妊娠中の誰が悪いわけでは無い恨み
ふと思い出したのですが娘ももう四年と三ヶ月。息子も一年三ヶ月となりました。
ちょうど、この頃に産婦人科に行ったりして様子を見るようになりました。
娘を妊娠したのは結婚してわずか一ヶ月以内。
そんな妊娠中。はじめての妊娠だったからか食欲不振もつらく普段寝てばかりの初期。
落ち着いてきたので夫婦二人でちょっとよいところに食事に行く。
映画館へ二人で映画を見に行きたい。
そんな要望を持っていました。
実際に子どもを産むとおしゃれなレストランでの食事。映画館で映画を見るというのは不可能だと実感しました。
とはいえ、その要望は叶えられませんでした。
主に主人のせいですが……主人も悪くないので困った話です。
何しろ、主人が妊娠安定期に脱臼、ヘルニア、痔になって動けなくなったので……。
妊娠中の騒動
妊娠中というのはいろいろと大変でした。
私は最初の頃はとにかく眠気と食欲不振に陥っていました。
不思議なことで息子の時はそういったことがなかったのを覚えています。
それでも落ち着いたらやっておきたいことはいろいろとありましたが……。
かなうことはありませんでした。
睡眠中に肩が抜ける
最初の頃に起きた騒動です。夜中に突如、奇声を上げた主人。そして大暴れをしてしばらくしたら起こされて一言……肩がすごく痛い上に動かないとのことです。
時間は深夜。眠気を抑えながら肩が動かない主人の代わりに車を運転し深夜の病院へ……。
深夜ではわからず翌日、別の病院に行き脱臼だと判明してはめてもらいました。
その後、数年おきに肩を脱臼しました。
全て睡眠中での出来事でした。
寝ていた人が脱臼すると言うことを私は結婚してははじめて知りました。
主人は柔道をしていたので脱臼癖がついていたようです。
現在は肩の脱臼癖を治す手術を受けたのですが……。
とにかく大変だったのを覚えています。
布団を片付ける。庭の草むしりができなくなりました。
ヘルニアになる
主人の仕事は力仕事で重いものを運んだりします。
主人は過去の事故で半身が軽い麻痺があり歩き方に癖があります。
そういった事情から腰を痛めてヘルニアになりました。
ヘルニアになるのは仕方が無いのでしょう。
とはいえ、何も妊娠中にならなくても……。
結果として産後に休暇をとれなくなるくらい休暇を取りました。
痔で入院する
これが最大の騒動でした。
主人は痔になりました。
夜にシャワーを浴びていたら大量に血を流し貧血になり救急車に運ばれました。
救急車に乗って夜間に病院に……。
とても心配で義両親、両親に電話をかけました。
結果として痔だったことが判明。
夜中に義両親が車で迎えにきてくれました。
その後、主人は痔の手術を受けることで入院。
私は毎日、主人が入院している近所の病院へと着替えなどを運びました。
妊娠中に痔で入院する夫ってそうそう居ないと思います。
最後に
いろいろと騒動があり映画館で映画を見る。ちょっとおしゃれなレストランで食事をする。
そういったやりたかったことは全く出来ませんでした。
また出産前に教えておきたかった家事も全く覚えてくれませんでした。
主人が悪いわけでは無いですがどうしてもモヤモヤが残ってしまう話でした。
さすがに二人目の時はそんな珍騒動は起きずにすみました。
とはいえ、映画館で自分好みの映画を見る。
おしゃれなレストランで食事は予算の都合もですが大分、先の話になりそうです。