異世界視点の飯テロ本 異世界食堂
今日は異世界食堂という本について語らせていただきます。
アニメ化したのをきっかけにして読みましたが、ネット版も書籍版もアニメ版、漫画版も好きです。
書籍・漫画版はアニメ版の影響を受けており登場キャラの設定が一部、変更があるのが特徴です。
異世界食堂とは
『小説家になろう』で連載されている(ただし亀更新です)のが原作の作品です。
異世界物ですが、異世界にきて帰れないのが基本ですが異世界と行き来可能な物語。
そして冒険も危険もなくただ登場キャラクターが料理を食べる物語です。
オムニバス形式で視点となるキャラクターは皆、違うのが特徴です。
あらすじ
会社のビル街近くの商店街にある『洋食のねこや』は平日営業。そして土曜日の特別営業がある。その特別営業の相手は異世界のお客様達。毎週土曜日に、異世界の各地に現れる『扉』をくぐって様々なお客は彼らにとって『異世界の料理』を食べ世界を大きく変わる
主要登場キャラ
- 店主 この物語の主人公? 祖父から異世界食堂である『ねこや』を受け継いだ料理人。料理の腕は祖父譲りらしい。なお、祖父はねこ好きだったが店長は犬好きらしい。独身。
- アレッタ 特別営業の土曜に働く異世界の『魔族』であるウエイトレス。種族の都合で仕事に決まらなく路頭に迷っていたが『ねこや』で働くようになり人生が好転していく
- 黒 特別営業のウエイトレスの一人。正体は異世界で神と評される存在の人柱、死を与える力を持っておりそれ故に不毛の大地で孤独に暮らしていたが『ねこや』で働くようになる。
解説
オムニバス形式なので時に主役である店主も出ないこともあります。
常連はあだ名として好物のメニューで名前を呼ばれ、食堂では本業のいざこざを持ち出さない。争いは禁止(何が美味しいかという口げんかなら許可)
この世界ではありふれた料理ですが、店主は丁寧に作るので美味しい。
高級料理では無く過程でも作れる料理も多々ありますが、食文化がさほど発展していない異世界では驚きの高級品として扱われています。
登場する客も多種多様で異世界ものの定番であるドワーフやエルフ、妖精だけではありません。時にモンスターと呼ばれる種族も本来なら討伐対象でも受け入れて食べる。
そこに身分も地位も立場もなく美味しい料理を楽しむ場所。
そこが異世界食堂です。
感想
冒険もなく物語があるわけでもない。
けれど、その料理が確実に一つの冒険を彩り時に助けとなり時に運命を作る。
そういう物語です。
過去に出た話が、しばらく立って重要な要素として出てくることもあります。
個人的にはやっぱりモーニングセットとカレーライスがお気に入りです。
なお、料理としては角煮が好きですが……。
最近の財布事情で、角煮のための豚バラブロック肉が買えないのが悩みです。
最後に
物語を読んでいるとちょっとこだわった料理を食べたくなる。
丁寧な料理を食べたくなるのが特徴です。
アニメも漫画も美味しかったりします。
異世界食堂と名が出ていますが、他にもケーキ屋やお酒も重視した話が出たりします。
どんな世界でも美味しいは正義なんだと思わせる作品です。
先日、娘が嘔吐しましたが夜中の9時に起きて空腹を訴えるぐらい回復しました。
なので寒天ゼリーを渡しましたが、寒天の量を間違えたのか崩れた緩い寒天ゼリー。
娘はいらないと拒否しました。
来年は喜んでもらえるのを作ろうと決意します。
来年はゼリーにしよう。
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