終り良ければ全て良しなんだけど | こうさんのスイム日記

こうさんのスイム日記

ベンチプレッサー'こうさん'が趣味の筋トレ、スイムなどを通じて日々の生活を面白おかしく多様な話題で綴ります

準決勝で敗れた海老沼選手の三位決定戦。
旗判定で一度は海老沼選手の負け決定したけど、協議の末判定ひっくり返って海老沼選手銅メダル獲得した。
自分は知らなかったんだけど、北京大会後の改正で、審判三名のほかにジュリー三名‐沢田研二が三人いるのではありません‐パワー競技でいう陪審員のようなものですかね、主審の判定に対してビデオチェックなどで判定の合否を最終決定できる権限持った方たちがいるそうです。
シドニーでの篠原選手に対する大誤審の反省踏まえてのことらしいですけど。
道理で判定の覆ってる場面多いと思った今大会でしたが納得いきました。
ベンチプレス大会などでも判定がおかしいと思ったらセコンドが陪審員に異議を申し立て協議を行うことがあります。

今回の三位決定戦、双方技あり一個づつで延長戦に入り、途中海老沼選手の有効ポイントで決着かと思われたが有効取り消され、最終的に旗判定。
有効取り消されたとはいえ明らかに海老沼選手の攻勢が目立った試合だったので誰もが海老沼選手の勝ちを疑わなかった。
ところが、判定は青、相手選手の勝ち、たちまち会場内には大ブーイングが起こり、収拾つかなくなり思わずジュリーと言われる人の責任者が三人審判読んで明らかな白(海老沼選手)の勝ちだ、判定を覆らせろとの指示。
これによってもう一度旗判定で逆転させるという柔道の歴史上類を見ない判定結果となりました。

しかし、自分の気持ちはなんだか複雑です。
審判の役目・権限ってなんなんですかね。
大相撲では行事判定がおかしいと思ったら四方に鎮座する審判員から物言いがつきビデオチェックで判定覆るときもありますのでそういう手法どんどん取り入れるべきだと思う反面、人間が行う一瞬の動作を即座に判定するという審判の技術向上を図るというのも必要なんじゃあないかなと。