「自炊がいいのはわかってる。でも、具体的に何を選べばいいの?」

 

そう思っていた頃の私は、スーパーに行っても「安さ」と「お得感」しか見ていませんでした。カゴに入れる基準は、いつだって値段。自分の体が何でできているかなんて、考えたこともありませんでした。

 

でも、5年間の肌荒れと便秘から抜け出そうともがく中で、私の「買い物のルール」はガラリと変わりました。

1.「グラスフェッドって何?」から始まった、裏ラベルとの対話

自炊を始めたばかりの頃、商品の裏側にある「原材料名」を見ても、正直そこにあるのは呪文の羅列でした。

 

「グラスフェッド?」「エキストラバージン?」「平飼い?」

 

聞いたことはあるけれど、自分には関係ない、どこか遠い世界の言葉。 特に「グラスフェッド」という言葉に出会ったときは、「えっ、何それ?お肉のブランド名?」とポカンとしたのを覚えています。

 

でも、一つひとつ「これってどういうことだろう?」とスマホで調べながら、棚の前で立ち止まるようになりました。

  • 同じ牛肉でも、何を食べて育ったかで脂の質が違うこと。

  • 毎日使う油が、実は肌の調子に直結していること。

「私は今まで、自分の体が何でできているか、一度も確認したことがなかったんだ」

そう気づいたとき、なんだか自分の体に申し訳ない気持ちになりました。裏ラベルを見ることは、私にとって「自分の体をどう作りたいか」を自分に問いかける、大切な時間になったんです。

 

2.「安さ」よりも「納得」を選びたくなった理由

1パック500円近くする平飼い卵。 それまで「卵なんてどれも同じ」と思っていた私にとって、それをカゴに入れるのは震えるほど勇気がいることでした。

 

レジに向かうまでの間も、「本当にいいのかな?」「贅沢すぎないかな?」とソワソワ。

 

でも、その卵がどんな環境で育てられたかを知り、「これが私の明日を作る材料になるんだ」と納得して支払う。その瞬間、買い物はただの「消費」ではなく、自分への「ギフト」に変わりました。

 

「自分には、安い方で十分」

 

無意識にそうやって自分を後回しにしていた私が、100円の差で迷ったときに「私は、私にどっちを食べさせてあげたい?」と聞けるようになった。これは、私にとって自分を安売りしないための、小さくて大きな練習でした。

 

3.自炊は、自分を「丁寧にもてなす」時間

「いい食材」がキッチンにあると、不思議と「大切に食べよう」という気持ちが湧いてきます。

 

料理が苦手だった私にとって、以前の自炊は「面倒な家事」でしかありませんでした。でも今は、スーパーで納得できる食材を選び、それを自分のために調理するプロセスそのものが、自分を大切に扱う「セルフケア」の時間になっています。

 

劇的な変化はすぐには訪れないかもしれません。 でも、裏ラベルをじっと見つめて、「これなら安心」と思えるものを選ぶ。

 

その小さな積み重ねの先に、5年越しの悩みから解放された「今の私」がいます。 あなたも次の買い物で、一瞬だけ商品の裏側をのぞいてみませんか? そこには、自分を大切にするためのヒントが隠れているかもしれません。

 

【完璧じゃなくていい、私の「選ぶ」練習】

今でも、スーパーの棚の前で立ち止まることがあります。 疲れている日は、全部を「完璧」に選べないときだってあります。

 

でも、かつての私と今の私の大きな違いは、「自分の体に入れるものを、自分で納得して選んでいる」という実感があること。

 

高いサプリを買うよりも、高級なエステに行くよりも。 毎日使う油を一本、あるいは明日の朝ごはんの卵をパックごと。 「これなら私の体が喜んでくれる」と思えるものに置き換える。

 

その小さな「納得」の積み重ねが、私の肌を整え、お腹を軽くし、何より「自分を大切にできている」という自信をくれました。

 

5年前の私に伝えてあげたい。 「あなたが今日カゴに入れたその一本が、未来のあなたを助けてくれるよ」と。

 

まずは明日、スーパーで商品の「裏側」をそっとのぞいてみてください。 そこから、あなたの新しい毎日が始まっていくはずです。

 


 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

全3回にわたって、料理嫌いだった私が体質改善を通して気づいた「食」と「自分」の関係についてお話ししてきました。

 

かつての私と同じように、肌荒れや便秘に悩み、「何から変えればいいの?」と立ち止まっている方の背中を、ほんの少しでも押すことができればこれ以上嬉しいことはありません。

 

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また、あなたの「これだけはこだわっている!」というスタメン食材があれば、ぜひコメントで教えてくださいね。

 

それでは、また次の記事でお会いしましょう!