こんにちは。
あおい行政書士事務所 行政書士の中村です!
↓前回からの続きです
証人2名が帰られた後、
公証人から
原本と正本、謄本の違いや
遺言書の取扱方を説明されました。
原本は公正証書役場での
厳重な保管、
さらに電子化もして二重の保管
で確実に遺言書が安全に保管される話を聞き
正本と謄本を受け取りました。
本来だと
正本は遺言執行者や推定相続人が保管し、
謄本は遺言書が保管するのが良い
とのことでした。
(おそらく明確に定められている訳ではない、正本が無い状態で遺言が開始されたとしても、
謄本でも効力はあるそうです)
私の場合は、遺言執行者を夫にしているので、
家で正本も謄本も保管しますが
遺言執行者と遺言者が別宅の場合は
先程のように正本を遺言執行者が、
謄本を遺言者が保管する、
というのがスタンダードなようです。
ちなみに貸金庫で遺言書を保管することは
避けた方が良いそう。
貸金庫を開けるのに遺言書が必要となってくるので…というお話でした。
話が逸れました💦
正本、謄本と記載された封筒の中に
それぞれ遺言書を入れます。
これで、晴れて公正証書遺言の完成👏👏
そして最後に公証役場への手数料をお支払いして、これにて終了
公証人とスタッフの方にお礼を言って
公証役場を後に。
9時55分に公証役場に入って、
出たのが10時23分でした。
所要時間、約30分弱
私が思っていた以上に
あっさり(良い意味でね)、
そして簡潔に終わって、
ほっとしました。
次の記事でラストです