春の登り窯焼成開始。鹿に樹皮をかじら れた登り窯の前の木。 | 国立けんぼう窯のブログ

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 明日はいよいよ春の登り窯焼成の日です。いつもは4月末に行っていたのですが、今年は大雪だったために、準備が5月末になってしまいました。
 その大雪のせいで食べ物が少なかったのか、登り窯のすぐ前の木まで鹿の被害を受けてしまいました。(写真は鹿の被害を受けた一位という木)
 窯のすぐ横には高さ5メートルほどに育った杜仲茶の木がありますが、こちらも鹿の届く部分はすべて樹皮が食べられてしまい、今、ひん死の状態です。今ごろになり、少し新芽が出てきましたので、何とか持ちこたえてくれればよいのですが、、、。
 さあ、明日から気合を入れて登り窯の焼成を行ってきます。生徒作品が300点ほどの焼成になります。特に今回は、登り窯用に調合した、けんぼう窯のオリジナル粘土で作った作品の焼き上がりが楽しみです。焼成が完了しましたら、焼成風景と焼き上がりの作品を、何回かに分けてお見せいたしますね。今回はレンガ積みなおして窯の容積も少し大きくなったのでちょっとドキドキの焼成です。