毎月恒例のろくろの特訓の一日、集中講座を開催しました。
今日のテーマは、唐津粘土で片口を作るです。
片口とは、注ぎ口が付いた器のことで、お酒を注いだり、ドレッシングなどの汁物を注いだりする器として、よく使われている器です。
最近では、片口は注ぎ物としてではなく、小鉢としてもよく使われていますね。
今回は片口の本体と、注ぎ口のつくり方をひたすら練習していただきました。
午前10時にスタートし、約1時間かけて3種類の片口のつくり方を実際にご覧になっていただき、昼食をはさんで午後3時で終了しました。
今回使った粘土は、九州佐賀県の唐津焼から取り寄せしました。
ちなみに、唐津の粘土は大変渋みのある土で、茶陶では古くから一楽、二萩、三唐津と呼ばれている日本を代表する粘土なのです。
今回の集中講座で、制作した作品は、4月末の登り窯焼成で焼き上げる予定です。
薪の炎との相性がとても良いので、今から焼き上がりが楽しみです。
参加者の皆さま、今日は一日お疲れさまでした。