パパの母方の田舎へ行って来ました爆笑

数年ぶり!

伯母達(80歳以上)は軒並み認知症になっていて、介護が必要になっていました。
私によく電話をかけてきていた伯母も、家電話や携帯電話も掛けれないし、顔つきもあ変わっており、いかにも…って状況でした。

私の事は覚えてないだろうとは思っていましたが、パパの事も忘れていました。名前すら出てこない…。
パパ「5女〇〇の息子の〇〇だよ。」
叔母「で、そっちは誰?」
パパ「俺の嫁サン」
それを5分置きにやる笑い泣き

私は実家で、ひぃばあちゃんや祖父母と同居していた身なので老人が老いていくのに理解はあるので、何度言われても適当に説明する事も出来ますが、パパのショックは大で、途中「もう無理。何度目?」とその場を離れました。

料理上手な叔母だったのですが、ガスコンロをIHに変えてからなかなか使い方が覚えられないそうで、使用禁止に。
代わりに電子レンジで温めるだけのご飯を従姉妹が用意いるそうです。
レンチンを利用する、と言う記憶はあるらしく、熱いお茶が飲みたかったらしく、急須を丸ごとレンジに入れたそうで、プラスチック製の蓋の取っ手が完全に溶けてしまったとか…。
仕事から帰宅したら家がプラスチックの焼けた臭いが充満。
「何を燃やしたの?」って聞いても分からないって。
やっとの思いで臭いの元であるレンジを見つけ、扉を開けたら、丸焦げになった急須を発見したそうです。

従姉妹は、叔母を昼間はデイサービスに預け、夜は残業無しで帰宅しているそうです。
あちらこちらに張り紙がしてありました。
「娘の晩御飯は作らなくていい」
「洗濯機は"スタート"だけ押す」
「風呂は17時に"自動"だけを押す」
「デイサービスは9時から」
「シャンプー」「トリートメント」「石鹸」
「歯磨き粉は持ち出さない」
「鍵は掛ける」「お金は持っていかない」
ありとあらゆる事が書いてありました。

滞在中、デイサービスに行く叔母が「お金を頂戴」と私に言いました。
「何に使うの?」
「娘(従姉妹)がお金をくれないからお金が無い。」
「デイサービスはお金無くても大丈夫だよ。」
「何か飲みたい時も飲めないのよ。みんな飲んでるのに私だけ飲めないの。だから頂戴。」
勝手に渡して良いものか迷ったので、送迎のオジサンに「いつもお金を持たせてるいるんですかね?」
オジサンは「要りませんよ。〇〇さん喉が渇いたら、私達に言ってください。用意しますから。さあー、車に乗って行きましょう。」と促してくれるのだけど、なんやかんやと言ってなかなか送迎車に乗ってくれない笑い泣き
子どもの園バスに乗らないみたいな感じ笑い泣き

夜、BBQの用意。
「私がするけん、アンタは座っとって」と言う叔母ですが、従姉妹が「アンタは来んでよかけん!座っとり!」とキッチンから追い出します。
不服そうな顔の叔母。
私に「あの子は口が悪いけどこの家を建てたのよ。」的な話をめちゃくちゃ方言で喋って来ました。
半分くらい分からない笑い泣きけど、相槌打ちます。

九州最終日、別の伯母の家にも寄って挨拶をしました。
こちらはまだ顔つきもしっかりしており、名前を言えば「そうだったね!娘ちゃんは幾つになった?下の子(ドラ)はどうした?」としっかり受け答えをしているが、やはり5分後には「ごめん、何歳になったと?」と忘れている自覚はあるようでした。
私にも「アンタは変わらんね~。若いわ~。」と笑い泣き
「いやいや、伯母さん、若いんじゃなくて太ったんで、パンパンでシワがないだけなんですよ笑い泣き」と言ったら大笑いされました。
「そうね、歳を取ったら痩せたらいかんね。シワだらけになるもんね笑い泣き」と。
マダラな感じの記憶…

さて、パパの実家には行けなかった訳ですが、その間に田舎に行くと言う話はしてあったけど、一度も連絡もなかったです。
相変わらずな義父さんです。