作です。リナの冒険はここから始まったと言える物語です。盗賊に襲われていたリナはガウリイに助けられる。盗賊から奪ったお宝に何か秘密があったらしく、そのことから様々な事件に関わることになる。この話を読まなければスレイヤーズは語れません。

アトラスの魔道士

アニメ化もされていますが、原作とはかなり違う話です。けれど、小説の第二部完結を読むならばこの話は無視できない物語です。

街中で英気を養っていたリナ達に仕事の依頼が入る。リナは雇われる予定ではなかったが、魔族が関わっていることから逆にやる気になってしまう。街中で得意の大規模魔法は使えない中で様々な思惑が重なり合う街。リナは真相を暴くことができるのか?

聖王都騒乱

アメリアが登場する物語です。ある事情から聖王国と呼ばれるセイルーンに訪れたリナとガウリイ。そこではお家騒動が起きていた。リナはかつて知り合ったその国の第一王子からの依頼でお家騒動に関わるがそこには魔族の手も伸びていた。

アニメとは違う設定が目立ちますが、どちらも面白い作品です。

魔竜王の挑戦、死霊都市の王

第一部の完結編という物語です。魔族に命を狙われているリナ。対抗策と原因を探るためにリナは伝説の魔道書を追い求める。魔族でありながら魔王に離反した魔竜王。魔王の腹心である冥王。様々な思惑が重なりながらリナを巻き込みそして、戦うことができなかった。

デモン・スレイヤーズ

第二部完結であるこの作品。リナが趣味の盗賊虐めをしていたときに世界が変わる。魔族の力が強化され異常現象が各地で起きる。そして魔族からサイラーグへ来るようにという要請が入るが、それを止めようとするが、魔族も現れる。リナ達はサイラーグへ向かうがそこでリナを待ち受けているのは驚くべき存在だった。

アニメ

無印

アニメの基本的な物語です。第一作を描いた作品の後に番外編的な珍道中などが描かれています。アニメオリジナルストーリーも描かれておりギャグテイストでとても楽しめるのが特徴です。

15~17話のアニメオリジナルストーリーは楽しめます。

NEXT

自分の妄想で作った邪神を盲信する変人王女が登場します。かなり一方的な逆恨みでリナを恨んで行動します。原作オマージュの話では番外編のナーガポジキャラです。

6~7話と、15~17話が特に楽しめました。

TRY

前編アニメオリジナルの物語です。同じ作者の別作品ロスト・ユニバースを見ると楽しくなる作品です(事実、この放送後はこれがアニメ化されました)

全編シリアスが強いですが、15~18はギャグテイストです。

REVOLUTIONとEVOLUTION―R

第一部でアニメ化されなかった部分と第二部の一部が流用されている作品です。

Rの6~8話も楽しめますし、Eの方は序盤である1話あら4話はギャグテイストで楽しめる作品です。

アニメは無印はかなりシリアスですが、その後の劇場版はギャグテイストです。

個人的にはごぉるでんがおすすめです。短編なので楽しめます。

最後に

スレイヤーズはかなり前に完結したとなっていましたが、最近になって第三部が書かれ間秘めました。第三部ではリナ達は遠く離れた地に飛ばされてしまいます。はたしてリナ達は故郷に戻ることができるのか?

他にもコミカライズや変わり種の作品もあり楽しめています。

シリアスとギャグが上手に混じっている楽しめる作品です。

 

 

 

 

 

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