転生したらスライムだった件 紅蓮の絆を見ました
異世界転生もので代表的な作品で人気シリーズ転生したらスライムだった件。通称、転スラ。
その劇場版をようやっとDVDで見ました。
感想などを書いてみようと想いますがとりあえず満足する面白さでした。
転生したらスライムだった件とは
異世界転生ものの一つで人気作品。Web小説から書籍化、漫画化を始めアニメ、スマホゲーム化やスピンオフ作品も出ておりついに映画化までした作品です。
小説家になろうで連載されていた作品です。現在、完結済みです。
https://ncode.syosetu.com/n6316bn/
あらすじ
後輩をかばって通り魔に指された主人公は目を覚ますとスライムになっていた。異世界に転生した主人公は出会った竜種ヴェルドラにリムル・テンペストと言う名前をつけられる。転生したことで得たチート能力を駆使してみんなで楽しい日々を作るため行動する。
登場キャラクター
多種多様な個性豊かなキャラが登場しますが今回は劇場版に関与する。あるいは重要なキャラクターを紹介します。
リムル・テンペスト
主人公です。元は現代日本の商社マンで彼女いない歴年齢の自称、イケメンでした。後輩から慕われており不細工引きこもりの駄目人間ではないです。なお、庇った後輩は男性です。
転生した事に関しては後輩を守れたし死んだのだからと納得をしています。偶然にも出会ったヴェルドラに『リムル・テンペスト』と言う名前をつけられたことから彼の物語は大きく動き出します。単なる最弱モンスターと侮られるスライムながら魔王にまで成り上がるリムル。お人好しで仲間思い。そんな彼の冒険は時に笑え時に痛快で時に魔王らしいところがあります。
なお、スライムになったので無性で今世でも女性とそういうことは出来ないようです。
ヴェルドラ・テンペスト
リムルの盟友である竜種です。この世界でも四体しかいない最上位とされる竜種の一体です。性格はお調子者でチョロい性格をしています。竜種の中でも自分勝手に自由気ままな行動をしていることから邪竜と呼ばれ勇者に封印されました。(本竜は悪気がなく勇者も恨んでない様子です)リムルと出会いお互いが対等であるためにリムルに名付けをした後、リムルが共通の名であるテンペストをつけたことからヴェルドラ・テンペストと名乗り始めます。作中序盤では封印されていましたがリムルが魔王になってから復活。リムルが作る面白いモノに目をくらませておとなしくしています。また破壊以外の楽しみを見つけたのも大きい様子です。実は姉が二人いて二人には頭があがりません。
ベニマル達
リムルの配下である鬼人達です。元は大鬼(オーガ)と呼ばれる傭兵を生業とする種族です。里で暮らしていましたがオークによって滅ぼされた過去をもつ生き残り達です。リムルと出会い配下になり名付けられることで進化を果たしリムルに忠誠を誓いました。里長の息子だったベニマル。ベニマルの妹で姫巫女だったシュナ。リムルの第一秘書となったシオン。隠密担当のソウエイ。指南役で最年長のハクロウ。鍛治を得意とするクロベエ。それぞれ個性豊かなキャラです。彼らは劇場版でも重要な役割を果たします。
大賢者
リムルのスキルです。リムルの疑問に解説したり攻撃予測をとったり行動を予測したり打開策を判断。分析や解析などをするサポートスキルです。本来自我がないはずのスキルですが不思議な事に悠長に喋り時にリムルに苦言をいったりあきれたり嘘をついたりとどんどんと人間らしくなっています。が、当人? は否定しています。
ディアブロ
リムルに忠誠を誓う悪魔です。かなり乱暴かつむちゃくちゃな呼び方をしたのですがはせ参じた悪魔でリムルに対して異常なまでの忠誠心を抱いています。リムルには忠実ですがその実態はかなりやばい悪魔です。彼の正体を知った者からは彼に名付けをしたリムルのことを変人、バカ、とんでもないことをしやがった。などと、言われているあたりが彼のやばいところを証明していると思います。
重要用語
いろいろな用語がありますがとりあえず映画までに必要な最低限の知識です。
ジュラの森
リムル達が住む国がある森です。元はヴェルドラが封印されていることから諸外国は封印が解けることを恐れて人間のみならず魔王も不可侵の森でした。それ故にそこに暮らす魔物達はヴェルドラを守り神としてあがめていました。緑豊かで資源が豊富な森で現在はリムルの領地となっています。
名付け
魔物に名前をつける行為です。魔物にとって名前をつけられるのは『ネームド』と言う上位の存在になれるということなので誇らしいことなのです。ただし名付ける魔物は生命力や魔力などを分け与える行為なのでそう簡単にできない……のですがリムルはバンバンと名前をつけているのでリムルの配下は全員、名前があります。
スキル
異世界転生などでよくある特殊能力です。努力したら簡単に手に入ったりするありふれたモノからちょっと特殊、かなり珍しい。すごい能力などがあります。異世界からきた者達は大抵この特殊なスキルのすごい、珍しいのいずれかを会得しています。リムルも大賢者や暴食と言った強力なスキルを会得していたのが強さの秘密です。
Web版 書籍版の違い
書籍化するとWeb版が読めなくなることは多々ありますが転スラはいまでもみることができます。
書籍版とは違う展開やキャラ設定などがあったりするのが特徴です。そのためWebを読んでも完全にネタばれになることはありません。
なお、コミックやアニメ、映画やスピンオフは基本的に書籍版を元にしています。
スピンオフ
漫画作品になっていますがスピンオフ作品が七種類ほどあります。
ほのぼの日常系や番外編みたいな視点を変えた作品。もしも~な作品からタイムリープものなどもあったりします。
劇場版
それでは本題です。時系列としてはリムルが魔王になってからの物語で大きな戦争が行われる前という時系列です。完全オリジナルストーリーですが原作と矛盾のない作品です。
あらすじ
オーガの里が壊滅の危機に瀕している。その情報を聞いた傭兵をしていたオーガの一団は協力していた軍を脱走して故郷へはせ参じようとしていた。だが、脱走兵として瀕死の重傷を負わされる。そこをラージャ小亜国の女王『トワ』助けられ名前をつけられた『ヒイロ』それからしばらくしてテンペストに『ヒイロ』が訪れる。ベニマル達とヒイロの再会。トワに駆けられた呪い。そしてラージャ小亜国の裏で紡がれる陰謀とは……。
登場キャラクター
劇場版重要キャラです。
ヒイロ
オーガの生き残りです。外で傭兵をしておりクレイマンに雇われていました。ですが里が滅びそうと言う報告を聞きかけ参じようとしましたが殺されました。仲間全員の願いでヒイロ一人が名付けられ生き残りました。その後、里は壊滅してしまったと思い彼は名付けたトワに忠誠を誓いました。テンペストに訪れたことで他の生き残りと再会します。
トワ
ヒイロに名付けた小国の女王です。先祖代々、王族にしか仕えないティアラで毒の湖を浄化して国を守っていましたがそれ故にティアラの副作用で身体が衰弱していました。ヒイロを助け得るために名付けをしたのですが全員を助けることはできませんでした。国のために日々努力をしている優しい女王です。
女神
トワが使うティアラを与えた女神です。大昔にトワの先祖に与えたのですが副作用があり子孫にしか使えないという制限があります。その正体は……。
解説
作中ではヒイロがテンペストの一員であるオークに攻撃をしかけたりします。(とはいえ、故郷を滅ぼした種族なので当然ですが……)ベニマル達との再会でオーク達への怒りが解けます(元々、魔物は弱肉強食な考え方があるのも理由でしょう)
ヒイロとトワ。ベニマルとリムル。それぞれが関わり物語が深く関わっていきます。
その後の原作を知っている者達から見たら敵に対しては哀れみしか抱けません。
感想
原作として漫画も書籍も見ているので女神の正体と敵の目的を知るとあーあー。死んだな。あいつ……。としか思えなかったりしました。
異世界転生系としてある最強チートな主人公ですが周囲の人間模様。その人との感情などの描写から引き込まれる物語でした。
TSUTAYAレンタルの無料券で借りましたがよかったです。
最後に
転生したらスライムだった件。Web版は完結済みですが書籍版はまだまだ連載中です。
Web版と違う展開となっており最初はほぼ同じ展開でしたが後半になっていくにつれて独特の展開となりラスボスも違うキャラになりそうです。
無料のWeb版もよいですが書籍版や漫画、アニメなどもぜひ楽しんでください。
スピンオフもおすすめですよ。